活動報告
〇トレーニング1「課題の設定」①(第1学年)2024.05.15
前半はオンラインを利用して、学年共通で課題設定のポイントなどを学習しました。後半は自分自身や本校のイメージ・マップを作成し、課題の設定につながる「気になること」を見える化しました。
*生徒の感想
・イメージマップを使うと少しずつ深く掘り進められ、課題や問題を見つけられることができ便利だと気付いた。
・自分のイメージマップから導き出した課題を文章でまとめることができた。この先も使っていくと思うのでいい練習ができた。
・テーマは自由というのは意外とむずかしい。 自分の本当に好きなことや興味のあることを見つけていきたいと思った。
〇「出前講義」(5月9日実施)のふりかえり(第2学年)2024.05.15
前半はグループ単位でそれぞれが受講した「出前講義」の内容をワークシートを使用して報告し、情報共有を図りました。後半は「校外学習」(5月22日実施予定)の班別行動の計画を立案しました。
*生徒の感想
・出前講義を通して課題設定の参考になることや発表に活かせる内容がたくさんあった。
・誰もが興味を持ってくれる発表ができるよう、これからの探究活動に取り組んでいきたい。
・それぞれの講義で内容は違うものの、講義の中で核となる部分には多くの共通点があった。
〇「校外学習」(5月22日実施予定)の準備(第3学年)2024.05.15
3年生の「校外学習」は日本科学未来館を拠点として、東京都内で班別行動をとおして、探究学習や進路学習などを行うもので、その準備として学習計画書を作成しました。
*生徒の感想
・よい探究につながるような校外学習にしたいと思った。 しっかり学んできます。
・日本科学未来館は色々な施設設備があって驚いた。 未来館が楽しみです。
・この学年で校外へ行くのは最後になると思うので、最高に楽しく学びたい。
永井よりか先生
富山慶典 教授
○第1回 全体オリエンテーション(第1学年)2024.04.10
これから学ぶ「総合的な探究の時間」導入の背景やねらいを、ICTを活用して第1学年の生徒と教員が学習しました。
本校生徒は勢至ホールに集合し、一貫校の生徒はオンラインで結んで、共通理解(目線合わせ)を図りました。
生徒のふりかえり、代表的な感想を紹介します。
・高校の探究は中学校とは違い、自分で課題を発見し自分事として解決していく。
・正解のない解を模索し続けることが多様化した社会には大切だと感じた。
・樹徳では変化の激しい時代を生き抜く力を得ることができるんだと思った。
・シンキング・ツール(考えるための技法)はたくさんあり、有効だとわかった。
・情報を収集する力、整理する力が重要だと思いました。
○優秀探究活動報告会(第2学年・第3学年)2024.04.10
令和5年度探究活動報告会で「優秀賞」を受賞した、新3年の代表生徒が本校の講堂でグループ発表をしました。
2年・3年生が全員参加し、「総合的な探究の時間」の活動イメージを共有しました。発表テーマは次のとおりです。
①「売れるコンビニ商品を考えよう!」
②「質の高い睡眠をとるためには」
③「スポーツドーピングって何?」
④「キャベツパウダーで美味しい餃子を作ろう」
⑤「一番効果的なダイエット方法とは」
生徒のふりかえり、代表的な感想を紹介します。
(1)2年生の感想
・ネットで調べたことをまとめただけじゃない探究がいいと思った。
・先輩方のようにわかりやすくまとめ、スラスラと発表できるようになりたい。
・質問されたらしっかり答えられていて、探究がちゃんとできてるなと思った。
・自分が疑問に思うことを追求することは、面白そうだと思った。
(2)3年生の感想
・色々な内容のものがあって、これからの個人探究の参考にしようと思った。
・レベルの高い探究を聞くことができ、今年度の個人探究のお手本になった。
・どの班も質疑応答がしっかりできていて、個人探究の参考になった。
・三年生だけじゃなく、二年生も質問しているのは、本当にすごいと思った。
○考えるための技法①(第1学年)2024.04.17
物事の共通点と相違点を比較するのに役立つシンキング・ツールである「ベン図」と、「良い点」・「良くない点」・「気になる点」を整理し、物事を多面的・多角的に見るのに役立つ「PMI 」という技法を学習しました。先生も生徒も初めて学習する内容でしたが、一生懸命取り組みました。
生徒のふりかえり、代表的な感想を紹介します。
・シンキング・ツールを使うと、わかりやすく、アイデアも出しやすかった。
・ペアやグループで話し合うことによって、気づくことが多く、面白かった。
・ベン図やPMIは授業や部活など色々な場面で使ってみたい。
・疑問に思うこと(interesting)を広げ、深めることが探究学習の第一歩だと思う。
・自分の意見を文字にし、発表することにより、整理ができてよかった。もっと多角的に考えられるようになりたい。
○第1回 全体オリエンテーション(第2学年・第3学年)2024.04.17
前半はオンラインを利用して、これから始まる「総合的な探究の時間」についてのオリエンテーションをそれぞれの学年で行いました。後半は自分の興味・関心をクラスメートと共有し、2年生はグループ編成の準備を、3年生は個人探究の準備をしました。
(1)2年生の感想
・本格的に探究活動が始まるので昨年度学んだことを活かして頑張りたいです。
・1年生の時に習った探究の授業内容が役に立つのが嬉しかった。
・大学教授や大学生の話を聞く機会があるのでしっかり考えて探究をしていきたい。
・シンキングツールを使って課題を「自分ごと」としてとらえ、主体的に取り組んでいこうと思いました。
・これから一年を通して自分が興味を持った課題について探究できることがとても楽しみです。
(2)3年生の感想
・今年度の探究は個人だから、興味のあることを徹底的に探究したいです。
・自分の進路に基づいたことに興味関心がある人が多いと感じました。
・個人探究に向けて大学の先生にアドバイスをしていただいたことを元にして進めていきたいです。
・挑戦する力をこの一年で伸ばしたいと思いました。大学で活かせるものにしたいです。
・課題を見つける作業が一番難しいことを思い出しました。
○課題の設定①(第2学年・第3学年)2024.04.24
2年生は班編成をするとともに、シンキング・ツールであるイメージマップを利用して、グループで課題の発見に取り組みました。
3年生は先週取り組んだ一人ひとりの興味・関心を基にして、シンキング・ツールであるロジック・ツリー(WhyツリーとHowツリー)を活用して課題の明確化に努めました。
なお、1年生は校外オリエンテーションのため、「総合的な探究の時間」は実施できませんでした。
(1)2年生の感想
・課題設定は探究をする上で一番大事な事だと思うので慎重に進めていきたい。
・友達の意見を聞いて、こんな考え方もあるのかと気づくことができるので面白い。
・1つのキーワードから関連性のない話題がバンバン出てきたので驚きました。
・問題提起をして関連した言葉をつなげていくと、新しい問題を発見することができるのではないかと思いました。
(2)3年生の感想
・3年生からは個人探究になるので、一人で情報収集や文章構成をしっかりやります。
・whyツリーがあまり進まなかった。探究したいことがあってもテーマにするのは難しい。
・一人で課題を見つけることはグループ探究に比べてすごく難しいなと感じました。
・既存情報ばかりに頼ってしまうところが難しい。オリジナル性を出したい。
○考えるための技法②(第1学年)2024.05.01
自分が「知っていること」・「知りたいこと」・「わかったこと」を整理し、見通しを立てるために利用する「KWL」と、「事実」・「理由付け」・「主張」の3つで、論理を構造化する「三角ロジック」を理解し、探究学習や日常生活で活用できるように学習しました。
*生徒の感想
