学校長あいさつ
曽根東小学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、昭和52年に開校し、曽根干潟や曽根新田、クリークなど豊かな自然に囲まれた環境の中で、理科教育や環境教育を中心とした特色ある教育活動を積み重ねてきました。曽根干潟の観察活動や環境学習、エコ校舎の活用など、地域の自然を生かした学びは、本校の大きな財産となっています。
本年度、本校は創立50周年という節目の年を迎えます。
この機会に、これまでの学校の歩みを振り返るとともに、本校の特色であった「エコ校舎」の活用や、カブトガニの飼育などを行ってきた「曽根干潟の部屋」、「ソネットビオトープ」などの環境を再整備し、地域の自然を生かした学びの充実と発展に取り組んでまいります。子どもたちが地域の自然に触れ、主体的に学び、発信する力を育てていきたいと考えています。
これからも、地域・保護者の皆様とともに、子どもたち一人一人が安心して学び、成長できる学校づくりを進めてまいります。今後とも、本校教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
北九州市立曽根東小学校
第18代校長 松山 修司
北九州市立曽根東小学校
1 学校の概要
本校は、昭和52年4月、曽根小学校より分離し、18学級・児童数629名で開校した。校区は北九州市小倉南区の南東部に位置し、広大な曽根新田や縦横に流れるクリーク、約500ヘクタールに広がる曽根干潟など、豊かな自然環境に恵まれている。
曽根干潟は、世界的希少種であるズグロカモメやツクシガモなど200種以上の野鳥が飛来する国内有数の越冬地であり、絶滅危惧種であるカブトガニをはじめとする底生生物の重要な生息地として知られている。
また、平成20年度には環境省の「学校エコ改修と環境教育事業」により、「夏涼しく、冬暖かい、環境に優しい校舎」への改修が行われ、教育環境の充実が図られた。こうした自然環境とエコ校舎を生かした環境教育の取組が評価され、令和2年度には「日産理科教育賞」を受賞している。
2 校区の特色
本校区は、北九州市の市街地から離れた小倉南区南東部に位置し、校舎からは新北九州空港を望むことができる自然豊かな地域である。
校区内にはクリークが縦横に走り、絶滅危惧種であるニッポンバラタナゴやメダカなどの水生生物が生息している。また、北部九州最大級の干潟である曽根干潟では、カブトガニの産卵やズグロカモメなどの渡り鳥が見られ、野鳥の宝庫として知られている。
さらに、江戸時代に干拓された曽根新田では稲作が盛んに行われており、沿岸部ではカキの養殖を中心とした漁業が行われている。このように、本校区は豊かな自然環境と、それを生かした農業・漁業が共存する地域である。
3 学校の特色
本校は、昭和52年の開校当初より「豊かな人間性を培い、自主・創造性の開発をめざす理科教育」を研究主題として教育活動を展開してきた。昭和55年には、岩石園・藤棚・小動物との遊び場・虫の家などの施設整備を行い、理科教育の充実を図り、「ソニー理科教育振興資金優秀校」を受賞した。その後も、・子ども農園の開設・曽根干潟の野鳥観察・曽根干潟クリーン作戦など、地域の自然環境を生かした教育活動を継続している。
近年は環境教育を中心に研究を進め、平成14年度には「ソニー子ども科学教育プログラム入選プロジェクト校」に選定された。
現在は、「主体的に学び、自ら実践しようとする児童の育成」をテーマに、生活科・総合的な学習の時間を中心として各教科との関連を図りながら環境教育を推進している。
これまでの主な受賞歴として、「環境日記コンテスト優秀学校賞」「環境大臣表彰(環境保全功労者)「国土交通大臣表彰」「北九州港まちづくり大賞」など、多くの評価を受けている。
また、施設面においても「曽根干潟の部屋(平成11年)」「学校ビオトープ(ソネットビオトープ)(平成14年)」などを整備し、環境教育の充実を図ってきた。
さらに、平成19・20年度には学校エコ改修を実施し、省資源・省エネルギーを取り入れた環境に優しい学校づくりを推進している。地域・保護者は、曽根干潟クリーン作戦をはじめとする教育活動に対し理解が深く、物心両面にわたり協力的であり、本校の環境教育推進の大きな支えとなっている。