活動報告
◯令和6年度グループ探究活動で開発した「あんこですよ(塩バター餡・柚子餡の2種)」期間限定販売中! 2025.07.06
本探究活動では、若年層の「あんこ離れ」に注目し、あんこの豊富な栄養価や美容・健康効果を発信することで、あんこの魅力を再評価しようと試みた。地元の和菓子店「上州菓匠 青柳」と連携し、最新の餡製造機による「こくみ餡」を活用した新商品開発を進めた結果、「あんこですよ(塩バター餡・柚子餡の2種)」が実際に商品化され、現在、青柳の店舗にて期間限定で販売されている。今後は「ふりかけ」などの試作品の改良やシリーズ化を通じて、さらなる普及と地元のまちおこしに貢献していきたい。
令和6年度グループ探究活動報告会優秀賞 探究テーマ 「あんこ離れ」を止めろ!あんこ大変身計画!!
◯「STEM×探究」実践授業(第2学年)2025.07.11
世界最大級のコンサルティング会社であるアクセンチュア株式会社より、総勢10名のスタッフの方々を講師としてお招きし、第2学年・進学探究コース(SSクラス・Kクラス・Sクラス)の生徒108名を対象に「STEM×探究」実践授業を実施しました。授業は、データ分析の手法を学ぶワークショップ形式で進行し、「講義→分析→立案・検証→発表」という一連のプロセスを体験しました。実践的な演習を通じて、データをもとに課題を分析し、解決策を導き出すまでの一連の流れを学ぶ貴重な機会となりました。
◯高大連携講座 生命・医学2025「iPS細胞の可能性」(第1,2学年)2025.07.28
京都大学iPS細胞研究所と連携して、進学探究コース(SSクラス・Kクラス・Sクラス)、一貫校、理科部の希望者66名を対象にオンラインで高大連携講座を実施しました。
この講座では、iPS細胞の基本概念や特徴だけでなく、その医療や薬学への応用についても詳しく掘り下げました。参加者は、iPS細胞が再生医療において無限に増殖可能で、さまざまな細胞に分化できる特性を持ち、難病の治療や新たな薬の開発へと応用できることを学びました。また、講師は実際の研究事例や倫理的課題についても詳しく説明し、医療の未来に向けた責任ある姿勢が求められることを参加者に伝えました。
*生徒の感想
・iPS細胞の話を聞いて、再生医療がどれだけ現実的に近づいているかを実感しました!特に、病気を治せる可能性があるなんて、本当にワクワクしました。
・講座の中で出た倫理的な問題について考える時間があって、自分が研究者になった場合、どういった心構えが必要かを知れて良かったです。やっぱり、研究は誰のためにするのか、大切だと思いました。
・薬学や生命科学とのつながりが知れたのも興味深かったです。自分は生物を選択したいと考えているので、これからの学びに活かせそうですし、さらに深く勉強したいと思いました!
◯高大連携講座 宇宙2025「素粒子と宇宙の謎に迫る」(第1,2学年)2025.07.30
東京大学素粒子物理国際研究センターと連携して、進学探究コース(SSクラス・Kクラス・Sクラス)・一貫校・理科部の希望者79名を対象に高大連携講座を実施しました。
本講座では、ヒッグス粒子や加速器を用いた素粒子物理学研究、そしてそれらが宇宙の起源解明にどのように貢献しているかについて詳細な解説がありました。特に、国際協力体制の下で進められる研究の現状は印象深く、宗教や文化、歴史的背景の違いを超えた科学者たちの協調に感銘を受けました。 日本がLHC建設に多額の予算を投じているという事実からも、国際的な研究協力の重要性が改めて認識できました。
*生徒の感想
・講義を通じて、物理学研究が国を超えて行われていることに驚きを感じました。様々な宗教や文化が異なる研究者が協力し合うことで、共通の目標に向かって努力しているという事実は感動的でした。科学が持つ普遍的な力を実感しました。
・ヒッグス粒子の生成過程や加速器の技術についての説明が非常に興味深かったです。特に、世界中の研究者が協力して宇宙の謎を解明するために努力している姿勢に感銘を受け、科学には国際的な連帯感が必要だと感じました。
・今回の講義を通じて、素粒子物理学の研究が数学や他の科学分野と結びついているだけでなく、異なるバックグラウンドを持つ研究者たちが一堂に会し、協力して新たな発見を目指す姿を見て、科学の重要性を再認識しました。
◯高大連携講座 ロボット2025「自律型サッカーロボット」(第1,2学年)2025.08.02 / 08.03 ※2日間
群馬大学理工学部と連携して、進学探究コース(SSクラス・Kクラス・Sクラス)、理科部の希望者13名を対象に高大連携講座を実施しました。
この講座では、参加者一人ひとりが2日間で自律型サッカーロボットを製作し、プログラミングにも挑戦しました。ロボットがボールを見つけて追いかけたり、相手ゴールを認識してシュートしたりする動作を実現するために、参加者たちはトライ&エラーを繰り返しながら、自ら課題を発見し、解決に向けて試行錯誤を重ねました。講座中は、高校生同士での情報交換に加え、大学教授・大学院生・大学生からの丁寧なアドバイスを受けながら学びを深めました。最終日には、自作ロボットによるサッカー大会が開催され、大いに盛り上がりました。