・KWLや三角ロジックを使うと、良いところや知りたいことがまとめやすいことがわかった。
・三角ロジックをうまく利用することができれば、自分の考えを整理して相手にわかりやすく伝えられることがわかりました。
・今まで知らなかった群馬の魅力を知る機会となりました。 全体を見通すことは大事だとわかりました 。
・グループワークで活動すると、様々な意見が出るので勉強になります。人と人との意見交流は大切なんだなと思いました。
・KWLや三角ロジックは意見をまとめるのに役立ちそうなので、部活の ミーティングなどで活用したいです。
○外部講師による「出前講義」①(第2学年)2024.05.01
大学教授等の外部講師15名を本校に招聘し、専門的な講義をとおして、生徒の視野を広げ、探究学習の課題を発見するヒント、契機としました。詳細は次のとおりです。
*生徒の感想
・講義を聴いて、身近なところに探究のテーマがあるなと思いました。
・精度の高い探究のためには「言葉の定義」を曖昧にしないことが大切だと知ることができました。
・研究は失敗した時こそチャンスだとわかりました。講師のお話とてもワクワクしました。 実験が楽しみです。
経済学部 経済学科
矢野 修一 教授
前橋工科大学 工学部 総合デザイン工学科
田所 淳准教授
○課題の設定②(第3学年)2024.05.01
前回に引き続き、シンキング・ツールであるロジック・ツリー(WhyツリーとHowツリー)を活用して、一人ひとりが課題の明確化に努めました。
*生徒の感想
・これまではグループで他の人の意見を貰うことができていたが、3年生は個人だから他の人の意見がないから難しい。
・whyツリーは課題設定を考える時にとても便利だと感じました。
・FigJamの使い方が難しかった。最初は戸惑ったが、細かい使い方はjamボードと同じようだと感じた。
○考えるための技法③(第1学年)2024.05.08
シンキング・ツールである「Xチャート」を用いて、群馬県のソウルフード「焼きまんじゅう」をメジャーデビュー(全国的販売展開)させるために必要な方策を4つの視点から検討しました。
*生徒の感想
・焼きまんじゅうは非の打ち所がない食べ物だと思っていたのですが、Xチャートを使うと改善点があることに気づきました。
・Xチャートは色々な観点からの問題点や改善策をまとめ、見える化するのに便利だと思った。
・グループで意見交換すると、自分では思いつかないような意見が聞けて面白いなと思った。
○課題の設定②(第2学年)2024.05.08
「出前講義」①(5月1日実施)のふりかえりをグループで行うとともに、シンキング・ツールであるロジック・ツリー(WhyツリーとHowツリー)を活用して、課題設定のヒントを探しました。
*生徒の感想
・自分が受講していない講義の内容やスライドを知ることができ、探究の注意点もわかりました。
・ロジックツリーは探究活動の問題や課題を構造化できるので、新しい発見につながる便利なツールだと思いました。
・出前講義で聞いたことを、他の人に説明するのはとても大変だなと思いました。
・ 課題に対して「なぜ?」を問うことが重要であると思った。
・グループ活動をとおして、みんなの意見を聞いて理解し、より幅広く考えながら課題設定をしたいです。
○課題の設定③(第3学年)2024.05.08
探究の構想を整理するために、ワークシート「プレ探究計画書」に課題に対する解決策等を書き出しました。また、個人の探究活動の進捗状況をグループで共有し、情報交換をしました。
*生徒の感想
・個人探究だけれども、まわりの人と協力するとスムーズに進むと思った。
・課題を発見することができて良かったです。これから課題の問題点や解決策を見つけていきたいです。
・どうやって情報を集めるかを考えた 。 Figjamの使い方がわかった 。
・ロジックツリーを活用して、探究の課題を深められた。
・受験勉強とのバランスに気をつけつつ、しっかり探究していきたい。
○外部講師による「出前講義」②(第2学年)2024.05.09
第1回「出前講義」(5月1日)に引き続き、大学教授等の外部講師14名を本校に招聘し、様々な専門的な講義をとおして、生徒の視野を広げ、探究学習の課題を発見するヒント、契機としました。高校総体の前日でしたが、生徒は熱心に聴講していました。詳細は次のとおりです。
*生徒の感想
・意思決定には様々な選択肢から最も良い選択をすることが求められる。
・選択肢が多い時、少ない時でそれぞれメリット・デメリットがあることに気が付くことが大切。
・豊富な選択肢があることが有益とは限らず、選択肢の幅が狭いお店の方が売上が高いという検証結果を活かしたのが「コンビニ」だと初めて知った。
・基本的な身体の仕組みを知らなければ、最適な治療も受けられない。治療をただ受けるだけでなく、積極的に自分の身体の状態を伝えていこうと思った。
○外部講師による「出前講義」②(第2学年)2024.05.09
第1回「出前講義」(5月1日)に引き続き、大学教授等の外部講師14名を本校に招聘し、様々な専門的な講義をとおして、生徒の視野を広げ、探究学習の課題を発見するヒント、契機としました。高校総体の前日でしたが、生徒は熱心に聴講していました。詳細は次のとおりです。
*生徒の感想
・意思決定には様々な選択肢から最も良い選択をすることが求められる。
・選択肢が多い時、少ない時でそれぞれメリット・デメリットがあることに気が付くことが大切。
・豊富な選択肢は有益とは限らず、選択肢の幅が狭い方が売上が高いという検証結果を活かしたのが「コンビニ」だとわかった。
・基本的な身体の仕組みを知らなければ、最適な治療も受けられない。積極的に自分の身体の状態を理解しようと思った。
〇トレーニング1「課題の設定」①(第1学年)2024.05.15
前半はオンラインを利用して、学年共通で課題設定のポイントなどを学習しました。後半は自分自身や本校のイメージ・マップを作成し、課題の設定につながる「気になること」を見える化しました。
*生徒の感想
・イメージマップを使うと少しずつ深く掘り進められ、課題や問題を見つけられることができ便利だと気付いた。
・自分のイメージマップから導き出した課題を文章でまとめることができた。この先も使っていくと思うのでいい練習ができた。
・テーマは自由というのは意外とむずかしい。 自分の本当に好きなことや興味のあることを見つけていきたいと思った。
〇「出前講義」(5月9日実施)のふりかえり(第2学年)2024.05.15
前半はグループ単位でそれぞれが受講した「出前講義」の内容をワークシートを使用して報告し、情報共有を図りました。後半は「校外学習」(5月22日実施予定)の班別行動の計画を立案しました。
*生徒の感想
・出前講義を通して課題設定の参考になることや発表に活かせる内容がたくさんあった。
・誰もが興味を持ってくれる発表ができるよう、これからの探究活動に取り組んでいきたい。
・それぞれの講義で内容は違うものの、講義の中で核となる部分には多くの共通点があった。
〇「校外学習」(5月22日実施予定)の準備(第3学年)2024.05.15
3年生の「校外学習」は日本科学未来館を拠点として、東京都内で班別行動をとおして、探究学習や進路学習などを行うもので、その準備として学習計画書を作成しました。
*生徒の感想
・よい探究につながるような校外学習にしたいと思った。 しっかり学んできます。
・日本科学未来館は色々な施設設備があって驚いた。 未来館が楽しみです。
・この学年で校外へ行くのは最後になると思うので、最高に楽しく学びたい。
〇トレーニング1「課題の設定」②(第1学年)2024.05.29
課題の設定につながる興味のタネを見つける方法を実習しました。まず、本校に関するSWOT分析をグループで行い、次に一人ひとりで自己SWOT分析に挑戦しました。なお、SWOT分析とは、Strength(強み)=長所や好きなこと、Weakness(弱み)=短所や嫌いなこと、Opportunity(機会)=楽しみだと思うこと、Threat(脅威)=困りごとの4つの観点から物事を分析する手法です。
