B Y A D導入スタート

2021年度新入生より全員同機種購入による教育活動を始めます。

2021年度現在の実践事例はこちらです。

BYADとは?

Bring Your Assigned Deviceの略で学校で端末を指定し、斡旋購入する方法です。BYOD(Bring Your Own Device:自由持ち込み)とは異なり、生徒全員が同じ端末であることから、生徒の学習が同環境で行えます。よって、端末の違いによる操作や表示の差異などがなく、使い方のサポートや端末の保証を選べるなど、安心して学習に取り組むことができます。

本校がBYADでめざす姿

課題解決に向けて主体的・協働的・多角的に物事を探究し,調和ある社会づくりに貢献できる生徒を育てるために,1人1IDおよびネットワーク環境を整備し,多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく,個別な学びを踏まえて,自己調整学習ができようになることをめざします。


参考:文部科学省HPより

「GIGA スクール 構想の実現へ 」 「GIGAスクール構想を浸透させ学びを豊かに変革していくカタチ

どのようにデバイスを活用するのか?

授業での活用

・思考をまとめあげるツールとして活用

・生徒間のスライドを用いたプレゼンテーションが同時多発的に可能

・会議室を設定することで生徒同士のグループ学習会がMeetで可能に

ホームルームでの活用

・学級日誌をGoogleClassroomのストリームにあげる。それを見たクラスメイトからのコメント。

・カレンダーを用いた面談等の予定の調整・共有。


教科外活動での活用

・委員会での業務の連携や学年を越えたファイルの引き継ぎ

・動画を共有しての試合のふりかえり、作戦会議など

・アンケートフォームを用いた生徒からの意見収集

◆パナソニック教育財団からの研究助成の採択実績◆

2020年度「ICTを活用し,『探究の過程』を重視した実験授業の実践 ~G-suiteを活用した実験授業~」

2019年度「ICTを活用した主体的・対話的で深い学びを実現する理科の授業実践」

など、ICTの活用研究や実践を行っています。

具体例を紹介しています。→ その他 本校の実践事例はこちら

なぜChromebook?

①情報端末は学習に必須

自分に必要なタイミングで、いつでも、どこでも、すぐに使えるもの。これからの学習のスタンダードです。

②必要な機能

・キーボード:タイピングのスピードは学習や作業に大きく影響し、できることの幅が広がります。タイピングは、自らが創作・発信・生産者となる主体的な学習者となる上で必須のスキルです。

・2in1 でタブレットとして、タッチパネルでの操作も可能。場面に応じた上手な活用ができます。

③安全で安価

・自動アップデート等で、追加のセキュリティ不要です。

・不要なソフトが入っておらず、オンラインソフトで完結。無駄な経費がかかりません。

導入デバイス 「Dell Chromebook 3100 2-in-1」

上記の条件を満たすものの中から、学校生活で必要な

・防水

・高い耐久性

・省スペース

・持続時間の長いバッテリー

をクリアするものとなっています。 製品HP

オンライン学習環境

○ネット環境

・全生徒が使える校内Wi-Fi整備(2019年度より導入済み)

・全生徒にG−suiteアカウント付与 ( 〃 )

○オンライン学習支援

・デバイスに学習支援システムを実装予定

・Google 認定教育者レベル2取得済み教員在籍

費用

約55,000円 (端末代・セットアップ・学習支援システム)+任意保険など

スケジュール

3月22日 合格者説明会 :端末配付

4月上旬 オリエンテーション:ID付与・端末設定・オンライン学習研修 等

4月9日 授業での活用開始

よくある質問

Q.現在もっている端末(iPad等)は使用できないのですか?

A.入学時にChromebookを購入し、学校活動ではChromebookを使用します。端末は個人管理となり、安全なWi−Fi環境下であればどこでも使用可です。


Q.費用負担は初年度のみですか?

A.原則はその予定です。学習支援に必要が出た場合は、別途必要になることがあります。


Q.故障した場合はどうなりますか?

A.購入していただくデバイスはMIL-STD規格を満たす堅牢性があり,机の高さからコンクリートの床への落下にも耐える仕様ですので,安心して使って頂けます。自然故障に関しては,メーカー保証は1年ですが,保証延長サービス(約1万円)を購入していただくと3年間保証されます。


Q. 家庭にインターネット環境がないのですが、必要ですか?

A.課題等で家庭学習が必要になる場合があります。いつでも、どこでも、すぐに学べるというメリットを生かすために、環境整備のご協力をよろしくお願いします。


Q.インターネットの使い方が心配です。

A.使用前に生徒向けネットリテラシー研修を行います。加えて、授業やホームルーム等で適宜指導をします。望ましい活用については、ご家庭でも適宜ご指導よろしくお願いします。