2014年度11月HAPP演劇企画「Little Talks」

演劇ユニットかわいいこねこ×慶應義塾演劇研究会

『ロミ男と女リエット』【作・構成】ネオ田たびこ【総合演出】川本恭平

“ああ、ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたがロミオなの?”もしも、モンタギューとキャピュレットの仲が良かったら? そしてもしも、ロミオとジュリエットの仲が悪かったら?

『バニラ』【作・構成】ネオ田たびこ【総合演出】川本恭平

舞台は近代ロンドン。 純真無垢だった少女ジゼルは、ある日、友人ニコラスが描いた自らの肖像画と出会う。 ジゼルはその時、毎朝目にする鏡の中の姿には見えなかった自分の「美しさ」を知る。 時が経ち、彼女はその美貌で全てを手に入れた。金、名声、そして男。 詩人ロスもそんな男の一人であり、その中でも一際熱を上げる男。 ジゼルは、ロスの快楽主義に感化され、背徳の生活を享楽する。 しかし、いつまでも美しく、若々しく輝き続ける肖像画とは裏腹に、 自分は聴い姿に変わり果てていく時の残酷さに絶望し、ジゼルは狂い出す。 絶望と焦燥にその身を委ね、破滅の道へと進んでいくジゼルとロス。 それをじっと俯取するニコラスは何をその心の内に秘めるのか。

『声』【原作】ジャン・コクトー【作・構成】ネオ田たびこ【総合演出】川本恭平

ある女性が電話をかけている。 女性は1人、隣には誰もいない。 どうやらある男と別れ話をしているらしい。 だが、相手の男の声は聞こえない。 1人の女性の言葉のみで描かれる、「別れ」への未練と悲痛な抵抗。 果たして、これは現実なのか?安想なのか?

『まるで、ハムレット』【作・構成】ネオ田たびこ【総合演出】川本恭平

「君はハムレットが好きだったな、って思って。」 「今でも好きよ。」 「そっか。」―被災地に霊が現れる。 噂を信じ、悪夢の地に戻った男を待っていたのは、震災で失った妻の事。 霊は男に語り掛け、男の人生の歯車は再び回り始める。 また、あの頃のように。 まるで、ハムレットのように。

  • 出演

川本恭平 佐々木星 田中遼 新田真之 松井えこ 吉村早貴

  • 日程

2014年11月14日(金)~11月15日(土)

11月14日(金)18:30

11月15日(土)17:30

  • 料金

無料

  • 場所

慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎イベントテラス

  • スタッフ

〈作・構成〉ネオ田たびこ

〈総合演出〉川本恭平

〈演出助手〉稲岡良純 小坂光

〈照明〉松岡杏奈 岩崎蒼平 関根悟 田中峻矢 野町美帆 村田泰博

〈音響〉潟口春佳 伊東容 筧琴絵

〈舞台美術〉岡田大輔 加藤隆志 萩原遥

〈衣裳小道具〉門脇真南 笠谷萌恵 吉村早貴

〈制作〉前田旺太郎 上森孝史 加藤鈴花

〈広報〉清岡李里子 藤谷哲至

〈宣伝美術〉秋山未里 瀧野瑠璃 山岸美波

〈舞台監督〉清岡李里子

〈舞台監督補佐〉村澤美貴