講座参加者の感想

講座に参加された皆さんの感想を一部抜粋しました。

中村桂子 さん

(生命誌/JT生命誌研究館名誉館長)

「私たち生きものの中の私」

・「人間の事を考える時には数字ではなく、一人一人の事を考える」と言う言葉がとても印象に残りました。(8歳)

・ミミズがただのいきものかなと思っていたら、なんと地球の四大元素のひとつ「土」を作っていたということがびっくりしました。他にも人は80億人くらいいるけれど、唯一無二で、全く同じ人はいないということにも確かにすごいなって思いました。(10歳)

・人間の脳は効率を求めるという一言で、いろいろなことへの合点がいった。コンピューターは0か1かの世界で、人間の脳も〇か×かの方が簡単に判断できるから、楽な方に寄ってきているのが現代の脳なのだなと思った。神は人間を自らの姿に似せて作った、という話と、人間がコンピューターを自らの脳に似せて作った、という事が二重写しに感じられた。(高校3年生)

・ミミズが土を作るという話で、石灰を撒いてから30年観察を続けていたという実験を聞いて、生命のことは長い時間をかけなければわからないと感慨を深くした。すぐに結論を出さなければいけない風潮が恐いと思った。

・人間は自然の一部、当たり前に思っていましたが、あらためてその意味を深く考えさせられました。みんな同じ生きものであって、誰一人、一つでも支配することはできない。違いがあるのは当たり前で、共存することの大切さを強く感じました。

・「私は、私たち生きものの中にいる、その視点があれば戦争など起こらない。」この言葉に深く胸を打たれました。理不尽な争いに、一体ただの一個人の私に何ができるのか、と悲しい気持ちでしたが、この視点をまず私が持つこと、そして家族や周りの人へと伝える事、これが私にできる反戦活動なのかもしれないと感じました。しかし私はすぐ日常に埋没してこの思いを忘れてしまうので、毎年のオープントラカレ講座を、その視点を改めて持っていくキッカケとしたいと思います。

岩田誠 さん

(神経内科学/東京女子医科大学名誉教授、(一財)言語交流研究所理事)

食の医学史」 

・すききらいしないでたべたほうがいいんだなとおもいました。(小学1年生)

・食について色々なことが分かって面白かったです。特に、病気の原因を調べる実験に興味がわきました。脚気にならないよう気をつけようと思います。はじめ、岩田先生に会った時にすごく優しそうな先生でうれしかったです。(小学6年生)

・岩田先生の話は、毎回おもしろすぎて、情報量もすごいので、ずっとメモ取り続けてます!スライドがおもしろいので、小4の娘も絵を描きながら一緒に見られました。生命と生活、英語ではどちらもLIFEだと、あらためてオドロキました。時にこの両者は矛盾するけれど、両方を並び立たせることが生きること、LIFEなのかな、陰と陽の易のようだな、と思いました。

・医はサイエンスかアートか。実験されて、実証されたことを元にする医と、目の前の状況を想像力で対処しようとする医と両方必要なことなのだろうなと思います。岩田先生のようなサイエンスとアート両方に通じたお医者様がたくさんいらっしゃればよいなと思いました。医は仁術ということばを思い出しました。

・人間らしさとは何か?医療も、科学と芸術の狭間に在るのだということがわかりました。「食」というテーマも本当に面白い。ヒッポで私が好きなことの一つに「持ち寄り」があります。お昼ご飯をみんなで持ち寄って食べるのですが、それが大好きです。おいしく食べる、みんなで食べるということが本当に大切だと思います。食というテーマをもって人類の始まりに思いをはせることは面白いです。

・岩田先生の柔らかい雰囲気の中にある医師としての信念を感じ、多くのことを学ばせてもらう機会になりました。医学的な知識のみならず、これほどまでに幅広い知識と教養をもっていらっしゃることに尊敬の思いも強くなりました。

酒井邦嘉 さん

(言語脳科学/東京大学大学院総合文化研究科教授)