ロボット製作やプログラミングの技術だけでなく、大学での学びの様子や大学生活、進路選択に関するアドバイスも、大学の先生や学生の皆さんから直接聞くことができ、非常に充実した2日間となりました。
◯高大連携講座 生命・医学2025「薬学」(第1,2学年)2025.09.12
主に進学探究コース(SSクラス・Kクラス・Sクラス)の1、2年生185名を対象に、山口東京理科大学薬学部と連携した高大連携講座を実施しました。この講座は、本校理科部が「Google Science Jam 2015」でグランプリを受賞した際に、学生メンターとしてご指導いただいたご縁で、現在、大学で教鞭をとられている小野田先生をお招きして実現しました。
講座では、「薬学」と「脳科学」をテーマに、最先端の研究が私たちの生活といかに深く結びついているかを学びました。生徒たちは、普段使用する薬が完成までに15年もの年月と1500億円もの費用がかかることに驚きを隠せない様子でした。また、薬が量によって毒にも薬にもなることや、AIが活用された最新の創薬技術についても学びを深めました。
さらに、脳科学の分野では、MRIやMEGといった技術によって人の思考や脳の活動を「見える化」できる時代になっていることを知りました。光を用いて神経を操作する研究など、将来的に病気の治療や意思疎通の困難な人々を助ける可能性を秘めた技術に、強い関心を示しました。
*生徒の感想
・薬の開発にかかる時間や費用、そして服用量によって毒にも薬にもなるという事実に触れ、今まで興味がなかった分野にも目を向けるきっかけとなりました。
・脳活動を可視化する技術や、光で神経を操作する研究を知り、将来的に病気の治療やコミュニケーションのあり方を変える可能性に、期待が高まりました。
・AIが進化する時代だからこそ、AIに頼るだけでなく、国語力を高めて論理的に思考し、唯一無二の答えを導き出すことの重要性を再認識しました。
◯きりゅうビジネススクール(第2学年)2025.07.29
日頃の探究学習の実践の場として、本校2学年進学探究コース(Kクラス)の生徒6名が、桐生市・日本政策金融公庫・NPO法人キッズバレイが共催する高校生対象の創業セミナー「きりゅうビジネススクール」に参加しました。
セミナーでは、他校の生徒とグループを組み、自由な発想を活かして「困りごと」や「面倒事」を解決するための事業計画を立案。身近な課題からビジネスのアイデアが生まれることを体感しました。
参加した生徒たちは、「みんなが困っていることの中にビジネスの種があると気づいた」「今後も興味をもったことに積極的に挑戦していきたい」と、今後の学びへの意欲を高めていました。
○全体オリエンテーション(第1学年)2025.04.23
高校で初めての「総合的な探究の時間」として、探究活動の目的や進め方、シンキングツールや課題設定などの基本について学びました。後半は印象に残ったキーワードや感想を振り返り、探究への意識を高めるとともに、学びが将来や社会とどう関わるかを考える機会となりました。
*生徒の感想
・自分が知らない探究の方法が知れて良かった。シンキングツールなどこれからたくさん使っていきたいと思った。
・中学校の総合の時間が、高校の探究の前段階だったと知って、つながっていることが分かりました。中学では先生から出された課題を話し合っていたけど、高校では自分たちで課題を見つけて考えていくんだと思いました。
・これからの社会を生きるために必要なことなのでしっかり学んでいきたい。
○全体オリエンテーション(第2学年)2025.04.23
全体オリエンテーションをとおして、課題設定、情報収集、整理分析、まとめ・表現という「探究の過程」を改めて確認しました。2年生ではグループによる探究活動を行い、変化の激しい現代を生き抜くための「生きる力」を身につけることを目指します。
*生徒の感想
・探究活動を通して、自分が本当に興味を持てるテーマを見つけるのは簡単ではなかったけれど、問いを考えたり、友達の意見を聞いたりする中で、少しずつ関心のある方向が見えてきた気がする。
・グループでの話し合いや他の発表を聞くことで、自分とは違う考え方や価値観にたくさん触れることができて、新しい視点を持つきっかけになった。
・これから始まるグループ探究活動では、自分の興味をもっと深めていきたいと思うようになり、考えをまとめたり伝えたりする力も伸ばしていきたいと感じている。
○ 全体オリエンテーション(第3学年)2025.04.23
入学以来、探究活動を重ねてきましたが、3学年では「個別探究活動」となります。前半では、これまでの探究活動を振り返り、2学年のグループ探究とどう違うのか。そして、「個別探究活動」をどうとらえるべきかについて、全体オリエンテーションを実施しました。後半は、宿題でもあった興味のタネを、社会課題や心のモヤモヤとどのように結び付けられるのかについて各自が考察しました。
