企業林の管理経営の経験から、豊かな森林を後の世代に引き継ぐためには、現場教育が重要であるということに行き着きました。全国に林業系の大学校や専修学校が次々と開校していることは、その考えが間違っていなかったことを確信させるのに十分でした。
しかし、環境意識の高まる時代において、そのニーズに答えるための林業教育の体系化は、まだまだ発展途上です。私たちは十数年におよぶスイス林業のリサーチと試行錯誤から、彼らが行っている近自然森づくり※の考え方、および高等職業訓練(フォレスター教育)を日本向けにアレンジしたプログラムを提供しています。
森づくりの目標をどのように設定すればよいのか、目標に対してどの選木方法を選択すればよいのか、施業の際の現場のマネジメントの注意点や工夫といった戦略づくりから詳細な技術まで、総合的なスキルアップが可能です。組織や地域の状況に応じた柔軟な支援をモットーとしております。
※近自然森づくり:画一的な針葉樹単層林の森づくりへの反省として、1950年代に中部ヨーロッパで勃興したとされる森づくりの考え方。少ない介入で管理目的を達成することを追求し、非皆伐・多層・天然下種更新・適地適木を基本原則とする。スイス、ドイツ、オーストリアが先進地で、スロベニアに本部を置く「Pro Silva」が国際的な普及組織として活動している(加盟国 26カ国)。
こんなことができます
* 森づくりと人材育成の戦略づくり(地方自治体、企業林など)
* 林業現場の職業訓練(特に選木と労働安全のマネジメント)
* 森林・林業に関わる研修会等のコーディネート
* 市民向けの森林・林業講座
* 地域が行う森林環境教育の支援
* 諮問機関・委員会等の事務局支援
* 海外林業視察コーディネート(スイス)
選木の演習
座学
海外林業視察(スイス)
近自然はスイスの人々の考え方がベースになっています。世界有数の富裕国、なんだかあくせくしていない、1847年以来戦争をしていない。でも当の本人たちはその秘策を自ら発信はしない…。そして外国人の目から観察してみると、その深層にある考え方が見えてきます。
これらを原則化し、さらに体系化した実践学が近自然学です。日本人が創始し、約40年の歴史があります。近自然の真の目的は人類が豊かに幸せに健康に生き延びること。自然が壊れると、我々はこの目的を達成できません。だから我々は自然を大事にしなければならないのですが、みんな今の豊かさは落としたくありません。ではどうすればよいのか…。
近自然によるパラダイムシフトを、豊かさ・健康・幸せという成功のために活用しましょう。近自然学は処方箋を与える体系ではなく、自分自身のパラダイムシフトを促し、その変容を自らの成功に結びつけるための思想的基盤として位置づけられます。
「近自然の原則と応用」については、ダイジェストを note にまとめました。近自然学の主催セミナーも定期的に開催しておりますので、チェックください!
こんなことができます
* 経営体や組織の根本的な体質改善のアドバイス
* プロジェクトのマネジメントのアドバイス
* 組織に必要なコミュニケーションの訓練
* 企業向け森林環境教育プログラム(森に学ぶ経営学)
* 近自然学の「川づくり」「まちづくり」などへの応用
主催講座(近自然学講座)
まちづくりへの応用
川づくりへの応用
フォレスター招聘(北海道池田町)
試験林の設置(京都市)
諮問委員会事務局