「音楽からことばと人間を科学する」

・色々なお話を聞いて、色々なことを思いました。特に、一番心に残ったことは、「やってみないと分からない!やってみるとおもしろい!」です。僕もこれを心にとめて頑張っていきたいです。酒井先生の研究は面白いと思いました。そして、研究以外のことなどもやってみたら面白そうだなと思いました。だから、ぼくもこれから様々なことにチャレンジしていってみようと思いました。まずはトロンボーンをしっかり続けてみようと思いました。この講座のおかげで、僕の学校の給食のときの時間に流れる曲にベートーベンの曲がよく入っているのに気づきびっくりしました。(小学4年生)

・今までは(一部の人に)経験上、臨床上で知られていたことが、酒井先生チームの研究で脳科学的に実証されたことは、今後の音楽教育や言語教育の常識を変えていける成果だと思いワクワクした講座でした。日々のすべての経験が脳のネットワークを形成し、唯一無二の自分を創造する。当たり前のようですが、どうも今一つ大切にされていない、忘れてしまいがちなことを改めて確信できた時間となりました。

・最高におもしろかったです!私自身、途中ブランクがありましたが長年ピアノを弾いています。ことばと音楽が同じという感覚はずっとありましたが、脳科学的に証明されたというのは感動でした。特に、フレージング(曲のまとまり)を理解するというのは文法中枢というお話は衝撃でした。ピアノを弾いていて、ある部分の区切りや強弱ををちょっと変えて弾いたとたんに「あ~、作曲者はこういうことを言いたかったのか!」と理解することがよくあります。その感覚は、多言語の中で「わからないけどわかっちゃう!」と似ているような気がします。

・音楽とことばを理解する文法中枢が同じことと、音楽的な知識がなくても、音楽を理解できることがリンクして、人間ならだれでもどんな言葉でも話せるようになる。と改めて言われたような気がして嬉しくなりました。ことばが分かる結果は同じでも、自然習得、獲得していきたいなと、プロセスの部分も聞いてみたいなと感じました。

・「大人になると何でも線を引きたがるけど、もともと何にも区別はない、音楽・芸術・美術・技術・科学など」という話が印象的で、最近先生の書かれた絵本を繰り返し読んでいるのもあり、納得しました。体から湧き出た「想い」みたいなもの「想像して創造したもの」を表現する形にいろいろあるだけなんですよね。

・音楽というと、楽器ができないとか、楽譜が読めないとか、カラオケが苦手とかで嫌いな人もいるかもしれませんが、幼い時からと思うと、歌を歌わない人はいないのではないでしょうか。なので全ての人の文法中枢が音楽を聴いて働いたのですね。音楽とか語学とか分けなければ、苦手とか、嫌いとか、思う必要もないことなような気がしました。私は聞いたこともない曲を弾くピアノの練習が苦痛で、音楽は苦手!と思ってしまいました。でも、私の文法中枢も人間なら絶対反応するはず。酒井先生の演奏素晴らしかったです!

坂田明 さん

(ジャズサックス奏者、ミジンコ研究家/東京薬科大学生命科学部客員教授、広島大学大学院生物圏科学研究科客員教授、(一財)言語交流研究所理事)

「いま命を生きることについて」

・何度もミジンコの映像を見せていただきましたが、今日は今までで一番綺麗!と思って見せていただきました。見えないくらい小さくても、環境が変化したらちゃんと子孫を残せるように耐久して、復活をする。命は何て素晴らしく作られているんだろうと感動でした。

・坂田さんのお話を聞いて、初めは反戦の話かと思ったけど、もちろんそれもあるだろうけど、命を大切に、命を生きる、自分もわからないけど一緒に歩こうと言われているようで涙が出そうになりました。東日本大震災の経験は心に深く浸みました。この人たちの前で自分は何もできない。確かにそうだけど、自分は生きていくことだけで役に立っている。みんなそうだという心からの叫びは、まっすぐに人間やっている素晴らしいことばと思います。言霊。そう、榊っちゃん(榊原陽さん)のことばにもそれがありました。