*生徒の感想
・コミュニケーション能力や課題解決のための力を探究活動をとおして育んでいきたいと思った。
・自分に興味があって、かつ社会に貢献できる課題の設定がなかなか難しかった。
・社会問題を「自分事」として受け止めつつ、他者のために尽くす奉仕の精神が大切だと感じた。
○考えるための技法①(第1学年)2025.04.30
物事の共通点と相違点を比較するのに役立つシンキングツール「ベン図」と、「良い点・良くない点・気になる点」を整理し、物事を多面的・多角的に捉える「PMI」を学習しました。生徒たちは積極的に思考を深め、食(米とパン)に関する身近なテーマをもとに、視点を広げながら真剣に取り組みました。
*生徒の感想
・ベン図やPMIなどの考える道具を使うことで、自分たちの意見を整理したり、違う意見を比べたりしやすくなった。
・他の人の視点を聞いたことで、同じ食に関することでも色々な考え方があると気づいた。
・当たり前に食べていた食品の背景や課題について知り、なぜこの食材が選ばれているのかなど、深く考えるようになった。
○ 第1回出前講義(第2学年)2025.04.30
大学教授等の外部講師による講義をとおして、生徒の視野を広げ、探究課題を発見するヒントやきっかけを得ることを目指しました。本日は8校の大学、3校の専門学校から14名の先生を招聘しました。本行事も3年目となり、探究学習を進める上で、不可欠のものになりしつつあります。
*生徒の感想
・一人の意見だけでなく、複数の人と話し合うことで視点が広がり、自分の考えも深まると実感した。
・失敗してもいいからまず行動することが大切だとわかった。やってみないと本当の課題は見えてこない。
・社会課題を身近なことと結び付けて考えると、自分にもできることがあると前向きな気持ちになった。
○ 課題の設定1(第3学年)2025.04.30
前半は個人が1つに絞り込んできた問題について、問題設定の理由と今後の探究活動の見通しをグループ内で発表させ、互いに寄せ合う感想や助言をとおして、課題設定に向けたブラッシュアップを行いました。後半はロジックツリーを使い、「問題」と「課題」それぞれについて思考の構造化に挑戦しました。
*生徒の感想
・身近な問題点から、課題を設定する糸口を見つけることできました。発見した問題点をもとに、ロジックツリーで課題設定を行い、個別探究をとおして微力ながらも社会貢献につなげられるよう、頑張りたいと思います。
・問題点がいくつか発見できたものの、まだ1つに絞り切れていなかったので、改めて情報収集を行い問題点について具体化させました。これをもとに次回はロジックツリーに取り組んでいきます。
・課題を設定するためにそれぞれが感じる問題点をグループ内で共有・議論をする中で、私たち高校生と関連のある問題が思ったよりも多いことに驚きました。
○考えるための技法②(第1学年)2025.05.07
「群馬県の魅力度を高めるにはどうしたら良いか」というテーマに取り組むにあたり、まずKWLを用いて「知っていること・知りたいこと・わかったこと」を整理することで、関心を深め、理解を深める方法を学びました。次に、三角ロジックを活用し、「事実・理由・主張」の順に考えることで、自分の主張を論理的に組み立て、相手に伝わりやすく整理する力を養いました。
*生徒の感想
・KWLに書き出すことで、自分の知識や関心が整理でき、さらに三角ロジックを使うことで、考えを筋道立てて文章にまとめられることに気づいた。
・群馬には観光地が意外と多いのに、なぜ魅力度ランキングが低いのか疑問に感じた。情報発信の仕方に課題があるのではないかと考えた。
・群馬県には多くの観光資源がある一方で、若者が関心を持てるような現代的な施設やエンタメ性のある場所が少ないことに気づきました。
○課題の設定1 興味のタネを探す(第2学年)2025.05.07
本時は「課題の設定」のための導入授業として位置づけました。前半では「みんなの探究ライブラリ」を調べ、課題の設定に至るまでのイメージをつかみました。後半ではシンキングツール「イメージマップ」を用いて、自分が解決したい課題を明確化しました。
*生徒の感想
・課題を設定するのは簡単そうに見えて、実際にやってみるととても難しいということに気づきました。
・イメージマップはトピックを広げたり整理したりするのにとても役立つけれど、書き方や広げ方には工夫が必要だと感じました。
・日常生活の中には、普段は意識していなかった疑問や課題がたくさんあることに気づきました。
○ 課題の設定2(第3学年)2025.05.07
グループでの意見交換をもとに1つに絞り込んできた問題点から、ロジックツリーを用いて抽象的な問題を具体化させました。そして、その解決のために必要な課題は何かを考え、個別探究での「仮課題の設定」に挑戦しました。生徒たちはその他、様々な考えるための技法を用いて課題設定につながる糸口をそれぞれが模索しました。
*生徒の感想
