08 市川 愛さん(YMCAせとうち)

ピンクシャツデーバーチャル・ウォーキング

 2020年コロナの只中で、メンバーとその家族が「はなれていてもつながっている」ことを実感していただくために始めた運動。ピンクシャツデーに賛同してくれた方が、実施期間中歩いた距離を測定し、その総数で2022年は90日間で「世界一周」を目指し、見事達成することができました!楽しんで歩くことでいじめに向き合う人の数も増えていきました。



日本一であるポイントは?

保育園・学童保育メンバー・ワイズメンズクラブ・会員・リーダーなど、YMCAにつながる様々な方がこの取り組みに賛同し、参加してくれました。参加者は3,722人、総距離は31,590kmと、みごと世界一周を達成しました!世界中どこにいても参加できるため、せとうちのスタッフ・リーダーだけでなく、台湾やインドネシアからも参加してくれました。

今、改めて「みつかる。つながる。よくなっていく。」にフォーカスをあてると?

【みつかる。】

バーチャル・ウォーキングは、コロナ禍で、なかなか直接会うことができない状況の中始まったプログラムでした。その状況下で、ピンクシャツデーのメッセージに共感し、賛同してくれる仲間とのつながりを感じながら、一緒に目標を達成することができました。日本中、世界中に仲間がいることを再認識できました。

【つながる。】

「はなれていてもつながっている」ということが感じられるプログラムです。全世界どこからでも参画可能なので、日本だけでなく、韓国・台湾・インドネシアからも参加者をえることができました。同じ思いを持って歩くことで、思いがつながっていることが実感できました。

【よくなっていく。】

こどももおとなもプログラムに参画し、一緒に歩くことでいじめに向き合う仲間が増えました。こども自身がピンクシャツデーについて知り、まわりの人に説明できるようになりました。同時にピンクシャツデーに賛同する企業・個人の皆様から募った募金は、コロナで誕生した公共冷蔵庫の運営資金となり、困難な状況にあるこどもたちとその家庭を支援するために捧げ、当事者の方々に感謝されています。

他のYMCAにも真似してもらうとすれば?

コロナ禍でも、より多くの方にピンクシャツデーが広がるように、賛同した方がいつでもどこでも参画できる「ウォーキング」という手法で、生活の中に簡単に取り入れられるようにしました。SNSも用いて積極的に呼びかけたことが、賛同者増につながりました。また、募金を呼びかけ、大人の賛同者を増やしたことも、この取り組みが広がっていく大きなポイントです。

YMCAアワード 〜全国Yの「日本一」自慢〜

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