2025/8/22更新
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---8/25(月)---
13:20~13:25 開会の挨拶
13:30~15:00 (1)「ガラスと超高圧」
西山宣正 先生 (住友電気工業株式会社)(座長:増野敦信)
15:10~16:40 (2)「ガラス科学と地球科学」
菅原 透 先生 (秋田大学)(座長:渡邉 学 )
ガラスや鉄鋼は、地球表層に最も多く存在する酸化物である二酸化ケイ素(SiO2)を含む鉱石を溶融して製造される。このときSiO2は、鉄鋼製錬ではスラグとして捨てられるが、ガラスの製造では重要な主成分として利用される。ガラス溶融炉や溶鉱炉は地下で岩石が溶けてマグマが発生する様子を人工的に模擬しているとも言える。それらの鉱石の特徴や溶融ケイ酸塩物質の性質を解明することは、地球科学だけでなくガラス製造や鉄鋼製錬にも関係する学際的なテーマである。講演ではガラスとその原料を地球科学の観点でレビューする。
17:00~17:40 ポスターセッション①(研究紹介、研究室・会社紹介)【コンベンションホール】
17:45~19:00 企業紹介セッション①(AGC、大興製作所、ニコン、日本板硝子)【コンベンションホール】
【各企業の全体スライド説明7分、ブース説明15分 × 3ターン】
19:10~ 夕食(本館1階)
20:00~ 研究交流会
--8/26(火)---
8:00~9:20 朝食(本館1階)
9:30~11:00 (3)「ガラス材料の分子シミュレーション: その歴史と現在」
大窪貴洋 先生 (千葉大学) (座長:手跡雄太)
分子動力学(MD)計算は、計算機の出現とともにガラスに応用され、1970年代にはSiO2ガラスにも応用された。計算資源やポテンシャル精度の向上により、ガラスの構造・物性・反応の理解が飛躍的に進展し、現在では多成分系やガラスの反応、相転移などの現象も高精度でシミュレーションできるようになっている。本セミナーではMD計算のガラスへの応用の歴史と最近の研究事例を紹介する。
11:05~11:45 ポスターセッション ②(研究紹介、研究室・会社紹介)
12:00~13:00 昼食(本館1階)
13:10~14:40 (4) 「ガラスの可能性を広げるハイスループット実験による組成探索と構造理解」
岸 哲生 先生 (東京科学大学)(座長:寺門信明)
材料研究では組成の選択が成功の鍵を握るが、ガラス材料においてガラス化を左右する要因は十分に解明されておらず、実際に試作しなければ判断できない。我々は創薬スクリーニング技術を参考に、マイクロウェルとスラリーコンビナトリアル法を組み合わせたハイスループットマイクロ溶融システムを開発した。これにより、組成を連続的に変化させた多数の微小試料を一括作製し、迅速なガラス化範囲の評価と分光スペクトルの統計解析による構造単位の定量化が可能となっている。本講演では、組成探索と構造解析への新しいアプローチと、その特徴や利点を紹介する。
14:50~15:30 ポスターセッション③(研究紹介、研究室・会社紹介)
15:35~16:55 企業紹介セッション②(住友電工、日東紡績、日本原燃、日本電気硝子、HOYA)
【各企業の全体スライド説明7分、ブース説明15分 × 3ターン】
17:15~19:15 夕食(バーベキュー)
19:15~ 研究交流会(コンベンションホール)
---8/27(水)---
8:00~9:10 朝食(本館1階)
9:30~11:00 (5)「高レベル廃液ガラス固化技術の開発-トラブル対応を中心に」
坂井 彰 先生 (日本原燃株式会社/東北大学)(座長:増野敦信)
わが国では、東海再処理工場にて発生する高レベル廃液(HLW)について、ホウケイ酸塩ガラスを用い、液体供給式直接通電セラミック溶融炉によって溶融・固化するガラス固化技術の開発が進められ、これらの成果は六ケ所再処理工場のガラス固化施設に反映された。実証試験等を経て、2007年よりアクティブ試験が開始されたが、予期せぬトラブルにより運転継続が困難となってシャットダウンした。関係者の努力により原因究明・対策処置後2013年にアクティブ試験に成功したが、本講演では、各国やわが国における開発・実用化について紹介し、省察的な検討に基づく種々のトラブル対応を中心に述べる。
11:05~12:35 (6)「企業の事業および開発に寄与する分析科学技術」
西條佳孝 先生 (AGC株式会社)(座長:寺門信明)
AGCグループのコーポレート部門の分析部門では、グループの全体の開発・事業を分析技術・ノウハウ・知見でリードするというミッションを持っています。幅広い材料に対し、開発や事業のメンバと協働し、分析技術によって開発品の性能向上・プロセス改善に寄与します。さらに、学会や社外との共同研究を通じ、最先端の技術を獲得、伸長させることも仕事の一つです。ここでは、主にガラスを対象とし、分析技術を活用し開発・事業に貢献した例を紹介します。
12:35~12:45 閉会の挨拶