・whyツリー、Howツリーの2つのロジックツリーを使うことで、自分の感じている問題が構造化され、取り組むべき課題が明確になった。
・探究は調べ学習ではないので難しい。テーマも大きくなりがちなので、高校生としての自分が取り組めることを絞れるようにする。
・授業内での完結を目指すのではなく、授業以外の時間も使って個別探究のテーマをより一層深堀りしていきたい。
○考えるための技法③(第1学年)2025.05.14
多面的・多角的に物事を捉え、分類して整理するシンキングツール「Xチャート」を活用し、群馬県のソウルフードである「焼きまんじゅう」を全国展開させるための方策について、4つの視点から検討しました。
*生徒の感想
・他の人の意見や視点に触れることで、自分では気づけなかったことに気づき、新たな学びにつながった。
・焼きまんじゅうをテーマに、問題点や改善点を考えるのは大変だったが、問題発見から課題解決までのプロセスを体験する中で、探究的な考え方が身についてきた。
・焼きまんじゅうのような身近なテーマにも多様な意見や実態があることに驚き、地域や社会への関心が高まった。
○課題の設定2 興味のタネを探す・興味のための理解(第2学年)2025.05.14
前回に続き、興味のタネを探す作業に取り組みました。今回はシンキングツール「ロジックツリー」を用いて興味のあるキーワードの問題点を考え、その原因を整理分析し、解決方法を考察しました。
*生徒の感想
・「なぜ?」「どうやって?」と問いを重ねて深堀りしていくことで、これまで気づかなかったことにたくさん気づけるとわかった。
・ロジックツリーを使って考えを広げたり整理したりするのは難しかったけれど、その分、課題の解決に向けて考えやすくなった。
・班の仲間と意見を出し合って話し合うことで、自分では思いつかなかった考えに触れられたり、楽しく深められたりした。
○課題の設定3 プレ探究計画の作成(第3学年)2025.05.14
個別に設定した課題について今後の探究活動の見通しを立てるため、プレ探究計画書の作成に取り組み始めました。中には課題を設定したものの、見通しが立たず、改めて課題設定に取り組む者もいました。探究活動とはこのように「行きつ戻りつ」を繰り返す中、自分が本当に取り組むべき課題を探し、取り組んでいくものなのです。
*生徒の感想
・取り組むべき課題が小さくなるほど貢献度も下がっていくが、高校生としての自分に何ができるかを現実的に考えつつ、課題を設定したい。
・課題が決まれば解決策も簡単に見つかると思っていたが、実際に考えてみると、なかなか解決策が思い浮かばない現実を知った。
・現在、構想段階の課題が、今後どのように探究として展開していくかが楽しみなので、さらに視野を広げていきたい。
○課題の設定① 課題の設定とは(第1学年)2025.05.28
前半にオンライン形式で全学年共通の課題設定に関する講義を行い、探究において重要となる「問いの立て方」や「課題設定の視点」について学びました。後半は、各自が興味・関心のあるテーマをもとにイメージマップを作成し、「気になること」を可視化するワークに取り組みました。イメージマップを用いることで、自分の中にある関心や思考を広げながら、探究の入口となる「問い」を探る時間となりました。
*生徒の感想
・一つのテーマから多くのことが連想でき、自分でも驚くほど考えが広がった。イメージマップは無限に広がるツールだと感じた。
・自由に課題を設定する難しさはあったが、自分の興味を深める楽しさや達成感を得ることができた。
・「考える力」や「創造力」が生きる力にもつながることを実感した。探究の場だけでなく、日常の中でも活かしていきたい。
○「出前講義」のふりかえり(第2学年)2025.05.28
「出前講義」(4月30日及び5月15日実施)をワークシートを活用してふりかえりました。興味・関心を持ったこと、今後のグループ探究活動のヒントになりそうなことを整理しました。その後、探究を行うグループ毎に「ロジックツリー」を用いて、探究活動を始めました。
○課題の設定4 個別探究計画書の作成1(第3学年)2025.05.28
プレ探究計画書をもとに探究計画書の完成を目指して作成に当たりました。作成の過程で仲間と話し合いながら互いの不十分な点を指摘し合い、また改善策について意見交換をするなど、個別探究活動の中にも協働して取り組む姿が見られました。生徒たちは次週の個別探究中間発表に向けてそれぞれ追い込みに入りました。
*生徒の感想
・来週行われる中間発表に間に合うように準備を進めていきたい。
・本日までを目標に作成してきた探究計画書が完成しました。計画書をもとに中間発表ができるよう調整していきます。
・Googleフォームで使用する画像の用意や、確認するべきアンケートの内容をどう作り込んでいくか、思考錯誤を繰り返しながら作成中です。
○課題の設定② 自己SWOT分析(第1学年)2025.06.04
