私どもNPO法人学修デザイナー協会は、「誰もが夢中になれる、学びの創造」をテーマに、教育学や心理学、脳科学の知見を活用し、学習者一人ひとりを観察し、思考ツールやICTを活用した授業デザインづくりとその実践に取り組んでいます。
当協会の活動の一環として開催しているのが、年に一度の『学修デザイン研究会全国大会』です。この大会は文部科学省の後援のもと、今年で通算14回目となります。
今年のテーマは「新しい授業デザイン」
探究学習が本格的に導入されてから2年が経過しましたが、課題設定や生徒の自主性を引き出す方法などに悩む先生方が多いようです。そこで本大会では、「新しい授業デザインの創造」をテーマに、教育現場での実践に役立つ最新の取り組みやツールを紹介し、具体的な事例が公開されます。
今年はOECDにおける「教育とスキルの未来2030(E2030)」学生と教師のサミットがパリで開催されます。当協会はこのプロジェクトに研究パートナーとして参加し、未来の教育に向けた取り組みを行っています。
また大阪万博共創チャレンジに参加し、福島県の高校生と各国大使館、大阪府の小学生と企業DXチームが探究授業において連携を図りました。これらの事例、研究についても本大会にて報告される予定です。
2024年8月10日(土)10:00~16:00
今年はオンラインと現地会場でのハイブリッド開催となりました。
○オンライン:zoomによるリモート参加
○会 場:亀戸文化センター・第2研修室 東京都江東区亀戸2-19-1(JR亀戸駅徒歩1分)
【参加費】 無料 教育に関心があるならどなたでも参加できます。
・令和6年度学修デザイン研究会全国大会の趣旨
・デジタル図書館「PABLOS」を使ったブレンデッド・ラーニングによる進行について
○10:10 基調講演
「新しい授業デザインの創造」
広島県公立中学校教諭(理科)、広島大学附属東雲中学校教諭(理科)、比治山大学現代文化学部子ども発達教育学科教授を経て2022年より同学部長。学外でも広島市こども文化科学館サイエンスショー講師、スーパーサイエンスミュージアム企画委員長、広島市文化財団・マツダ財団「感動塾・みちくさ」指導講師など、広く子どもたちの学習に関わっている。NPO法人学修デザイナー協会の創設メンバーとして関わり、2020年に理事長に就任。
○10:40 基調講演・発表
「探究成果を大阪万博で発表するチャンス
~Team EXPO 2025プログラム・大阪万博共創チャレンジの取り組み」
「TEAM EXPO 2025」プログラムとは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みのこと。「TEAM EXPO 2025」プログラムにおいて、企業、教育・学術・研究機関(大学・研究所等)、国・政府関係機関(独立行政法人等)、国際機関、自治体、NGO、NPO法人、各種団体、個人など、 様々な方々との共創チャレンジが展開されています。
学修デザイナー協会は、このTEAM EXPO 2025 共創チャレンジとして「探究リンク」プロジェクトに参加しています。これは全国の大学・高校の起業クラブや、探究教育の指導法に悩む教員の皆様を支援しながら、万博に向けて、大学・高校で、毎年ビジネスコンテストを開催。学生による新規プロジェクト開発(SDGsに即した課題解決)を促進するものです。
2025年の万博ではパビリオンにて、探究リンクプロジェクトに参加している小中高大学の探究学習の成果を発表する機会を提供します。今回は探究リンクプロジェクトの実践報告を行うとともに、協会参事の高槻英明氏にリモートにてご登壇いただき、このプログラムに参加するチャンスをご紹介いただきます。
高槻英明(2025年日本国際博覧会協会 広報・プロモーション局 企画部 共創推進課 参事)
岡山県出身。2000年(株)髙島屋に入社。婦人服部門で催事企画や売場運営を10年経験後、法人営業部で営業担当や商品企画ディレクターに従事。2021年3月より公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に出向し、現在に至る。
