10 平井 義文さん(福岡YMCA)

最長・多彩・最多参加の全リー研

〜第53回全国YMCAリーダー研修会〜

 全国のユースリーダーを対象行われている全国YMCAリーダー研修会。第53回を迎える今年は、6月・9月・11月の3部構成で実施しました。2年ぶりとなる完全対面形式を含む、オンラインを駆使した多様な参加形態で、全国から多くのリーダーが集まりました。熊本・福岡のユース7名がミーティングを繰り返し、前例のない研修会を作り上げました。



日本一であるポイントは?

ハイブリッド・完全対面・オンラインと多彩な参加形態の3部構成とした今大会は、足掛け6か月と過去最長。リーダー募集では全国各地のリーダー会へオンラインでお邪魔をし、積極的な研修会への参加を促した結果、総勢245名が参加しました。53回の歴史ある全国YMCAリーダー研修会の中で、さかのぼれる過去20年では最多参加者数でした。

今、改めて「みつかる。つながる。よくなっていく。」にフォーカスをあてると?

【みつかる。】

6月は「みつかる」『IGnite』をテーマにLeader’sセミナーを実施しました。ハイブリット形式での開催で60名の参加があり現地に来れないリーダーも参加しやすく参加者増につながりました。自分の思いを言葉に表し、様々なリーダーの思いを聞いて受け止め、自分たちが目指す社会を創造し、9月の研修会への期待を高めました。

【つながる。】

9月は「つながる」『LOVE~みんなで わ をひろげよう~』をテーマに集合型でYMCA阿蘇キャンプにて開催しました。全国から82名の参加者が集まり「私たちが生きる社会とは」を掲げ3日間語り合いました。完全対面形式での参加で、全国のつながりを改めて実感すると共に、11月のオンライン発表会へと期待が膨らみました。

【よくなっていく。】

11月「よくなっていく」『Creation』をテーマにオンラインで開催しました。参加した19YMCA103名のリーダー達は、9月の学びを元に未来を創造することを含め「YMCAを通して私たちが叶えたいこと」を発表しました。リーダー達の発表は、全国リーダー研修会全体を通してよくなっていったことを感じさせ、社会をよくする可能性に満ちていました。

他のYMCAにも真似してもらうとすれば?

今回の研修会のために、リーダー達は多くの時間を費やし真剣に考えてきました。足掛け6か月という長期間開催が、多様なプログラム展開につながり、多くの若者が閉ざされた場所で過ごしたコロナ禍の2年間がリーダー達の未来に大きな可能性を生みました。時間をかけ、言葉を交わし、関係性を築く。シンプルで難しいことですが必要なことです。

YMCAアワード 〜全国Yの「日本一」自慢〜

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~YMCAの今を見つめる~