課題設定につながる「興味のタネ」を見つける第一歩として、SWOT分析の手法を活用しました。SWOT分析とは、Strength(強み)=長所や好きなこと、Weakness(弱み)=短所や苦手なこと、Opportunity(機会)=楽しみだと思うこと、Threat(脅威)=困りごとの4つの視点から物事を整理・分析する方法です。授業では、まずグループで本校に関するSWOT分析を行い、その後、一人ひとりが自己SWOT分析に取り組みました。生徒たちは、自分の強みや弱み、今後の可能性や課題を見つめ直す中で、「リフレーミング(弱みを強みに変える見方)」に気付き、自己理解を深めていきました。普段意識していない自分の内面を言語化することで、今後の探究活動のヒントを得る機会となりました。
*生徒の感想
・自分の弱みを強みに変えるリフレーミングというものがあると知り、何事もポジティブに捉えやすくなりました。
・弱みから強みに変えることは自分をポジティブにしてくれると気付いた。自身の自己分析をすることで、自分の強みと弱みに改めて気付くことができた。2つを組み合わせて新しい課題に気づくことができたので、これを活かして行動に移していきたい。
・今回の課題設定の授業で、自分の身の回りの出来事や生活からも問いを見つけ出すことができることに気づいた。
○課題の設定③ プレ探究計画書の作成(第2学年)2025.06.04
・前時に続き、グループ探究の課題設定のために、ロジックツリーに取り組みました。Howツリーの作成から「プレ探究計画書」にも着手しました。こうした活動をとおして探究活動の方向性がメンバー間で共有されつつあります。
○個別探究中間発表 進捗状況のグループ内報告・探究計画書の作成2(第3学年)2025.06.04
個人で作成した探究計画書をもとに、これまでの進捗状況をグループ内で 一人ずつ発表しました。進行役のグループリーダーとタイムキーパーを決めさせ、生徒主体で進行。生徒たちはそれぞれが発見した問題に対し、どう課題を設定し、今後の探究をどう進めていくつもりなのかを具体的に説明する様子が見られました。仲間からの意見及び質疑・応答をとおして、探究計画書のブラシュアップを行いました。
*生徒の感想
・中間発表での質疑応答(意見交換)によって、課題の一層の具体化や改善すべき点が見つかったので、探究活動が前に進んだように感じました。
・課題を設定したつもりが、実は調べれば分かる内容だったことに気付いた。探究と調べ学習の違いに注意しないと、安易な道に進みそうになるので注意が必要だ。
・普段、当たり前と思っているものにも目を向けて、様々な視点から見たり、観点を変えることで、意外と課題は身の回りに溢れていることがわかった。
○課題の設定③ プレ探究計画書(第1学年)2025.06.11
探究活動の第一歩として、「プレ探究計画書」の作成に取り組みました。生徒は前回のSWOT分析などを活用し、自分の興味・関心や身近な課題をもとに探究テーマの「タネ」を整理しました。自分自身の強みや弱みと社会課題とをかけ合わせながら、自分ならではの探究テーマの構想に挑戦する時間となりました。
*生徒の感想
・自分の強みや弱みを掛け合わせて「こうだったらいいな」という理想を考え、それをもとに課題を見つける作業が新鮮で、自分自身を深く見つめ直すよい機会になった。
・社会課題と自分の課題がつながっていることに気づき、身近な問題からでも探究のテーマを見つけられることがわかって面白かった。
・初めて自分で課題を設定するのは難しかったが、試行錯誤を通じて解決策を考えることの楽しさや、探究の奥深さを実感できた。
○ライフプランニング授業(第2学年)2025.06.11
ソニー生命のライフプランナーによる、人生とお金について考える特設授業を実施しました。卒業後の進路やその後の人生設計を具体的に考えることをとおして、生活や社会の課題を自分のこととして引きつけて捉える契機になることを目指しました。
○情報の収集①(第1学年)2025.06.18
今回は「情報の収集①」をテーマに、オンライン形式で探究活動における基本的な情報収集の方法について学びました。文献調査・アンケート調査・インタビュー調査・実験・観察現地調査の5つの方法について、具体例を交えながら、それぞれの特徴や利点、注意点を確認しました。また、信頼性の高い情報を得るために、先行研究を活用する意義や引用の重要性、誤った情報に惑わされないための工夫についても学びました。あわせて、Googleスカラーを用いた文献調査の練習も行いました。
*生徒の感想
・情報収集には文献調査・アンケート・インタビュー・実験・現地調査という5つの方法があり、それぞれにメリットと注意点があることがわかった。自分の課題に合った方法を選びたい。
・引用や先行研究の活用によって、自分の探究の信頼性が高まること、そして調査結果が「事実かどうかを確かめる姿勢」が大切だと学んだ。
・探究は単なる調べ学習ではなく、仮説を立てたり、自分なりの視点をもって調査を進める必要があると知り、難しさと面白さを実感した。
○課題の設定④(第2学年)2025.06.18
