学校案内

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本校は、笠岡諸島をはじめとした瀬戸内の島々を一望でき、春には山桜が咲き誇り、秋には紅葉に染まる、風光明媚な郷、笠岡市神島外浦（こうのしまそとうら）にあります。昭和２２年に岡山県小田郡神島外村立神島外中学校として開校し、今年で創立７７年を迎えた歴史ある学校です。正門を入ってすぐの左手には、校訓「かしこく　ゆたかに　たくましく」が刻まれた校訓碑があります。この校訓碑は、現在の校舎が完成した平成３年に地域の方々が建ててくださったものです。生徒たちは、毎日この石碑を見ながら登下校をしています。

全校生徒は２４名（令和６年５月１日現在）ですが、学区は神島外浦地区と笠岡諸島の５つの島（高島、白石島、北木島、飛島、六島）からなり、転入学特別制度により市内の各地区から本校へ通学している生徒もいるなど、多様な個性が集まる学校です。

今年度も、少人数のメリットを生かし、一人ひとりを大切にしながら、①表現する力の育成を中心とした学力の向上（知）、②相手を思いやり互いの違いや良さを認めあえる人間関係作り（徳）、③正しい生活習慣を身に付け健康的に生活する力の育成（体）を目指して、様々な取組を行います。

    今年度の生徒会スローガンは、「 We can & We will 」に決まりました。このスローガンには「やろうかどうか迷ったとき、勇気を出して全力でやっていきたい。私たちならできる。」という生徒たちの思いが込められています。このスローガンのもと、様々なことにすすんで挑戦する、意欲と活気にあふれた生徒会活動に期待します。

    昨年度から始まった小中一貫教育「神島外学園」（神島外中学校＋神島外小学校＋六島小学校）では、生徒・保護者・学校・地域の「輪」を大切にしながら、「夢の実現に向けて高め合い、心豊かに、たくましく生きる児童･生徒の育成」に向けて教育活動を進めていきます。今後ともご支援ご指導をお願いいたします。

                                                        笠岡市立神島外中学校校長　池田聖治