・「ダイナミックに壊しているつもりでも保たれている。」ということは、何も変えようとせずじっとしていると滅びてしまうということなのでしょうか。生まれて、貪って生きて、楽しむと同時に苦しんで、そして死んで、そうやって命が入れ替わっていくことで保たれていくものがあるなら、安心して今を生きて、未来に託して死んでいけるような気がしました。

・難しいことばを使わず、坂田さんのお話はいつもシンプルで分かりやすくて好きです。世の中は分からないことばかりだし、矛盾に感じることもたくさん!でもそれに悩む時間よりも、やりたいことやって、今を楽しんで、その積み重ねで「死ぬまで生きる」だけ。本当にその瞬間を楽しむことが生きることかなぁと、今は思います。坂田さんから出た「生きてることは苦しい」という言葉は、意外でした。苦しまないと成長しないのは、人間は確かにそうだけど、それも辛さと楽しさは考え方次第で表裏一体かなぁと思うので。私たちは振動している。ミジンコもすごい振動してましたね!小さい生き物と人間と同じように生きてると思うと、愛おしいなぁと思います。

・答えのない、その場で話すことを作っていく、まさに即興の音楽を聴いているような講座が、とても面白かったです。役に立たないといわれるゲノムが、実は環境変化したときにうまく適応したり、うまくいっているシステムも、生物のエントロピーに照らし合わせて、壊して新しくしていかないと廃れていってしまう話など、生物の自然の摂理が人間社会システムにも当てはまって面白い。

・演奏する時「今やりたいことが先に音にでていて後から自分で考えている時がある」というお話、とても面白かったです。ホームステイで言葉が先に出て後から自分が何を言ったのか振り返るみたい。いずれAIが、人間が感動する曲を作れるようになると何かで読んだことがありますが、坂田さんの演奏を聴いてこれはAIには作れない。やっぱり人間にしか作れない出せない音がある!と感じました。「命のあるものがやっていることは言葉にも音にも魂がある」とおっしゃっていましたが、本当に説得力のある音でした。今度はオンラインではなく生の音が聞きたいのでLIVEに伺います。そしてもっと真剣に今この時に向き合いながら楽しみながら、生きものとして過ごしていきたいと思います。

坂東昌子 さん

(理論物理学/愛知大学名誉教授、京都大学基礎物理研究所研究協力員、(一財)言語交流研究所理事)

「エネルギーって何だろう」

・理科の授業で少し発電方法のことをやったところだったので、自分が知ってる話だと興味を持って聞けました。原子力発電が一番効率がいいと思っていたけど、30%だけだと聞いて、それならわざわざ危険なやり方をしなくてもいいのかなと思いました。あと、太陽光発電のソーラーパネルが家の周りの空き地とか山に沢山設置されていて、それが10年後くらいには、そのソーラーパネルもゴミになって山積みになってるのかな、と思うと恐ろしいです。(中学3年生)

・毎回、かわいいイラスト、わかりやすい画面、何よりも、ばんちゃんの熱い思いとグッと惹きつけられる楽しい語り口に、2時間くぎ付けでした。ばんちゃんが一番大事にされていることは、どんな問題に対しても、自分の頭でしっかり考え、それをできるだけ様々な立場の人たちと一緒に考え、問題解決への糸口をワイワイ言いながら探っていくことが大切とメッセージをくださっているのかなと感じています。そして、それは正にヒッポのみんながやっていることだよと。また、多大な応援をいただいたようで本当にうれしかったです。

・興味と問題意識が尽きることがない2時間でした。坂ちゃんのシチズン・サイエンスの視点でもって、難しい内容をたいへんかみ砕いて、視覚的にも分かりやすくご説明いただいたことは、それを理解できている子供たちからの質問からも実感できました。こんな楽しい授業があったら、科学、そして人間社会との関わりについて、もっともっと興味が湧く人たちがいるのにと感じました。