プレ探究計画書を基にして、探究計画書の作成にグループ毎に取り組みました。これから探究活動を進めながら推敲を重ねて完成を目指します。本日より大学院生や大学生がボランティアでメンターを務め、生徒の活動に良い刺激を与えてくれました。
○情報収集1 各種調査活動の実施(第3学年)2025.06.18
情報収集の方法にも様々な方法があることを配信された資料を参考に考察しつつ、中間発表で得た仲間からの意見をもとにブラッシュアップした探究計画書に基づき、自らの探究に必要な情報収集を始めました。生徒たちは様々な情報収集の在り方にふれ、またそれが「整理・分析」と、どうつなげていくのかを見据え情報収集と向き合いました。
*生徒の感想
・情報収集をするあたり情報量が全く足りていない現実に気が付いた。多角的かつ多面的な情報収集の必要性に改めて気づいた。
・個別探究を進める中、互いに質問し合ったことで自分では気づけなかった視点や考え方を共有できた意義は大きいと思う。
・ネット頼みの情報収集のみならず、多様な文献にあたることで学びを深め、充実した探究活動につなげたい。
*生徒の感想
・様々な情報収集の方法があることを知り、それぞれに応じた準備や工夫が必要だと感じました。場面ごとに適切に使い分けていきたいです。
・アンケートは簡単そうに見えて、実際に作ってみると目的を明確にしないと良い質問ができないことに気づきました。聞きたいことを端的に伝える工夫が大切だと思いました。
・初めて自分でアンケートを作ってみて、難しさもありましたがとても楽しかったです。探究活動の中でも活かしていきたいと思います。
○外部連携の仕様・手順(第2学年)2025.06.25
探究学習における校内外活動のマニュアルや各種申請書について、担当教員からオンラインで説明を受けるとともに、各班の進捗状況に応じてグループ探究活動を行いました。
○情報収集2 各種調査活動の実施2(第3学年)2025.06.25
卒業生が作成した個別探究論文レポートのうち、優秀・奨励賞を閲覧しました。先輩たちが個別探究で導き出した彼らなりの最適解と、自らの探究の現状とを対比させることで、今後の探究活動の全体イメージをつかみ、それぞれの進度に従って必要な情報収集を進めました。
*生徒の感想
・論文レポートの骨組みが出来上がりつつあるが、先輩方のレポートを見ると様々な事例が多面的に考察されている。自分も内容をもっと練り直す必要があると思った。
・インタビューさせていただいたスクールソーシャルワーカーのお話を聞いて、自分のテーマにやり甲斐を感じた。様々な視点からさらなる情報収集に当たりたい。
・アンケートを作る際は、明確な目的をもって作成するべきであり、具体的にわかりやすく質問内容を明記しないと回答者側に伝わりにくいことがわかった。答える側の
視点に立ったアンケート作りが大切。
○整理・分析①(第1学年)2025.07.09
「整理・分析」の初回授業として、担当教員がオンラインで整理・分析の意義について解説しました。その後、生徒は実際にテーマを決めてGoogleフォームでアンケートを作成し、クラス内で相互に回答・分析を行いました。初めてGoogleフォームを使用する生徒も多く、実践的な体験を通じて多くの学びが得られました。
*生徒の感想
・アンケートを作るのは思ったより難しかったけれど、楽しかった。質問内容や形式を考えるのに工夫が必要で大変でしたが、友達に回答してもらえた達成感があり、他のアンケートを見るのも面白かったです。
・回答者のことを考えて質問を作ることの大切さを学んだ。言葉の選び方や形式によって答えやすさが変わると気づき、相手の立場に立って作る工夫が必要だと感じました。
・Googleフォームを使えば、整理・分析が意外と簡単にできるとわかった。結果が自動でグラフ化されることで情報をまとめやすく、紙より効率的だと実感しました。今後の探究にも活かせそうです。
○整理分析1 論文・レポート作成に向けた整理分析1(第3学年)2025.07.09
これまでに集めた情報を各種シンキング・ツールを用いて整理・分析を行い、必要に応じてグループで意見交換をすることで、多面的な視点から考察をしました。 一方、
進度の早い生徒は個別探究論文レポート のひな形を使って、実際に下書きをしながら探究を進める者も現れはじめました。
*生徒の感想
・アンケートの作成内容に不備があり、実際に配信するまでかなり時間がかかった。アンケートに答える立場に立ってしっかりと作成にあたりたい。
・アンケートの回答が集まるまで一定の時間を要するようなので、アンケートの結果が集まるまでの間、できるところからどんどん進めていく。
・実験物を高温の状態で置いたままにすると状態変化が進んでしまうので、理科室をお借りして温度管理のできる状態で管理し、その変化を調べる。
○ふりかえり(第1学年)2025.07.16