*生徒の感想
・SWOT分析は、自分のことについて深く知るきっかけになった。考えることは大事なんだとわかった。
・自分の弱みをリフレーミングして強みにするのは難しいと思った。
・自分の弱み等を文字にして見えるようにしたことで、自分を見直すことができました。
・自分の短所も言い換えれば長所になるのだと思った。すぐに諦めるのではなく見方を変えるのがいいのだとわかった。
・弱みを強みに変えるが楽しくて、ポジティブ思考になった気がします。 SWOT分析から課題を見つけるのは難しかったです。
○課題の設定③(第2学年)2024.05.29
前回までに取り組んできたロジック・ツリーや「出前講座」等での学びを生かし、「プレ探究計画書」づくりに着手しました。
*生徒の感想
・何か一つのことについて突き詰めていくと、何を課題とするべきかが絞れてくる。課題を慎重に決めていきたい。
・改めて課題設定の難しさが分かった。多面的かつ、深く掘り進めていかないと課題の発見ができないので、様々なシンキングツールを使っていきたい。
・シンキングツールには様々な種類があるので、状況に応じて使い分けられるようになりたい。
○課題の設定④(第3学年)2024.05.29
前半は「校外学習(5月22日)」で共通見学した日本科学未来館やグループごとの見学内容を情報交換しました。その際には
時間・空間・違和感という3つの軸「カン」から考え、課題設定のヒントを探りました。後半は「探究計画書」づくりに着手しました。
*生徒の感想
・人流が異常に多い 。外国人がいっぱいいた。 やっぱり東京は素敵。校外学習めっちゃ楽しかったです 。
・日本科学未来館は色々なことが体験できてたのしかった。 休みの日を使ってまた行きたいです。
・展示物を見て、どのようなレイアウトならば伝わりやすいか、探究学習の参考になりました。
・地球温暖化、技術革新、人間の老化など興味のあることが多く、もう少し詳しく調べてみたいです。
・円安や物価高の事情もあると思うけれど、海鮮丼に6000円は払えないと思った。
〇トレーニング1「課題の設定」③(第1学年)2024.06.12
課題の設定につながる「プレ探究計画書」の作成に取り組みました。企画担当の教員からワークシートの記入の仕方をオンラインで説明を受けた後に、SWOT分析等で見つけた興味のタネから、探究のテーマになりそうなものをワークシートに整理しました。
*生徒の感想
・プレ探究計画書で身近な課題が数多く出てきて、解決策も導き出せそうな感じがした。普段の生活や部活動にも役に立ちそう。
・最近行われた文化祭を対象にして課題の設定をしたのでとても考えやすかった。
・解決策を仕分けすることが難しく感じたが、自分で課題を設定し、解決策を見つけることができて良かった。
なお、2年生は 「進路ガイダンス」を、3年生は「三者面談」を実施しました。
〇トレーニング1「情報の収集」①(第1学年)2024.06.12
はじめに、オンライン方式で担当教員から情報収集のポイントを学びました。その上で、前時からの課題である「探究計画書」の作成に取り組みました。
*生徒の感想
・探究学習は調べ学習的なものだと思っていたら、ぜんぜん違うものなんだなと改めて思った。
・いろいろな視点で物事を見ることが大切だとわかった。メモや記録は残しておかないとダメなことがわかった。
・「情報の収集」というと文献調査の印象が強かったが、それ以外にも様々な調査方法があることが分かった。
・将来、仕事をしていく上で知っていた方がよいことばかりで勉強になりました。
○課題の設定④(第2学年)2024.06.19
「探究計画書」の作成をとおしてグループ課題の設定に取り組みました。その際に行き詰まった生徒は、シンキング・ツールの「ロジック・ツリー」を活用して軌道修正を図りました。また、大学生や院生(D1)がボランティアで来校し、「メンター」として生徒の活動を支援してくれました。
*生徒の感想
・行政が行うべき活動ではなく、高校生の自分たちだからこそできる探究活動を進めていきたいです。
・探究計画書を書き始める段階まできたので、グループで話し合ってより具体的に進めていこうと思います。
・チームの一体感がないと、役割分担などが難しく、フィールドワークで苦戦してしまいそうだ。
○課題の設定⑤(第3学年)2024.06.19
各自で探究計画書の作成に取り組むとともに、次の過程の「情報収集」の準備として探究活動に係る本校のマニュアルを情報共有しました。校外活動申請書の作成に着手する生徒もいました。
*生徒の感想
・一人で考えるのはすごく難しくて大変だなと改めて思いました。一人で全部の探究活動をするのは大変だと思いました。
・みんなと情報交換をして視野がすごく広がった気がします。やはり、周りの意見やみんなの考えは大切なんだなと思いました。
・広く大きなテーマも絞ると取り扱いやすくなり、課題を一歩一歩解いている感じがします。
〇トレーニング1「情報の収集」②(第1学年)2024.06.26
前回学習した「情報の収集」について、別の担当者が作成したスライドをオンラインで視聴してポイントを再確認しました。その後、調査のためのアンケート作成をワークシートに沿って実習しました。
*生徒の感想
・中学校の「総合」よりもやることが本格的になるので、楽しそうな反面難しそうです。
・情報収集では事前の準備、調査の目的、記録の保存、そして相手の許可が重要だということがわかった。
・今まで自分でアンケート内容を考える機会があまりなかったので、非常に新鮮で興味深い探究の学習をすることができた。
・google scholarで先行研究が確認でき、大学などにはたくさんの論文があることがわかった。
・インターネットで調べるのも良いが、直接インタビューをして生の声を聞くのはさらに良いと思った。
○探究活動の諸手続きについて(第2学年)2024.06.26
前半は校内活動や校外活動の手続きなどをオンライン方式で学習しました。なお、生徒に配付した資料は担当者が生成AIを駆使して作成したそうです。後半はグループで探究計画書の作成を進めました。
*生徒の感想
・探究計画書ができたので、計画通りに進めていけるよう班で協力していきたい。
・グループで決めた課題は既に他の人によって解決済みの課題だと思う。同じ方向性の課題でも内容を細分化し、その中で自分たちなりの課題を発見したい。
・教育実習生に大学生の視点から助言をいただき、気づかされたことがたくさんあった。課題をもっと自分事化していきたい。
○ふりかえり1(第3学年)2024.06.26
前半はグループ毎に個人探究活動の進捗状況を共有し、刺激し合いました。クラスによっては、全体の前で個人の探究活動の現況を口頭で報告していました。後半は探究計画書の作成や情報の収集などそれぞれが必要な活動をしました。
*生徒の感想
・グループで情報を共有できたことで、次に自分が何をすれば良いか見えてきた気がしました。
・私のテーマが他の子に好評で嬉しかった。これから関係する論文を読むのが楽しみになった。
・友達の調べたいことや、気になっていることがわかり楽しかったです。私も1、2年で培った能力を利用して努力します。
〇ふりかえりの時間(第1学年)2024.07.03
自己評価シートに基づき、各自が1学期の取組を振り返りました。その後、「探究ライブラリ」(進研)を利用し、高校生の先行研究に触れました。特に課題の設定理由に注目して閲覧しました。
*生徒の感想
・探究ライブラリは面白いタイトルや気になるタイトルがたくさんあり、課題設定の理由を読んだり、理解するのは楽しいです。
・一つのキーワードでも、いくつかのレポートが出てきて、自分の気になるものを見つけることができました。
