かえでFCでは、5領域「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」 を育むべく、
「サッカー療育」を取り入れています。
サッカー以外にも、学習支援や、遊びを通してのソーシャルスキルトレーニングを行っています。
※ソーシャルスキルトレーニング:社会生活を送る上で必要な対人関係スキルやコミュニケーション能力を向上させるためのトレーニング
小さな「できた!」を大切に
私達は、サッカーの楽しさや体を動かす経験を通じて、子どもたちの発達をやさしく支援することを目指しています。
サッカーの技術習得だけでなく、「パスができるようになった」「みんなと一緒にお話を聞くことができた」など、
小さな進歩を見逃さずに言葉にしていくことで、自信と意欲を育んでいきます。
「叱らず、否定せず。しかし、 しっかり見守る」
子どもたちが伝えてくれる気持ちを否定はしません。受容した上で、1人1人が自発的に行動したくなるように声掛けを行います。
またあえて見守ることで、自ら考え動く力も伸ばしていきます。
サッカー療育では、ボールを追いかけ、方向を変える中で感覚運動が自然に促され、
パスや呼びかけ、順番を守る場面を通じてコミュニケーション能力や集団ルールへの理解も養われます。
サッカーというスポーツには、発達障がいのある子どもたちに対して、多くの療育的効果があると考えています。
以下のような側面から、さまざまな力を育むことができます。
①協調性の向上
チームでゴールを目指すことで、役割意識や他者との関わりを学びます
②心身の解放感
広い空間で身体を動かすことで、情緒の安定とリフレッシュ効果が得られます
③自己管理能力の獲得
用具の準備や片付け、着替えや水分摂取など、日常動作を通じて自律力を育てます
④成功体験の蓄積
「できた」を積み重ねることで、自己肯定感とチャレンジ意欲が高まります
⑤新しい人間関係の形成
学校以外の友人や居場所を持つことで、安心できる関係性が広がります
日本発達支援サッカー協会認定の「さっかぁりょういく」チーフコーチ資格を持つ専門スタッフの監修のもと実施しています。
この資格は、療育現場での1年間の実習を経て与えられる高い専門性を誇り、子ども一人ひとりの個性や発達段階に応じたサポートを実現しています。