マイナビのMATCH plus進路「社会人基礎力・適性診断」を活用し、自分の性格や強み・弱みを客観的に振り返るとともに、「樹徳の10の力」についても見つめ直しました。診断結果のグラフや評価コメントをもとに、自身の体験と結びつけながら自己理解を深めました。あわせて、適性のある職業や進路に関する示唆にも触れ、「将来どのような分野で力を発揮できそうか」を考えるきっかけとなりました。最後に、今後の高校生活や探究活動で挑戦したいこと、伸ばしたい力、小さな目標などを記入し、進路意識と探究の一歩目を重ねました。
*生徒の感想
・自分では向いていないと思っていた職業が出てきてびっくりしたけど、「意外といけるかも」と思えて、新しい自分を知るきっかけになった。
・創造力や主体性が足りないと分かったので、この探究活動や高校生活で少しずつ伸ばしていきたいと思った。
・将来のことをまだあまり考えていなかったけど、今回の診断で「こんな進路もあるんだ」と気づけて、進路を考えるヒントになった。
○整理分析2 論文・レポート作成に向けた整理分析2(第3学年)2025.07.16
先週に続く2週目の取り組みです。これまでに集めた情報を各種シンキング・ツールを用いて整理・分析を行い、必要に応じてグループで意見交換をすることで、多面的な視点から考察をしました。 一方、進度の早い生徒は個別探究論文レポートのひな形を使って、実際に下書きをしながら探究を進めました。
*生徒の感想
・日本では煮沸なしで水道水をそのまま飲めたり、充分な量の水を使えたりすることから、自分事として身近に水道水の問題を感じにくい。しかし、一方で、群馬でも水道水からPFASが検出されていることが分かり、この問題をもっと深堀りしていきたい。
・実験がうまく進まない。計画した実験そのものが曖昧であったことに気付かされたが、今回の実験では正しい結果が得られたかが分からない。実験は計画そのものも大事。
・添加が許される食品添加物が国によって異なっているようなので、何を判断材料として国ごとに規制の有無が分かれるのかを調べていきたい。
○整理・分析② データから本質を読み解く力(第1学年)2025.09.03
「グラフを読み取ろう!」「数字にだまされるな!」をテーマに、データから事実と意見を区別する力を養いました。担当教員が用意した7つのグラフや表を使い、グループでデータの背景や本質について議論を深めました。
*生徒の感想
・自分の思い込みや先入観が、データの解釈に影響を与える可能性に気づいた。
・情報を感覚的に捉えるのではなく、「事実」と「意見」を意識的に分けて考えるようになった。
・提示された情報を鵜呑みにせず、「なぜ?」という疑問を持つようになった。
○まとめ・表現1 論文・レポートの作成 / 論文作成1 (第3学年)2025.09.03
いよいよ個別探究もまとめの段階に入りました。生徒たちは発表書式に従って論文・レポート作成を進めました。夏休みに個別で探究を進め、論文・レポートが既に完成
した生徒もおり、完成した者同士でグループを組み、進行役、タイムキーパーを決め、輪番にプレゼンの練習を行う者たちも見られました。
*生徒の感想
・レポートを2枚にまとめるのが難しい。グループ探究とは異なり、要点をスライドにまとめて説明すればよいわけではなく、論文・レポートにまとめる形式となると伝えるべきことを全て文章化しなければならない。当然といえば当然だが、文字だけで伝える難しさを理解した。
・レポートがあまり進んでいないので頑張りたい。クラスの中にはお互いにプレゼン練習をしている人もいるので、来週には完成させられるよう頑張る。
・海外と日本のいじめの対策の違いについて調べた時、どの国もいじめを重要な問題と考えていて、罰金を課する国もあることに驚きました。多面的な情報収集から設定した課題解決に向けた具体的な一歩を進めていきたい。
○整理・分析③ 定量分析(第1学年)2025.09.10
今回の探究学習では、棒グラフ・帯グラフ・散布図・クロス集計表などを扱い、それぞれの特徴を学びました。グラフの種類によって強みや伝わり方が異なること、また相関関係と因果関係を混同しないよう注意が必要であることも理解しました。生徒たちは「状況に応じて最適なグラフを選ぶ力」を身につけ、今後の探究活動や発表で、データをより正確に、そしてわかりやすく伝えていく意欲を高めました。
*生徒の感想
・棒グラフや帯グラフ、散布図など、それぞれのグラフにメリットとデメリットがあり、目的や状況に応じて使い分けることが大切だと気づいた。
・相関関係と因果関係の違い、相関係数やクロス集計表の読み取りなどは難しかったが、データ分析の奥深さを知り、より正確で分かりやすい表現方法を意識するようになった。
・今回学んだ多様なグラフの特徴を、自分の探究活動や将来の分析・発表に活かしていきたいと感じた。
○まとめ・表現2 論文・レポートの作成 / 論文作成2 (第3学年)2025.09.10
先週に引き続き、個別探究報告会に向けた「まとめ」の段階に入りました。前半は各クラスをオンラインでつなぎ、レポート・論文完成後のスプレッドシートによる共有方法を学び、後半は個別探究の仕上げに入りました。この段階になると個人間で進度の差が開いた状態になっていますが、来週から2週にわたって行われる個別探究報告会に向け、それぞれの探究活動に熱が入ります。