・論文は堅苦しく、高校生にはつまらないものだと思っていたけれども、意外とおもしろかった 。
○情報収集1(第2学年)2024.07.03
グループごとに課題の設定や情報の収集に取り組みました。課題の設定に悩む生徒も多かったようです。
*生徒の感想
・今日はアンケート作りに着手した。質問の選択肢で少し苦戦すると思うが、アンケートに答える側にとって違和感のないものを作っていきたい。
・課題設定ができたので、情報収集を班のメンバーと協力しながら進めていきたい。
・単に課題を設定するだけでなく、一度設定した課題をさらに具体化したり、逆に抽象化したりして、さらに煮詰めていくことも大切だと感じました。
○情報収集1(第3学年)2024.07.03
前回のグループでの情報交換をヒントにして、個人で課題の設定や情報の収集に取り組みました。また、資料「内容に応じた調査方法の選択」を共有し、適切な情報収集の方法を確認しました。
*生徒の感想
・一人で進めていると力不足を感じる部分や、どうしていいかわからなくなる場面も多くあり、困りました。
・共有された資料が情報収集を考える際に、大変参考になりました。
・本格的に取り組むと、時間がかかることがわかった。受験勉強との兼ね合いも考えて取り組んでいきたい。
〇トレーニング1「情報の収集」③(第1学年)2024.07.10
・有力な情報源の一つであるG.スカラについて、学年全体でオンラインで共有しました。その後、興味のあるキーワードから本格的な論文に触れ、
作業をとおして文献調査における記録の重要性を学びました。また、夏休みの課題についても確認しました。
*生徒の感想
・探究ナビとは比べ物にならない言葉の難しさや内容の濃密さに圧倒されました。
・本物の論文は非常に長いものだとわかりました。また、豊富な種類があるので興味が非常に湧きました。
・Google Scholarは一つのワードを入れるとたくさんの論文がでてきて、自分の興味のある内容の論文を読むことができました。
・論文の面白さを知りました。夏休みの課題に向けて様々なテーマの論文に触れていきたいと思います。
○情報収集2(第2学年)2024.07.10
・はじめに、当面の活動目標である「中間報告会」の発表項目や内容について、オンラインで事例を示して共通理解を図りました。その後、各班で
課題の設定、探究計画書の作成、情報の収集などを行いました。大学生2名がメンターとして参加し、苦戦している生徒に助言をしてくれました。
*生徒の感想
・見やすく、分かりやすいスライドの作り方も探究していきたい。
・スライドのフォーマットを参考に、自分たちなりの発表スライドを作っていきたい。
・中間発表まであまり時間がないので、誰かに任せるのではなく、班のメンバーと夏休みを利用して計画的に進めていきたい。
○情報収集2(第3学年)2024.07.10
・生徒一人ひとりが課題の設定や情報の収集など、今一番必要な活動に取り組みました。クラスによっては当面の活動目標である論文作成について、
内容の枠組みを確認したり、他のクラスの取組をヒントにするために見学・情報共有を促していました。
*生徒の感想
・実験・調査型と文献研究型では、論文の書き方が違うことがわかりました。
・回答しやすいアンケートを作るのは難しいと改めて感じました。
・9月に論文を書かなくてはいけないのに、まだほとんど調べられていない。2学期はスピードアップして進めていきたいです。
〇トレーニング1「整理・分析」①(第1学年)2024.08.28
・担当の教員からオンラインで「整理・分析」の概要を学んだ後に、グーグル・フォームでアンケートの作成に挑戦しました。メンター2名が(大学3年生)高校生が楽しそうに取り組む様子を見学してくれました。
*生徒の感想
・整理・分析とはどういうことなのかがわかりました。アンケートをグーグル・フォームで初めて作りました。今後活用したい。
・グラフやデータを使うと、事象の特徴を客観的に捉えたり、事実関係を推測したりすることができることがよくわかりました。
・ アンケートの内容を考えるのは難しいけれども、将来役立つことなので、練習できてとても良かったなと思います。
○情報収集3(第2学年)2024.08.28
・各グループで中間発表会に向けて、情報収集等の活動を行いました。メンター3名が(大学生や大学院生)グループの取組に積極的に助言してくれ
生徒は参考になったようです。
*生徒の感想
・アンケート作成の際、回答者の立場になって分かりやすく質問を考えるのが難しかった。
・グループ探究で実験をする必要があるため、早めに準備をして何度も様々なパターンで試せる機会を作りたい。
・プレゼン資料作成にあたり、フィールドワークが不可欠だということに気づいた。
○整理・分析1(第3学年)2024.08.28
・進路のことが気になる時期になりましたが、一人ひとりが論文・レポートの作成に向けて、整理・分析など課題の探究を行いました。
*生徒の様子
・難しいことを探究のテーマにしているのだと少し後悔しています。けれども最後までやりきっていきたいです。
・探究ではなく、単なる調べ学習にならないように、気をつけたいです。
・受験勉強のことを考えると、探究でありつつも、深入りしすぎないように取り組みたい。
〇トレーニング1「整理・分析」②(第1学年)2024.09.04
・「グラフを読み取ろう!」「数字にだまされるな!」を学習テーマに、担当教員が用意した7種類のグラフ・表から読み取れること、気づいたことをグループで話し合い、ワークシートにまとめました。
*生徒の感想
・これまでは意見と事実の区別がしっかりとできていなかったけれども、今日の学習で意識するようになりました。
・ グラフの読み取りができることがいかに大事かがよくわかりました。 大人になっても使えると思いました。
・0~1の間で表せるジニ係数に興味を持ちました。詳しく調べてみようと思います。
○情報収集4(第2学年)2024.09.04
・各グループで中間発表会に向けて、グーグル・スライドの準備をしました。本日も、メンター3名(大学院生・大学生のボランティア)が来校し、熱心に助言してくれました。
*生徒の感想
・スライドを見る側にとって、最小限の情報で分かるものにするべきで、文の簡略化や文字の大きさなどを調節することが大事だと分かった。
・メンターさんからアドバイスをいただき、修正すべき点が見つかったので、より良いスライドができるよう頑張りたい。
・発表内容が浅いので、アンケート結果を分析して、より深みのある発表になるようにしようと思った。
○整理・分析2(第3学年)2024.09.04
・一人ひとりが探究学習の集大成となる論文・レポートの作成に取り組みました。論文・レポートの提出書式とその記入例が参考資料として配付され、イメージを共有しました。
*生徒の感想
・文章をまとめる力がなさすぎると痛感しています。 文章の構成をしっかり考えたい。
・早くアンケートを返信してほしい。アンケートの結果が揃わないとできるものもできない、焦っています。
・受験勉強が忙しいですが、頑張って「探究学習」と両立したいです。
〇トレーニング1「まとめ・表現」①(第1学年)2024.09.11
・はじめに、担当教員から「まとめ・表現」のポイントをオンラインで学習しました。次に、夏休みの課題で一人ひとりが取り組んだ「グーグル・スカラー」の学術論文の要約を資料として、グループ毎にプレゼン発表の題材とする論文を話し合いで絞り込みました。
*生徒の感想
・友達の調べた論文を見たりして、まったく興味がなかったことにも関心が持てました。
・一人で発表するよりもみんなで発表したほうがたくさんの意見や表現ができていいなと思いました。
・発表するのがゴールではなく、主張が相手に正しく伝わることがゴールであると納得しました。
○中間発表会①(第2学年)2024.09.11