ー 11:40 昼食休憩
○12:40 研究発表「探究の達人への道」
探究学習が本格的に導入されてから2年が経過しましたが、課題設定や生徒の自主性を引き出す方法などに悩む先生方が多いようです。学修デザイナー協会の理事が取り組んでいる教育現場での実践に役立つ最新の取り組み、具体的な事例を公開します。
・探究学習を校内に浸透させるためのはじめの一歩
・クラウドファンディング、メタバースを使った探究チャレンジ
・探究学習における教員のロール変化
発表者
吉井 毅(理事 江戸川学園取手小学校教諭)
磯西重行(理事 枚方市立東香里小学校教諭)
荒 康義(理事 福島県立郡山高等学校教頭)
森 祐介(武蔵野学院大学・武蔵野短期大学事務局次長・兼任講師)
○14:40 探究学習における知識創造ツールの活用
探究学習の課題はいかに児童・生徒に主体的に思考させるかにあります。学修デザイナー協会では10年以上前からさまざまな知識創造ツールを活用し、授業の活性化に大きな成果を上げてきました。新しい授業デザインを創造する上で役立つ、マインドマップ、フューチャーマッピング、オンライン学修プラットフォームの実践報告と、その活用方法について公開します。
・思考を見える化するマインドマップの技法
・内発的動機づけに役立つフューチャーマッピングを使った授業
・オンライン学習プラットフォームの活用
発表者
磯西重行(理事 枚方市立東香里小学校教諭)
佐久間賢志(理事 朝日学園朝日塾小学校教諭)※録画参加
特別ゲスト
小仁聡(ユームテクノロジージャパン株式会社 執行役員/株式会社ラーニングシフト代表取締役)
1980年生まれ。上智大学在学中にウィスコンシン州立大学に留学し、チャーター・スクールという公設民営型学校設立に関する「教育行政学」や世界の教育制度の比較を学ぶ「比較教育学」を学ぶ。千葉県内のフリースクール、学習障がい児の支援などにも関わる。大学卒業後、株式会社ビジネスコンサルタント、アルー株式会社などを経て、株式会社ラーニングシフトを設立。ユームテクノロジージャパンには2018年に参画。100年時代の学びをアップデートするべく、HRテクノロジーを活用した事業開発、組織開発コンサルティングを提供している。
主な著書「ブレンディッド・ラーニング~新リモート時代の人材育成学~」
○15:10 ワークショップ「ICTによる先生の働き方改革」
山積み状態の先生方の事務作業は、全部デジタルで効率化しませんか?業務の生産性を高めたい方、空いた時間を子どもと向き合う時間に充てたい方のために、ICTを活用した業務効率化について、最先端の方法をご紹介し、ワークショップにて体験していただきます。
・クラウドでファイル管理
・オンラインで指導案作成
・職員ポータルサイト
・家庭への電子連絡板
・掲示物、動画作成
前多昌顕(五所川原市立五所川原小学校教諭)
青森県プログラミング教育研究会発起人で事務局長。初任の頃よりICTの教育活用に興味を持ち研究を進める。いったんICT教育と距離を取り、研究対象を思考ツールにしたが、プログラミング教育必修化をきっかけに再開する。マイクロソフト認定教育イノベーターエキスパート2018-2021、Education Exchange 2020日本代表、Best Leaning Activity Award受賞、日本初のFlipgrid認定教員レベル3、Google認定教育者レベル2、embot認定ティーチャー、NPO法人学修デザイナー協会理事で学修デザインシート開発者。
主な著書「先生のためのICT超高速業務ハック 時間を生み出すデジタル仕事術」「先生のためのCanvaハック60+α 全仕事に役立つ万能ツール活用術」その他多数
○16:00 閉会
ー 17:00 講演者・協会理事を交えた懇親会(自由参加)
※上記の一部だけの参加もできます。お申し込み後、当日ご都合の良い時間にご参加ください。