ニュース:
2025.12.24: 第1回研究会をおこない,50名程度の方にご参加頂きました
2025.11.17: HPを公開しました。第1回企画のプログラム概要を公開しました
研究会概要:
急速に発展するAI技術には,情報世界のサービスに留まらず,物理システムや社会システムまで広く応用展開されることが期待されています。これらフィジカルAIやソーシャルAIにおいては,単に物理世界の現象を予測するだけでなく,何らかの意思決定をおこない物理世界を「制御」するための技術までもが必要となることでしょう。これまで成功を収めてきた大規模基盤モデルを自然に拡張する発想で,単一モデルによるEnd-to-Endによって制御システムを完全に設計できるとは限りません。物理世界でのシステムの安全性を保証しながら,ユーザやオペレータといったシステムに関与する個人・集団の安心をどう獲得していくべきでしょうか。このような本質的な問いに対して,データ駆動で統計的なアプローチを主とするAI技術だけでなく,モデル駆動で構造的なアプローチをとる制御学にも活躍できる場が数多くあるはずです。このような背景から「制御 ✕ AI」という広いテーマを設定して,最新の研究紹介から将来の展望までを議論する研究会(シリーズ)を企画しました。
各回で「制御 ✕ AI」におけるサブテーマを設定し,関連するシニア研究者と若手研究者(学生含む)にご自身の取り組みを紹介していただきます。
特にシニア研究者の方々には,制御のためのAIとして「あるべきシステム構造」や「AIへ期待する機能」について,ご自身のお考えを熱く語っていただきます。
各回で最後に30分程度の時間を設けて,今後の展望について自由に議論します。
参加者の皆様が,ご自身の「制御 ✕ AI」の姿を想像し,日々の研究・開発へのヒントを持ち帰っていただけるような研究会を目指します。
第1回:AI技術で人と物理/社会をつなぐ(リンク)
AI for Control,すなわち,制御のためにAI技術を活用する研究発表と議論をおこないます。特にSICE「人の理解/誘導で強化される制御システム調査研究会」との共同企画を意識して「人」をキーワードとします。たとえば,個人と制御をつなぐインターフェース設計へのAI活用などを想定しています。
第2回:信頼できるAIへ制御理論・技術の活用(仮)
企画中です
第3回:フィジカルAIとソーシャルAI(仮)
企画中です