・各クラスで、グループ毎に作成した「グーグル・スライド」を使って、探究活動の進捗状況を報告しました。時間配分は準備1分、発表4分、質疑応答5分としました。発表の仕方と共に、聞き方の心得も実践をとおして学びました。大学院生のメンター1名が来校し、支援してくれました。
*生徒の感想
・質問に対して即座に回答できるようにするには、発表する側にも十分な内容の理解が必要だと思った。
・どの班もハキハキと聞きやすく、内容もしっかりまとまっていたので、自分たちの班にも活かせるように仕上げていきたい。
・質疑応答の際に簡潔にまとめて話すのがとても難しいと思った。また、聞き手の方を見ながら発表するのが簡単ではないなと思った。
○まとめ・表現1(第3学年)2024.09.11
・はじめに、担当の教員から「論文・レポートの作成」のポイントをオンラインで共有しました。次に、前時に配付された参考資料を参照しながら、ワークシートの記入に取り組みました。
*生徒の感想
・本当にレポートを書くのは難しい。自分の思っていることを、読み手に伝わるように文章を書くのはとても難しい。
・作成したアンケートにさらにたくさんの人に回答してもらい、データを収集し、論文作成を進めていきたい。
・全然レポートの作成が進められてないので、次回の探究の時間ではもっと進められるように頑張りたい。
〇トレーニング1「まとめ・表現」②(第1学年)2024.09.18
・前回絞り込んだ、プレゼンの題材となる学術論文をグループ内で輪読し、発表スライドの作成分担を決定しました。配布した資料〔プレゼンの心得・聞き方の心得〕を参考にして、発表内容が聞き手に正確に伝わるようスライド作りに努めていました。
*生徒の感想
・スライドを作るときのいろいろな編集方法がわかり、自分のスライドを作り始めることができました。
・班のみんなで論文の内容をしっかり共有しました。論文の深堀りができたように思います。
・論文を一からまとめるのはとても難しいですが、去年の先輩たちの発表資料を参考にしたり、難しい単語を調べたりして工夫しました。
○中間発表会②(第2学年)2024.09.18
・先週に続き、各クラスでグループ毎に作成した「グーグル・スライド」を使って、探究活動の進捗状況を報告しました。時間配分は準備1分、発表4分、質疑応答5分としました。発表の仕方と共に、聞き方の心得も実践をとおして学びました。大学院生のメンター4名が来校し、支援してくれました。
*生徒の感想
・このスライドで行けると考えて発表をしたが、質問を受けスライドを客観的に見たことで多くの改善点が見つかった。
・発表をすることで改善点が明確になった。本発表時にはより良いものにしたい。
・緊張したが班のメンバーと協力して発表できたことで少し自信が持てた。
○まとめ・表現2(第3学年)2024.09.18
・一人ひとりが学校指定の書式に沿って、これまでの取組を論文・レポートをA4サイズ2枚以内にまとめるべく取り組みました。作成した成果物を基にして、クラス内で個人探究活動報告会を10月に予定しています。
*生徒の感想
・今日の「探究の時間」で論文が進んだので、次回には完成出来るように頑張りたいです。
・アンケートの回答がようやく集まり始めたので、どんどんまとめていきたい。
・誰が読んでもわかりやすいように書きたい。 考察と結論をまとめるのが難しい。
〇トレーニング1「まとめ・表現」③(第1学年)2024.09.25
・グループ毎に作成したグーグル・スライドを使って、各クラス内で発表を行いました。時間配分は準備1分、発表3分、質疑1分です。この実習をとおして、3週間にわたった「まとめ・表現」の過程を振り返りました。
*生徒の感想
・発表することは難しい。自分たちの発表内容を正確に伝えることはさらに難しいと思った。
・発表者はアイコンタクトしたり、ジェスチャーをすると印象的でよい。聞く側は頷いたり、リアクションすると、発表者の緊張が和らぐことがわかった。
・各グループが論文の内容を簡潔にまとめていて、全く読んでいない論文なのにとても容易に理解できました。
○整理・分析1(第2学年)2024.09.25
・2週にわたって行われた「中間発表会」を、グループ毎に振り返り、今後の探究活動の進め方を話し合いました。
*生徒の感想
・中間発表を行うことで課題設定の甘さに気が付いたので、課題を変更し、より深く探究ができるようにしたい。
・仲間との意見に食い違いがあるが、互いの意見のすり合わせをして、より良い方向に結びつけていきたい。
・1年次に行ったアンケートの作り方を復習して、解答者が答えやすい形式で作ろうと思う。
○まとめ・表現3(第3学年)2024.09.25
・一人ひとりが探究活動のまとめとなる「論文・レポート」の仕上げに取り組みました。
*生徒の感想
・考察や結論を結果と結びつけて書くことは少し難しいと感じましたが、完成段階にまで進めることができて良かったです。
・今回の探究活動を通じ、英語を話せるようになるためには日々の練習と実践が重要であることが再確認できました。
・とりあえずレポートとして完成できてよかったです。 大学生になってレポートや論文を書く時に「探究学習」の経験を活かしたい。
〇「ふりかえり」(第1学年)2024.10.09
・今年度前半の取組を自己評価シートを利用してふりかえるとともに、次時の学習に備えてSDGsに係る情報収集をクロームブックを用いて行いました。
また、あいにくの雨でしたが、校外学習として大川美術館の見学や桐生市内の散策を行ったクラスもありました。
*生徒の感想
・国語などの科目別に学ぶのではなく、全部の科目を総合して課題を考えることができました。
・授業後に毎回行う「ふりかえり」をしっかり書くために、授業では重要なことや注意すべきこと、それらの活かし方を考えながら取り組みました。
・がんばったことは「考えるための技法」を有効活用したことです。よかった点はお互いの意見を否定しないで、建設的に話し合ったところだと思います。
○整理・分析2(第2学年)2024.10.09
・12月に予定されている探究活動報告会に向けて、それぞれの進捗状況に応じてグループ探究に取り組みました。
*生徒の感想
・様々な視点から情報収集と考察を重ねたことで、別のアプローチ方法があることに気が付いた。
・中間発表後に共有された級友からの感想は、的確に痛いところをついてくる。
・探究のテーマを変えたことによる他グループとの遅れを取り戻すため、頑張っていきたい。
○「総括講義」(第3学年)2024.10.09
・1年次からの取組をふりかえり、探究学習の意義を確認するとともに、探究活動を生かした進路学習の進め方や将来の在り方生き方を考えることを目指し、「総括講義」を実施しました。富山慶典先生(群馬大学元副学長、名誉教授)に講師をお務めいただきました。受講した生徒からもたくさんの質問が出され、充実した時間になりました。
*生徒の感想
・講義では「自立」という言葉をたくさん伺い、探究・進路について課題の見つけ方や、まとめ方などの助言をいただけて良かったなと思いました。
・ペイオフ・マトリックス分析は、意思決定のために便利かつ優れた手法であるが、すべてを鵜呑みにしてはいけないことがわかりました。
・探究の奥深さを学ぶことができました。また、計画を立てて物事をすること。そして、何よりも行動に移すことの重要性を学びました。
〇トレーニング2「課題の設定」①(第1学年)2024.10.16
・はじめに、オンラインによる全体指導で「SDGsの視点から課題設定をしてみよう!」というテーマで、課題設定のポイントを学習しました。続いて、先週実施した「ふりかえり」アンケートの結果を基に、探究学習の手応えを共有しました。その後、SDGsを自分事として捉え、課題の設定に取り組みました。
*生徒の感想
・これまでは問題と課題の違いが曖昧だったけれども、今回の学習を通して2つの違いを理解することができました。
・課題の設定には、意識の持ち方や目の付け所が大事だと思いました。
