六島情報

六島について

 本校の学区である六島は、笠岡陸地部より約25㎞南(定期船笠岡住吉港・六島港航路約40㎞)にあり、面積約1㎞、周囲4.3㎞、笠岡諸島最南端の島である。島内は過疎化・高齢化が進んでおり、人口は高齢者を中心に約70名である。六島の南約4.5㎞にある香川県荘内半島三崎との間は潮流の速い海峡で、瀬戸内海を横断する大型船の重要航路となっている。この航路の安全を守るため、岡山県で最初に設置された六島灯台が有名である。近年は灯台道周辺の推薦の群生が美しく、水仙の咲くシーズン中は島外から訪れる人が増えてきている。

 地形は山が海岸まで迫り、平地が少なく、山裾に民家が軒を並べて建っている。17世紀以降、畑が拓かれて本格的な開発が進められ、小規模な網漁などが営まれた。現在は建網や定置網が営まれている。島民は優しくあたたかい。

 また、横溝正史原作の映画「獄門島」の舞台となったのもこの島である。

 さらに、1867年5月26日(慶応3年4月23日)23時頃に伊予国大洲藩所有で海援隊が借り受けて長崎港から大坂に向かっていたいろは丸と、長崎港に向かっていた紀州藩の軍艦・明光丸が備中国笠岡諸島(現在の岡山県笠岡市)の六島(北緯34度18分16.0秒 東経133度31分53.7秒)付近で衝突したことも有名である。

参考文献 「岡山県の離島」ホームページ、ウィキペディア

六島のイラスト地図

六島フォトグラフ