生徒会

令和5年度スローガン

新時代

~信頼 親切 進化~


今年度の生徒会のスローガンは「新時代~信頼 親切 進化~」です。このスローガンを考えるにあたって、私たち総務は「笠岡東中学校の現状」「目指すべき生徒会像・笠岡東中像」総務としての心構え」「具体的な取り組み」の4つの視点から分析・検討を重ねてきました。そして考え上げたこのスローガンには様々な思いが込められています。

現在コロナが少しずつ終息していき、コロナ前の学校生活に戻りつつあります。コロナ禍での生活では、リモートでの集会を行ったり給食中は黙食をしたりするなど、人と人とのつながりがうすくなってきていました。しかし、コロナ禍での生活を体験してきたからこそ今まで気づかなかったコロナ前の当たり前だった生活の大切さに私たちは気づくことができました。そこで元の生活にただ戻るのではなく、次の新しい時代を切り拓いていくうえで、コロナ前の生活で大切にしていたこと、コロナ禍で気づいた大切なこと、その両方を自分の胸にしっかりと刻み、さらに新しいことに取り組んでいってほしいという願いを、「新時代」に込めています。

頭髪の校則改定や生徒・教職員が一体となって考え出したクロムブック機の使用ルールなど、新たな時代に向けてルールを変えていくなど、笠岡東中学校は進化をとげています。そうした変化の中でも、決められたルールを守り、先生や友だち、地域の方々などから信頼される人に成長していこうという思いがあります。また、新しい時代に切りかわってもお互いのことを思いやる親切な心は忘れないでほしいという思いも込めています。



~具体的な取り組み~

私たち笠岡東中学校生徒会の新しい時代を切り拓いていくために、生徒会総務は「信頼」「親切」「進化」の3つの「しん」を大切にしていきたいと思います。そこで、時代にあったルールづくりをしていくうえで、1人1人の意見を取り入れたり、ポスター作成や生徒集会を通して呼びかける活動をしていこうと考えています。また、フレンドリーカードを実践し、友だちの良さをたくさん見つけることができるような活動も行いたいと思います。  

以上のような活動を行っていき、生徒全員が一丸となって取り組める生徒会活動を実現していきたいと思います。


 

(1)信頼

 「信頼」と「信用」、似た言葉ですが意味の違いは分かりますか?「信用」が過去の実績に対する評価という意味が強いのに対し、「信頼」は未来の行動や感情に期待するという意味をもっています。つまり、「信頼」の方が、相手に期待したり頼りにしたりしている要素が高いといえ、生徒会総務は「信用」ではなく「信頼」を3本柱の1つにたてました。では、学校生活の中でどのような信頼を得る場面があるでしょうか。2分前着席などの時間を守ることや、クラスの仕事や委員会の活動に対して責任をもって行うことなどが挙げられると思います。例えば時間を意識した行動を心がけてできる人を増やすために、放送による呼びかけを行ったり、目標を示した掲示物を作成し週末に自分の行動を振り返る取り組みを行ったりしていこうと考えています。当たり前のことが当たり前にできることを目指していき、様々な信頼関係を気づいていきましょう。

 

(2)親切

 みなさんは親切という言葉について考えたことはありますか。簡単に説明すると、「相手に思いやりをもった行動をすること」という意味になります。コロナ禍での生活を経験し、新しい時代へと進化をとげていく笠岡東中学校ですが、どんな時でも人々が大切にしてきた行動があります。それが「親切」だと生徒会総務は考えます。みなさんはこの言葉を幼い頃から聞いてきて、困っている友だちを助けたり、お互いに道をゆずりあったりするなどの行動を実行した人も多いはずです。新時代へ突入していく今こそ、改めて「親切」について深く考え行動すれば、きっと笑顔が増えて、活発な笠岡東中学校になるはずです。こうした姿を目指していくために、フレンドリーカードの復活や、月目標の振り返りに自分の親切度が確かめられる取り組みを行っていきたいと考えています。全員で手を取り合って、よりよい笠岡東中学校を目指していきましょう。

 

(3)進化

 学校生活において「進化」とは、新しい知識や技術を学び、自分自身を成長させることです。今の時代は変化が早く、常に新しいものが生まれています。それに対応するためには、自分自身も進化していく必要があります。また、今後の社会で求められるスキルや知識も常に変化していきます。これに対応するためには、日々の生活で新しいことに積極的に挑戦し、自分自身を進化させることが大切です。進化することで、自信やスキルが身につき、将来のキャリアや人生にもつながることなので前向きに様々なことに取り組んでいきましょう。コロナ禍で学んだことを活かし、校則改定や小学校児童会との連携など、今なしとげられていないことを完結させることで、より個人として集団として学校としての「進化」をさせていきましょう。