・SDGsを探究のテーマにとりあげるというのは、課題設定の練習になるだけでなく、世界の課題を詳しく知ることもでき、一石二鳥です。
○整理・分析3(第2学年)2024.10.16
・自分たちのグループで集めた情報を、整理分析するにはどうのような方法が最も有効かを、担当教員が作成した「定性分析」を中心にした資料を参考にして考えました。また、探究活動報告会に向けてグループ毎に準備をしました。
*生徒の感想
・アンケート結果から何を検証したいのか、そこが明確でないとそもそもアンケートの意味がない。まずはそこから見直していきたい。
・アンケート結果をグラフ化してスライドを作るので、データ量と質の高さが求められる。確かなデータをもとにスライド作りに当たりたい。
・実験を行うにはそれに向けた準備があり、とても大変だと思いました。予想した見立てどおりの結果が実験から見えてくるのかが楽しみでもあり、不安でも あります。
○まとめ・表現4(第3学年)2024.10.16
・先週の「総括講義」を参考にして、一人ひとりがこれまでの取組をふりかえるとともに、「個人探究活動報告会」の準備をしました。
*生徒の感想~三年間の探究活動をとおして、どのような発見や学びがあったか~
・自分の意見を出すことの楽しさを知り、仲間と意見を出し合う大切さを学びました。
・ 調べることの大切さを実感するとともに、信用できる確かな情報を見極める必要性を感じました。
・身近な疑問や課題について、深く考えることの大切さや面白さを知ることができました。
・失敗したり、間違えたり、計画どおりに行かなかったり、そういうことの繰り返しでしたが、諦めないことが大事だということがわかりました。
〇トレーニング2「課題の設定」②(第1学年)2024.10.23
・SDGsの17の目標のうち、最優先すべき目標をそれぞれが1つ選び、それを自分事として捉え、課題を設定することに取り組みました。
翌日の合唱コンクールの準備もありましたので、生徒には感想を求めませんでした。
○整理・分析4(第2学年)2024.10.23
・探究活動報告会に向けてグループ毎に準備をしました。なかには地域の老舗和菓子店と共同して商品開発に取り組んでいるグループもあります。
*生徒の感想
・どんな質問形式でアンケートをとれば明確な結果が得られるのか、その方法も考えながらアンケートを作成するのがたいへんでした。
・アンケート結果から、ストレスを感じた時にたくさんの人が甘いものを選んで食べていることがわかりました。糖分とストレスとの関連を分析していきたいと思います。
・探究の外部コンテストに応募する準備を始めました。自分たちの探究が、地域と生徒の双方のメリットになる取り組みを発表できるよう進めていきます。
○個人探究活動報告会①(第3学年)2024.10.23
・探究活動をまとめたレポートの内容を、グループ内で一人ひとりが紹介して、学習内容を共有しました。1発表あたり説明5分、質疑2分で実施しました。
級友が取り組んだ様々なテーマの発表に傾聴していました。
*生徒の感想
・論文にグラフやイラストが多く取り入れられていました。発表の言葉遣いもていねいで、わかりやすかったです。
・発表の後の質疑応答では、質問に対して詳しく答えていました。ハキハキとした大きな声で聞きやすかったです。
・作成したグラフがとても見やすく、初めて説明を聞く人にとっても、考察と結論がわかりやすくまとめられていました。
〇トレーニング2「課題の設定」③(第1学年)2024.10.30
・「探究計画書」の準備として、ワークシートに沿って「プレ探究計画書」を作成しました。「問題」と「課題」の違いを意識しながら、テーマを自分ごと化する過程を体験しました。探究学習においては、課題の自分ごと化と柔軟なアイデアの創発が難しいですが、必須といえます。
*生徒の感想
・改めて先生の話を聞いて、問題と課題の違いをしっかり認識した上で取り組むことができました。
・課題を自分事化するのはとても難しく、今までで一番大変でしたが、探究計画書の書き方がわかりました。
・解決策を貢献度と難易度で仕分けすることで、何から始めることができるのかが理解しやすいことがわかりました。
・SDGsのことについて考えることがあまりなかったけれども、今回の探究で調べてみて世界が抱えている問題について知ることができました。
○まとめ・表現1-1(第2学年)2024.10.30
・はじめに、オンラインで「探究活動報告会」の概要を理解するとともに、先輩の優秀発表例を共有し、イメージをつかみました。その後はグループ毎に発表ポスターの作成に取り組みました。クラス内でグループ間の情報交換も適宜行いました。
*生徒の感想
・他のグループの進捗状況を聞いて自分たちのグループ内にはない考えを聞けたので、とても参考になった。
・他班の人たちに発表内容を一人で説明する事の大変さや難しさを改めて実感しました。分かりやすい説明ができるよう、発表原稿作りを含め事前準備をしっかり進めていきます。
・スライドを8ページにまとめるのは難しいと感じた。発表内容を絞り込むことに加え、実験をする必要もあるので気を引き締めて頑張っていきたい。
○個人探究活動報告会②(第3学年)2024.10.30
・先週はこれまで取り組んだレポートをグループ内で発表しましたが、今週は選出された5~6名の生徒がクラス全員を前にして、口頭発表に挑戦しました。
*生徒の感想
・自分ではあまり考えたことがないテーマでしたが、発表を聞いて興味が湧きました。
・ 自分の意見を簡潔にまとめて、聞き手に語りかけるように説明していて聞き取りやすかったです。
・ 探究した内容が、自分自身の将来の夢の実現に繋げられるように考えられていて、すごいなと思いました。
〇トレーニング2「課題の設定」④(第1学年)2024.11.06
・プレ探究計画書の内容を踏まえて、SDGsに係る探究計画書の作成に取り組みました。探究学習と調べ学習の相違点を意識して活動しました。
*生徒の感想
・課題解決のための実行可能なスケジュールを立てるのが大変難しかったです。
・ SDGsのことについて自分事として捉えると自分のできることがだんだん見えてきて、自分も解決のために参加できることがわかって嬉しいなと思った。
・友達と探究計画書を見せ合い、話し合うことで探究力が向上すると改めて実感しました。
○まとめ・表現1-2(第2学年)2024.11.06
・グループ毎に探究活動報告会に向けて準備を進めました。大学生メンター4名の支援もあり、熱心に取り組んでいました。
*生徒の感想
・間もなく実験が終わる見込みなので資料作りが一気に進みそうだ。
・本発表まであと1ヶ月程なので、なるべく早く完成させて発表の練習にも時間を割きたいと思います。
・情報収集と整理・分析を重ねて、より良いスライド作成につなげたいと思います。大学生メンターにアドバイスを頂いたので、改善もしていきます。
○個人探究活動の共有①(第3学年)2024.11.06
・データ共有した学年全員のレポートから、興味・関心のあるものをワークシートにメモし、その内容をグループ毎に紹介する活動を行いました。
*生徒の感想(よく閲覧されていたレポート)
・「女の子は父親似で男の子は母親似が多いという説は本当なのか 」
・「緊急地震速報について」
・「入眠前のぐるぐる思考を止めるには」
〇トレーニング2「情報の収集」①(第1学年)2024.11.13
・はじめに、担当教員からオンライン方式でインタビュー調査の特徴、利点そして注意点を学びました。その後、生徒はペアとなり、オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンの効果的な使い分けを実習しました。
*生徒の感想
・クローズドクエスチョンよりオープンクエスチョンの方が答えが出やすいことがわかりました。
・ ニュースで見かけるインタビューはこのように作って段階を踏んでできているのだとよくわかりましたし、どれだけ大変なかがよくわかりました。
