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吉備中央町立加賀東小学校の校長  三宅　智朗です。

加賀東小学校は、吉備中央町立津賀小学校、円城小学校、御北小学校を統合し、令和７年４月１日に開校した全校児童87人の学校です。

吉備中央町の面積は岡山県で９番目（約268.8㎢）に大きく、校区は町の約半分（約141㎢）の広さです。そのため、通学にはスクールバス５便が稼働して、各方面から子どもたちが通ってきます。

校区は豊かな自然に恵まれ、『森の宝石』と呼ばれるブッポウソウの繁殖地として、町指定天然記念物に指定されています。産業は、高原の気候を生かした白菜や自然薯、ピオーネ、ブルーベリー等の栽培が盛んに行われています。また、地域の伝統行事『加茂大祭』は、県指定重要無形民俗文化財に指定されており、祭り行事の伝承を通して、子どもたちを地域で育てる風土が根付いています。

本校はへき地１級の学校ですが、このように豊富な社会教育資源に恵まれていることを生かし、子どもたち一人一人に向き合うことのできる学校規模を強みととらえ、学校教育目標「心豊かでたくましく生きる児童の育成」に努めて参ります。