・快適な生活を手に入れた見返りに、さまざまな環境問題が生まれて、今までは第三世界の人たちへ押し付けていた皺寄せが、ついに気候変動となって地球全体の規模として、自分たちにも迫ってきているという現実。課題を解決していくには、専門家である科学者と生活者である市民が協働することだという先生のお話は心から納得し、自分もそのひとりとしての自覚を持って行動していけたらと思いました。

・私は日本語の5母音の秩序を見つけたときトラカレにいましたが、その時、この私たちのような一般の若者が不思議と思ったことを探求し見つけていけることの大きな感動がありました。ばんちゃんのお話は、ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、いつもその時の感動と同じ種類の感動があります。不思議は身近にたくさんあって、それをいろんな人とわいわいしながらワクワク見つける、シンプルだけどアカデミックでそこに世界の最先端があるってすごいです。ばんちゃんのお話を聞きながら私たちもいい線行ってる!って思えるのがうれしかったです!

長江敏男 さん

(Pharma Business Consultant、岐阜薬科大学客員教授、(一財)言語交流研究所評議員)

「コロナ後を見据えて個人と組織の能力開発、人生双六デザイン」

・ながやんの「失敗をバネに変える」というのがすごくいい言葉だなと思いました。私は失敗したらそこで落ち込んでるというのが多かったのですがその話を聞いてすごくいいなと思いました。また、日本は偽りの優しさと聞いてなんとなくけんとうがつきました。理由は、日本は「嫌だな」と思っても人を傷つけないようにとしてるので「考えます」とか「時間をください」とか言ってはっきりNOと言わないからです。でも外国でははっきりNOと伝えるので日本は、偽りの優しさではないのかなと思いました。(小学5年生)

・お薬の話をされるのかと思っておりましたら、人生論を話してくださっていい意味でびっくりしました。とても面白かったです。成功体験を聞くのは好きだけど「失敗した」ことから次が始まるみたいなことは大変共感しました。失敗も成功もとにかくやってみなければないこと。行動することが大事だと思いました。

自分がこれからどう生きていくのか?と問うきっかけになる講座となりました。

・先生の子供たちへの眼差しがいつもとても温かいことに感動しました。失敗もするが諦めない、挑む、そして見極めて、またスタートする、常にinteractingを大切にというお話、響きました。

・今日のながやんのお話を聞いて、足踏みしている場合ではない。もっともっとチャレンジをしていきたいと思いました。

・コミュニケーションの決め手は語学力だけではない。何を、どこを目指しますかとおっしゃっておられましたが、私もまさにその通りだと思います。コミュニケーションには話す内容と何のためにそれをするのかという目的が大事だと思います。

鈴木淳 さん

(理論物理学、情報学基礎論/電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授)

「多量子の相関の不思議さ:2と3以上では何が違うのか?」

・最初は『りんごかもしれない』の絵本が出てきて、「もってるじゃん」と思いました。それから、知ってるので、自分で考えようと思いました。「人間かもしれない」「生きてるかもしれない」の絵を描きました。(小学4年生)

・ボロミアン環がつながっていないのに持ち上げるとつながっているということが、すごくびっくりしました。どういう構造になっているか知りたくて、ぼくも紐で作ってみたいと思います。わかったような、わからないような。。。話がどんどん難しくなっていったけど、面白かったです。(小学5年生)

・私も根っからの文系で数式は大の苦手です。難しい数式を「りんご」と「さくらんぼ」で表現してくださったおかげで凄くわかりやすかったです。数学って机に向かって計算することだと思い込んでいましたが、実際に手を動かして謎を解く数学があるなんてびっくりしました。