*生徒の感想
・美容を通じて自己肯定感を高めるには、スキンケアや身だしなみ等、日常的に取り組める行動を通じて、自分を大切にする意識を育てることが重要だと思った。
・「なんとなく不安」は、決して特別なことではなく、多くの高校生が日常的に抱えている感情だった。そしてその不安は、言葉にしてみたり、誰かに話したりすることで少し軽くなることも分かった。
・姿勢を良くすることで身体への負担や勉強、仕事効率の向上など、副産的効果を得ることができる。子供から高齢者に至るまで良い姿勢で生活することが健康につながることが分かった。
○まとめ・表現① まとめ・表現とは (第1学年)2025.09.17
今回の授業では「まとめ・表現」としてプレゼンテーションのコツについて学びました。ペアワークでは、話し手と聞き手に分かれて体験し、聞き手がうなずいたり相づちを打つことで、話し手が発表しやすくなることを実感しました。さらに、夏季休業中に各自でGoogleスカラーを用いて調べた論文をグループ内で紹介し合い、その中から一つを選び、Googleスライドにまとめる活動を進めました。今後はクラスごとに発表を行う予定です。
*生徒の感想
・聞き手の態度や反応があるかどうかで、話しやすさや気持ちが大きく変わることを実感した。
・論文を要約してスライドにまとめる作業は難しいが、工夫しながら「相手に正しく伝わる表現」を目指したいと思った。
・グループで協力しながら多様な論文を共有し合い、新しい発見や面白さを感じることができた。
○個別探究活動報告会1 クラスのグループ内での個別発表 (第3学年)2025.09.17
各クラス5人程度でグループをつくり、グループリーダー、タイムキーパーを決めさせグループ内で個別発表を行いました。それぞれ個別テーマのもと、作成された論文を発表し、発表に対するフィードバックも行われました。生徒たちはグループ内で発表後、相互評価の結果として各グループの代表を選出。次週、グループ代表はクラス全員の前で発表することでクラス内での共有を行います。なお、全生徒の論文が閲覧可能となっていることから、クラス間の垣根を越えて良い刺激となっているようです。
*生徒の感想
・皆、それぞれの切り口から自分なりの探究を行っていて興味深かった。探究活動をとおして、これまで身に付けてきたつもりの知識がいかに浅かったのかに気が付いた。そしてより深い知識を求めることの楽しさにも気付けた。
・経営戦略について『時間帯別の客層の変化』『商品のラインナップ』『広告』に着目して分析したが、先生から「それぞれの結果をグラフや図にまとめると良い」とアドバイスをいただいたので次の機会に活かしていきたい。
・様々な着眼点について知ることができた。同年代の仲間たちが自分ではあまり深く考えたことのないことに興味を持ち、それぞれが探究活動を行っていたことが分かり、その多様性に気付かされた。
○まとめ・表現② プレゼンテーション準備 (第1学年)2025.09.24
今回の授業では、生徒が選んだ論文を読み解き、その内容を要約してプレゼンテーションスライドを作成しました。この段階では、単に情報をまとめるだけでなく、「いかに聞き手にわかりやすく伝えるか」を重視し、スライドの構成やデザインに工夫を凝らすことを目標としました。生徒たちは、文献の内容を読み解き、結論や考察を言語化することの難しさに直面しながらも、班の仲間と協力して作業を進めました。これにより、今後の発表会に向けて、より良いプレゼンテーションにするための課題や改善点を見つけることができたようです。
*生徒の感想
・論文の長い文章を要約して、簡潔でわかりやすいスライドにまとめるのが難しかった。文字を少なくして、画像やグラフを入れることで、見やすいスライドになることが分かった。
・班で協力して役割分担することで、計画的に作業を進められた。今回の経験を活かして、次の発表ではもっと協力を深めていきたい。
・人にわかりやすく説明することの難しさを感じた。発表練習を通して、話し方や間の取り方にも注意したい。
○個別探究活動報告会2 各グループ代表によるクラス内発表 (第3学年)2025.09.24
先週行ったグループ内での発表をもとに、各グループで選出された代表者がを超えてクラス内での共有を進めました。各グループの代表生徒が一人ずつクラス全体の前で口頭発表をしましたが、それぞれにとっての3年間の集大成を自信を持って発表ができていました。
*生徒の感想
・社会性は人間だけに存在するものではない。社会性とは仲間との協力や生存に役立つ重要な行動であると発表を聞いて感じた。
・英会話は単なる日常会話の手段にとどまらず、人と人との関係を築き、社会とのつながりを強める力を持つことが発表から伝わってきた。
・多様性を受け入れるには仲間意識を高める一体感が大切。集団の中で共に笑い、共に悲しみ、共に悔しがることで相手の個性を理解、そして受容しようという変化が生まれる。いじめ問題と多様性には共通点があることが発表から伝わってきた。