・インタビューをする時には聞かれる人の気持ちも考えることが大切だと思いました。
○まとめ・表現1-3(第2学年)2024.11.13
・グループ毎に探究活動報告会に向けて準備を進めました。
*生徒の感想
・色素を凝縮する実験を行ったが、どの工程が一番実用的であるかを実証していきたい。
・探究受賞者の発表動画を見ると、細部にわたって実験を繰り返し、整理・分析を行っていた。自分たちのグループの実験に活かしていきたい。
・今回は周波数の計測を行った。吸音材の厚みや質の変化によって遮断できる周波数の変化を記録した。本発表に向けて実験データを蓄積していきたい。
〇トレーニング2「情報の収集」②(第1学年)2024.11.20
・はじめに、オンラインでメールの書き方や電話のかけ方等の情報収集の基本を学んだ後、ペアワークでインタビューの在り方を実習しました。
*生徒の感想
・ペアワークで相手の目を見たり、相槌を打つなど、しっかり反応することで、相手と会話がしやすい環境を作れることがわかりました。
・目的に応じてインタビューの方法を変えることが有効なことや、電子メールの適切な書き方がわかりました。
・インタビューでは聞きたいことを予めまとめておくことが大事だと思いました。
○まとめ・表現1-4(第2学年)2024.11.20
・グループ毎に探究活動報告会に向けて準備を進めました。学生メンターの2名は一貫校高等部で支援・助言をしてくれました。
*生徒の感想
・整理、分析した結果をスライドとしてまとめるのが難しく、相手の視点に立ってスライドを作ることが大切であることに気づいた。
・レモンの匂いを嗅いだ時の反応実験で、ある程度偏る結果が出たことは見込みどおりだったが、一方で感じ方には個人差があることも分かった。
・実験を計画的に進めるのが難しかった。一つの実験の度にまとめながら実験するのは非効率で、チームで協働して計画的に行うことが大事だと思った。
〇トレーニング2「情報の収集」③(第1学年)2024.12.04
・はじめに、担当教員からオンライン方式で先輩の各種実践事例(校内施設利用、アンケート調査、校外活動等)を学ぶとともに、「探究」に係る校内外活動のルールを確認しました。その後は、各自でメールの作成を実習しました。
*生徒の感想
・普段LINEなどを使い、メールを書く機会がほとんどないので、むずかしかったです。
・初めて正式なメールを作成し、将来のためのよい体験になりました。
・メールを送る時には相手に失礼のないようにすることが大切だと思いました。
○個人探究活動の共有②(第3学年)2024.12.04
・学年全員のレポートから、興味・関心のあるものをワークシートにメモし、その結果をクラス内で共有し、優秀作品を選考する参考としました。
*生徒の感想(気になる論文・レポート)
・「障がい者が生活しやすい社会にするためには」
・「メンタルを強くするためには」
・「いじめをなくすには」
〇トレーニング2「整理・分析」①(第1学年)2024.12.11
・「どうしたら北関東への移住者を増やすことができるか」をテーマに、グループ毎にシンキング・ツールのバタフライ・チャートを用いて、意見を整理するとともに、ニュース記事など言語化された情報を整理・分析し、考察に役立てました。
*生徒の感想
・バタフライチャートをつかうことで意見をまとめやすかったです。
・北関東にはいいところがいっぱいあることがわかりました。
・みんなの考えを聞くと、自分にできることや、やるべきことのアイディアがたくさん浮かんで、私達がやるべきことがたくさんあることに気づきました。
○まとめ・表現1-5(第2学年)2024.12.11
・探究活動報告会の発表書式や記録用紙など具体的なマニュアルを共有するとともに、グループ毎に鋭意準備を進めました。初めての試みとして、3年生の「探究サポーター」が、自らの活動経験を基にして、2年生の教室で活動を積極的に支援・助言してくれました。
*生徒の感想
・スライド内容を要約し、発表用として8枚のスライドにまとめるのが難しかった。来週の締切までに完成できるよう班員同士で協力していきたい。
・発表に向けて仕事を分担したが、それぞれの進捗にバラツキが見られた。発表に向けて再調整が必要で、締め切りを守ることの大切さを身をもって知った。
・発表までにポスターが完成するのか心配になってきました。アンケート結果の整理、分析がまだ不十分なので、発表に向けて頑張りたいです。
○個人探究活動の共有③(第3学年)2024.12.11
・学年全員のレポートを引き続き閲覧するとともに、優秀作品を選考する投票をしました。
〇トレーニング2「整理・分析」②(第1学年)2024.12.18
・前回の「どうしたら北関東への移住者を増やすことができるか」から対象を絞り込み、「どうしたら桐生市の人口を増加することができるか」をテーマに、
シンキングツールのロジックツリーを用いて定性分析及び定量分析に挑戦しました。
*生徒の感想
○まとめ・表現1-6(第2学年)2024.12.18
・明日の探究活動報告会に向けて発表用のポスター作成に鋭意取り組みました。中にはプレゼンのリハーサルをしているクラスもありました。
*生徒の感想
・原稿を見ないで説明しようとするとまだ噛んでしまうので、ぎりぎりまで発表練習をして明日に備えたい。
・今日はポスター発表用の印刷調整に追われ、発表のリハーサル準備が全然できませんでした。宿題としてがんばります。
・聞いている人にわかりやすく伝えるため、話すスピードを考えたり、抑揚をつけジェスチャーを交えるなど、話し方を工夫をして分かりやすい発表ができるようにしたいです。
○個人探究活動の共有④(第3学年)2024.12.18
・論文・レポートの最終校正を行うとともに、3年間の活動のふりかえりをじっくり行いました。また、各クラスで優秀賞と奨励賞の発表があり、その内容を改めて閲覧しました。
○探究活動報告会(第2学年)2024.12.19
・講堂において、グループ毎にこれまでの取組をポスター形式で発表し、活動内容を共有しました。大学の先生など10名の外部講師から指導助言をいただきました。
*生徒の感想
・「いつか誰かがやるから」と人任せにするのではなく、仲間と協働しつつ、自分の役割を自覚して行動に移すことの大切さを実感しました。
・原稿を見ないよう皆で練習したり、スライドの見やすさを考えて、使う色を3色までとするなど工夫をしました。中間発表でのアドバイスをもとに探究活動を重ねたことで、自信を持って発表することができました。
・スライド作成は私達の目線ではなく、初めて聞く人たちが理解できるように意識して作りました。プレゼンでは発表経験に偏りが出ないように配分を考え、それぞれが最後まで責任を持って担当することができました。
〇トレーニング2「整理・分析」③(第1学年)2025.0.1.15
・数量を比較する棒グラフ、割合を比較する帯グラフ、大まかな分布をつかむクロス分析、細かい分布を見る散布図・相関係数などの定量分析について、実習をとおして理解するとともに、探究学習で活用できることを目指しました。
*生徒の感想
・グラフを使い分けることにより、内容がわかりやすくなったり伝わりやすくなるんだなと思いました。
・相関関係があるからといって、因果関係があるとは限らないということを、探究活動で注意しようと思いました。
・クロス集計表は統計に詳しくなくてもわかりやすいことを学びました。
○探究活動報告会の振り返り「まとめ・表現」2-1(第2学年)2025.01.15
・前半は昨年末に実施した探究活動報告会での発表内容について、聞き手側の感想をフィードバックして、振り返りを行いました。後半は全グループの発表内容を閲覧可とし、報告会当日に聞けなかったグループの発表内容にもふれられたことで、生徒たちの探究心を掻き立てる良い刺激となったようです。
*生徒の感想
