2025/7/22~7月定例教育委員会・加茂市議会月例全員協議会より~
(仮称)加茂市給食センター整備事業基本構想を策定しました。
加茂市では、市内6か所の給食調理場を1か所に集約し、新たな給食センターを整備するため、「(仮称)加茂市給食センター整備事業基本構想」を策定しました。
本構想は、地域の子どもたちに安全でおいしい給食を安定的に提供するための“羅針盤”となるものです。さらに、老朽化した既存施設の課題を解決し、将来にわたって質の高い給食を持続的に提供するための、新たな給食センターのあり方を具体的に示しています。
この基本構想を踏まえ、今後は、施設に盛り込む機能、整備手法、概算事業費など、整備に向けた重要事項を具体化する「基本計画」の作成に着手し、2030(令和12)年度の稼働を目指します。
2025/6/19~6月定例教育委員会・総合教育会議・加茂市議会6月定例会より~
統合中学校には「若宮中学校」校舎を活用
さらに「給食センター」を新設へ
2028(令和10)年度に予定されている中学校の統合に向けて、「若宮中学校」の校舎を統合中学校として活用することとしました。併せて、令和12(2030)年度には、衛生管理やアレルギー対応に優れた給食センターを新設します。
この決定は、加茂市公共施設再編アクションプラン(案)の方向性を踏まえたものです。しかし、アクションプランの完成を待っていては、2028年度の中学校統合に間に合わないことから、中学校統合についてはプランに先行して取り組む必要があると判断しました。
若宮中学校校舎を選定した理由
若宮中学校は、校舎の改修により統合後に必要となる通常教室13室、特別支援教室5室を確保することができ、エレベーターや多目的トイレなどのユニバーサルデザイン設備も整っています。また、プールを除却することでスクールバスロータリーや広い駐車場の整備も可能です。
新しい給食センターで 安心安全・おいしい給食を
市内6か所の給食調理場を1か所に集約した給食センターを新たに整備します。
新しい給食センターでは、衛生管理に優れた「ドライシステム」を導入するとともに、食物アレルギーに配慮した専用の調理室を設け、多様なニーズに対応できる体制を整えます。また、現在は外部委託している炊飯業務などもセンター内で対応できるようになり、より安定した給食提供が可能となります。
建設候補地は加茂市千刈1丁目の旧県営住宅跡地とし、2030(令和12)年度の稼働を目指します。
子どもたちの学びの場を、より良く
統合中学校の整備と給食センターの新設は、子どもたちの教育環境の充実と持続可能なまちづくりを実現する加茂市教育ビジョン及び加茂市公共施設再編アクションプラン(案)の一環でもあります。
これからも市民の皆さまとともに、未来を見据えた教育環境づくりに取り組んでまいります。
(令和7年6月17日 加茂市議会6月定例会全員協議会資料)