子ども時代の   「心に残る読書体験」を考える

 私たちは子ども時代の読書体験の多くを忘れてしまいますが,成人した後も鮮明に思い出せる読書体験も確かに存在しています。本研究では、成人後も「心に残る」子ども時代の読書体験に着目し、インタビュー等を通して、その形成要素を明らかにする研究を行いました。


    子ども時代の「心に残る」読書に関する実証的研究:読書体験の形成要素と長期的効果

    科学研究費助成事業 基盤研究C 19K12722


    研究期間:2019年度~2023年度


    研究代表者:須賀千絵(実践女子大学)

    分担研究者:汐﨑順子(慶應義塾大学非常勤講師)



研究成果報告会

2024年3月9日に開催した研究成果報告会の記録を掲載しました。

心に残る読書体験研究成果報告書.pdf

<終了しました>

科学研究費補助金基盤研究C「子ども時代の『心に残る』読書に関する実証的研究:読書体験の形成要素と長期的効果」(19K127222)の成果を報告する会を開催いたします。「心に残る体験」の研究として共通点の多い「ミュージアム体験」の研究についても取り上げます。本テーマに関心をお持ちの幅広い方々の参加をお待ちしています。

日程: 2024年3月9日(土)13:30~16:00  開場13:00 

場所: ワテラスコモンホール

〒101-0063 千代田区神田淡路町2丁目101番地 (JR「御茶ノ水」駅徒歩約3分)

https://www.waterras.com/common/access.html

プログラム: 

13:30-40 開会あいさつ

13:40-14:45 第1部:発表・報告

「日本における子どもの読書の状況の変化ー2000年以降を中心に」  汐﨑順子(慶應義塾大学文学部非常勤講師) 

「インタビューから子ども時代の『心に残る読書体験』に近づく試み」 須賀千絵(実践女子大学文学部) 

「ミュージアム体験の長期記憶に関する研究の展開」 湯浅万紀子(北海道大学総合博物館) 

14:45-15:00 休憩(15分) 

15:00 -16:00 第2部:パネルディスカッション

「心に残る体験を研究する意義・方法・成果」 パネリスト( 須賀千絵、汐﨑順子、湯浅万紀子)

※終了後、参加者とパネリストが自由に懇談する時間を設ける予定です。


対象: 研究者、図書館・博物館員及びその他の関係者、学生等

参加費: 無料

参加申込: 2024年3月1日(金)までに下記まで申し込みをお願いいたします。

https://forms.gle/Gb4DEAzobFGeSrvB7

問い合わせ: 須賀千絵(実践女子大学文学部図書館学課程)

suga-chie [at] jissen.ac.jp 

この成果報告会は、JSPS科研費JP19K12722の助成を受けて実施します。

ちらしA4版緑系修正版.pdf