・他班の発表用ポスターを見て、自分たちが学ぶべき点を発見できたので、来年度の個人探究に活かせるよう頑張ります。
・各グループ間でテーマが被らず多様な探究テーマで活動しており、自分が知らなかったことや、気にも留めていなかったことを知ることができ、良い経験となった。
・面白いと思った発表は、どれも得られた結果から新たな課題を生み出し、自分たちで試行錯誤して見つけた解決策と、それを裏付ける説得力のあるデータ。また、わかりやすく、見てて楽しいと思えるようなスライド作りなど、全てがしっかりしていた。
〇トレーニング2「まとめ・表現」①(第1学年)2025.0.1.22
・Canvaを用いてこれまでの学習内容の中から、みんなに紹介したいテーマを選び、ポスター制作に取り組みました。本時は操作を理解することに主眼に置きました。
*生徒の感想
・興味をひくポスターを作るのは難しかったけれども、周囲の色々な人にやり方を教えてもらったりしてなんとかできました。
・Canvaは操作が少し難しいですが、慣れればとても使いやすいと思いました。
・Canvaをこれからの学校生活や社会生活で使える道具にするために、授業の内容をしっかり頭に入れて自分で扱えるようにしたいと思います。
〇「まとめ・表現」2-2(第2学年)2025.01.22
・グループ探究活動が将来の進路選択や仕事にどのように役立つのかを「樹徳の10の力」に鑑み、より深い振り返りを行いました。
○「樹徳の10 の力」とは?⇒①知識・技能 ②課題発見力 ③課題解決力 ④発信力 ⑤自主性
⑥挑戦する力 ⑦主体性(努力継続力) ⑧他者理解力 ⑨感謝する心 ⑩奉仕の精神
*生徒の感想
・振り返りをすることで新たな課題発見につなげ、将来に活かせることが分かった。
・グループ探究活動をとおして、スライドの作成やプレゼンの方法といった情報発信のスキルが高まった。3年生の個人探究でも頑張りたい。
・グループ探究を振り返ると、気が付けば「樹徳の10の力」に沿って活動していたことに気付きました。
〇トレーニング2「まとめ・表現」②(第1学年)2025.02.05
・前時はCanvaの操作を理解することに主眼に置きましたが、本時は伝えるねらいや対象を意識して、Canvaでポスターの制作に各自で取り組みました。
*生徒の感想
・実際に作ってみて、見やすく伝わりやすいポスターを作るのは難しいなと感じました。
・Canvaのテンプレートを使えば簡単にポスターを作ることは出来るけれども、次回は写真選びやポスターの配色などをさらに意識したいと思いました。
・自分で考えてポスターを作るのは楽しいけれども、大変でもあって、こうした仕事をしている人はすごいなと作りながら思いました。
〇「まとめ・表現」2-3(第2学年)2025.0.2.05
・繰り返し行ってきた振り返りをもとに、探究活動での学びが自らの進路とどう結びつくかを考察することで、生徒ひとり一人の行動変容につなげる機会としました。
*生徒の感想
・進路決定に残された時間はあとわずかであることに気付き、焦りを感じるとともに、今の自分のままでいいのかと思った。今できることに手を抜かず、希望する進路の実現につながるよう努力をしていきたい。卒業後の未来が近づいてくるのが少し楽しみにも感じた。
・もっと自分の将来について考えるべき時が来た。自分のやりたいことは曖昧ながらも決まってはいるが、多面的に選択肢を広げつつ、進むべき道を定めていく。
・2月に後輩向けのプレゼンを行うにあたり、大学教授や大学生からいただいたアドバイスを活かし、後輩たちにとって参考となる完成度の高いプレゼンを目指したい。
〇「まとめ・表現」2-4(第2学年)2025.02.12
・前半は昨年末に実施された探究活動報告会で、内外の評価点の高かったグループの表彰をクラス毎に行いました。後半は探究学習と進路学習をクロスさせ、多分野にわたる大学等の講義動画をWebで自由に視聴し、進路選択の幅を広げつつリフレクションシート1にまとめました。
*生徒の感想
・教授や准教授がそれぞれの専門分野で、世界をより良くしようと様々な研究を積み重ねたことで私達は生活できているのだと思いました。
・自分の志望する学部ばかりに縛られず、自分の好きな分野の講義動画を自由に見られたことで、学びに向かうハードルが少し低くなったように感じました。
・今まであまり見てこなかった分野の研究が見ることができて、多方面で興味深い研究がされていることに気付きました。自分の視野が広がりました。
〇「まとめ・表現」2-5(第2学年)2025.02.19
・先週の後半の続きとして、多分野にわたる大学等の講義動画をWebで自由に視聴し、進路選択の幅を広げつつリフレクションシート2にまとめました。
*生徒の感想
・子どもは遊びを通じて多くの力を身につけるため、安心して自由に遊べる環境を整えることが重要であることが分かりました。環境の重要性は勉強など他の活動においても同様であると感じました。
・命の大切さを改めて感じました。臓器移植については賛否が分かれるようですが、皆、考え方は違うから何が正しく何が悪いではなく、臓器移植で助かる命があることを自分も真剣に考えたいと思いました。
・血液型には僅かな遺伝子配列の違いで血液型が大きく変わることを知りました。遺伝子配列の違いがどのように作用して血液型を決定するのかをより詳しく調べたいと思いました。
〇トレーニング2「まとめ・表現」③(第1学年)2025.02.19
・本時はCanvaで作成したポスターをグループ内やクラスで発表しました。3名の大学生メンターも参加し、熱心にメモをとっていました。
*生徒の感想
・みんなの前での発表はとても緊張しました。自分が調べたことを堂々と流暢に話している友だちを見てリスペクトしました。
・みんなのポスターは完成度が高く、とても面白かったです。QRコードを張ってあったり、動画を作ったりしていてわかりやすかったです。
・みんなの発表を聞いて一人ひとり個性が出ていて面白かったです。質問をするのが難しかったです。
〇優秀探究活動報告会(第1学年及び第2学年)2025.02.26
・12月に実施した2年生の探究活動報告会において優秀賞及び奨励賞を受賞したグループ、ならびに外部コンテストで入選したグループから8班を選抜し、それぞれの特色ある探究活動を口頭で発表しました。1年生と2年生の全員がハイブリッド方式で視聴しました。
*2年生の感想
・自分たちの班の探究活動と比べ具体的で、聞いていて没頭できるような内容ばかりだった。来年度、個人で探究活動をする際に、今回聞いた内容をもとに自分事として探究していきたいと思った。
・探究活動は先ず情報収集が重要で、インタビューをしたり、専門家の意見を聞いたり、実際に自分たちで実験を行うことの重要性を再確認する機会となった。発表する際の声の強弱や抑揚なども大切だと気付いた。
・全体的にハキハキしていて聞き取りやすく、スライドが見やすいことはもちろん、内容が分かりやすい。また、調査の幅が広く素晴らしかったです。私も3年次の個人探究でしっかりと探究できるよう努力したいと感じました。
*1年生の感想
・二年生のプレゼンテーションを聞き、スライドの作り方のコツを見つけました。声の大きさの工夫なども考えることができました。
・先輩方のスライドや話し方がとてもわかりやすく質疑応答の仕方も学べました。自分も先輩方のように誰もが納得できるような話し方をしたいです。
・1年間自分たちが取り組んできた探究が二年生はしっかりできていてわかりやすかった。自分も学んできたことを活かして頑張りたいと思いました。
〇1年間の振り返り(第1学年及び第2学年)2025.03.12
・一人ひとりが「自己評価シート」を使って1年間の自分の取組をふりかえるとともに、次年度の準備として「興味のあること」、「身近な問題」、「社会の課題」を書き出しました。また、優秀賞を受賞したグループは発表パネルを校内に展示する準備をしました。