About Gekiken

-Association-

演劇研究会(慶應義塾大学公認学生団体)は明治40年(1907年)に設立された慶應義塾最古の演劇団体です。塾生の教養、気品の向上に寄与する団体として、塾内の文化団体で構成される文化団体連盟に演劇団体で唯一所属しています。

-History-

設立当初は小山内薫、久保田万太郎ら劇作家を講師に迎え、講演会の主催や雑誌の刊行など劇文学の研究を目的に活動しました。その後、当時塾生だった加藤道夫、芥川比呂志を中心に設立された学生劇団「新演劇研究会」(1941-1943)を受け継ぎ、昭和21年(1946年)4月に第1回公演『マリウス』(Marcel Pagnol作) を飛行館(東京・新橋)で上演しました。以降、学内外で多数の公演を実施しています。常に学生演劇の先頭を走り、小山祐士(第2回芥川賞候補作家)、浅利慶太(劇団四季創始者)ほか多くの文化人が所属しました。

-Spirit-

100年を超える伝統と200回を超える公演の経験を着実に受け継ぎ、常に誠実かつ丁寧に「面白さ」を追求した作品を手掛けています。年代や立場に関係なく、会員一人ひとりの"Pride of Keio Gekiken"が唯一無二の "Quality by Keio Gekiken"を生み出しています。

昭和32年(1957年)12月 砂防会館(東京・赤坂)『君が⼈⽣の時』(William Saroyan作)