・やっぱり難しい分野であるだけに、一度聞いたぐらいではなかなか理解できませんが、2つと3つ以上の関係性の違い、3つ以上になると一気に複雑になるところは、ひもや友達関係をたとえにして、とてもわかりやすく実感を持って聞くことができました。三本のひもで示してくださったボロミアン環は面白かったです。それぞれは関係を持っていないのに全体を見ると関係性がある!とても興味深いです。

・話を聴けば聴くほど量子は面白いけど難しいです。空間も時間も関係ない? 何者?実際私達にどのように関わってくるのか想像でしません。私的にはボロミアン環の不思議に感動しました。

・とても難しい領域を覗くことができました。具体的な例をもとに話してくださったので、なんとなくわかったような気分にもなりましたが、まだまだ一部だけです。でも、そこから始まるのだと思いました。多様なつながりというのは、今まで聞いて来たほかの講座にも通じるところがありました。それが、目には見えない、一つ一つはつながってないのに、実は全体がつながっているというのが、不思議でした。でも、そこが量子の本質なんでしょう。わからないけどなんとなくわかる気がするというのも、ヒッポに通じるところで、おもしろいと感じました。

大塚淳 さん

(科学哲学/京都大学文学研究科哲学専修准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター因果推論チーム客員研究員)

「なぜ数学で世界が理解できるのか?「科学の文法」としての統計学」

・ベイズ統計の内在主義的正当化が気に入った。確からしさを更新するベイズ統計と、間違える確率を考える古典統計、どっちも統計で「池の赤い魚」など同じことを考えるのに考え方が全く違って面白いと思った。(中学2年生)

・自分の中にある感覚を根拠に判断をするのは、AIがどんなに進んでいこうとも、必要なことなんだろうな、と思いました。例えば翻訳機を使っても、正確にはまだ翻訳されないし、その通りに捉えてしまったら解釈がずれてしまう場合もある。だから、全て機械任せなのは良くない。疑問に思って、それを論理的に考えて答えを出す営みが大切なのだと思いました。(高校2年生)

・「哲学は好きだけれど、統計学は難しそうだからきっとほとんど私にはわからないだろう」と思って参加したのですが、「科学は人間の集団的営み」という大切な視点をいただき、今期の全オープントラカレ中で一番楽しい気持ちで聞き終えることが出来て、自分でも驚きました。

・哲学とは?統計学とは?から始まり、コトバとしての統計学、これからの統計学・・・と、とても分かりやすいお話で、自分たちを取り巻く社会のことにますます興味がわきました。「科学は人間の集団的な営み」や、「何がわからないか言語化して伝えることが重要」「聞き手はその話をじっくり聞いて、その分からなさを一緒に共有することが重要」は、まさにヒッポの活動と同じだと思いました。「ことばと人間を自然科学する」ことが、すべて繋がっていることに改めて感動しました。

・初めは統計学がご専門の先生かと思って聞いていましたが、それは科学のコミュニケーションツールの1つとして位置づけられた上での、壮大な人間にかかわる世界、春のオープントラカレ講座を束ねるようなお話になっていて引き込まれていきました。とかく、私のような年配者は文系・理系と垣根を作って考えがちですが、ヒッポ育ちの先生はこれからの科学者に相応しいハイブリッドな領域を進まれていることを確信しました!私もこれまで「あたりまえ」と決めつけてきたことをあらためて見つめ、考え直してみようと感じました。

・大塚先生の講座、とってもエキサイティングで面白かったです!(と書けることに今、とても驚いてもいます!)特に、これからの統計学についてのお話が大変興味深かったです。「我々は、コウモリが見る『世界』を理解することができるだろうか?」「AIが見る『世界』を理解することはできるのだろうか」という大塚先生のことばを聞いて、統計学を哲学するというのは、そこに「心」があるかどうかなのかなと思いました。それは「”人間のように”生きるとはどういうことか」という問いと繋がっているように思います。この講座を通して、全く無縁だった「統計学」が私の世界にやってきました!多言語の新しい扉が一つ開いたような感覚で、とてもワクワクしています!