04 秋山 朋葉さん(名古屋YMCA)

【標高・年齢差・笑顔が日本一!】日和田高原キャンプ場

 全国のYMCAキャンプ場で最も標高の高い日和田高原キャンプ場。標高、なんと1390m!白樺の森に佇む自然豊かなキャンプ場には、子どもたち、ユースボランティア、ワイズメンズクラブなど、多様な年齢層のメンバーが集まり、キャンプ中はみんなの笑顔でいっぱいです。

 笑顔あふれる日和田のキャンプをぜひ紹介させてください!



日本一であるポイントは?

日和田高原キャンプ場は参加者の笑顔も年齢差も日本一!「学童キャンプ」では、様々な環境の小学生と高校生から81歳のボランティアスタッフが、復活させた「火まつり」では日和田開設当時のリーダーを中心に地元の人々が、今年初開催の「中高生キャンプ」では大学生リーダーと中高生が日和田に集まり、様々な年齢層の明るい声が飛び交いました。

今、改めて「みつかる。つながる。よくなっていく。」にフォーカスをあてると?

【みつかる。】

名古屋YMCA120周年記念の取り組みとして、今年初めて実施された中高生キャンプに参加したメンバーは19名で、過去にYMCAのキャンプやプログラムに参加していたり、初めてキャンプに参加する子どもたちもいました。久しぶりに、または新たに、YMCAに繋がる中高生と出会える機会となりました。

【つながる。】

日和田キャンプ場がある高山市高根町の伝統行事「日本一かがり火まつり」が市町村合併で中止になっていた中、キャンプ場に長年携わっている方々の想いを込めて今年10月にキャンプ場独自の「火まつり」を開催しました。地域とつながり、伝統を次世代につなげる、40年分の想いがこもる、そんな場所です。

【よくなっていく。】

「学童キャンプ」は、名古屋市立全小学生を対象として,所得に応じた減免制度のあるキャンプです。「すべての子どもたちに自然体験を」をテーマとし、様々な環境の子どもたちが参加できるキャンプです。この時期にしか得られない体験や、仲間とのかかわりを得ることができます。様々な価値観に触れることで、豊かな心を育む子どもたちに成長していくきっかけとなるようなキャンプになることを願っています。

他のYMCAにも真似してもらうとすれば?

 学童キャンプ:学童キャンプの資金は、個人や企業、団体など、多くの方々の支援によって賄われています。貧困は子どもたちの自然と触れ合う機会、新たな出会いを奪いかねません。この取り組みを通じて、様々な子どもたちが豊かに成長して欲しいと願っています。

 火まつり:地域とつながる活動は、新しい関係を築いたり、仲間を見つけたりする機会であると考えています。

 中高生キャンプ:中高生ならではのプログラムが特徴です。大学生リーダーが企画・募集・提案を全面的に行いました。いつもとは雰囲気もエネルギーも違っていて、新しい一面がみつかります!


YMCAアワード 〜全国Yの「日本一」自慢〜

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