Glowscript VPython 入門
Glowscript VPython で使えるオブジェクトや関数を説明します。
3Dオブジェクト
下は、Glowscript VPython で使える3Dオブジェクトの一覧です。
pos(ポジション)
位置(いち)は、pos = vec(x,y,z)で指定します。
color(カラー)
カラーは、3通りの指定方法があります。
obj.color = vec(R,G,B) # R=赤,G=緑,B=青。それぞれ 0~1のあいだ
obj.color = color.色名 # 10色 red, yellow, black, green, orange, white, blue, cyan, purple, magenta
obj.color = color.hsv_to_rgb(vec(H,S,V)) # H=いろ,S=あざやかさ,V=あかるさ。それぞれ 0~1のあいだ(Scratchの色指定は0~100)
opacity(オパシティ)不透明度(ふとうめいど)
obj.opacity = 0.5 # 0~1のあいだの数。0は透明。
size(サイズ)
サイズ(大きさ)は、posと同じように、vec(x,y,z)で指定します。
x=横はば, y=高さ, z=奥行きです。
obj.size = vec(50,30,50) # サイズ=vec(x,y,z)
回転
オブジェクトの中にある関数を、格好よく「メソッド」とよびます。
box オブジェクトには、 rotate(ローテイト) というメソッドがあります。 オブジェクトを回転(かいてん)します。
まわす角度はラジアンで指定します。360度は pi * 2 です。pi は3.14です。
obj.rotate(angle=a, # まわす角度をラジアンで指定。1回転は pi * 2
axis=vec(x, y, z), # 回転軸の方向
origin=vec(x, y, z))# 回転軸の原点
テクスチャ
オブジェクトの表面に、画像を貼る事ができます。
※あらかじめ画像ファイルを、j-code.orgのさくひんページにアップロードしておく必要があります。
シーンとライトとカメラ
3Dグラフィックスを描く画面、ライト、カメラなど、シーンをコントロールします。