相田先生が本年度をもって東京大学からご退職なされます。相田先生はネットワークアーキテクチャ、分散システム、およびそれらのアプリケーションに関して幅広い研究を東京大学において38年間行ってこられました。また、学内においては総長補佐、高大接続研究開発センター長、工学系研究科副研究科長といった重要な役割を歴任され、令和2年4月から令和3年3月においては副学長として、大学全体のリーダーシップを執る立場としてご活躍されてこられました。
相田先生の新たな門出に際しまして、以下の通り最終講義を開講させていただきたいと存じております。相田先生のご業績を振り返りつつ、先生との旧交をあたためる貴重な機会ですので,何かとご多用な時期かと存じますが、ご参集賜りたく謹んでご案内申しあげます。
これまで行ってきた研究のうち、異機種間共有メモリ・プロセスマイグレーション、複数経路通信などについて、仮想化の概念と関連付けながら振り返る。また、筆者が学外で行った電話番号関係の活動についても振り返る。
最終講義は事前登録制となります。以下の予約サイトよりご登録ください。
オンライン視聴の方もご登録ください。
本最終講義へのご登録は締め切らせていただきました。
14:30 開場
15:00-17:00 最終講義
17:00- ソーシャルイベント(18:30頃終了予定。)
現地会場 :工学部新2号館4階 241講義室(人数に制限がございます。お早めのご登録をお願いいたします。)
オンライン :Zoomにて同時配信
昭和55年3月 東京大学工学部卒業、昭和60年3月 同大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士
昭和60年4月 本学工学部助手、昭和61年4月 本学工学部講師
平成2年4月 本学工学部助教授、平成11年3月 本学大学院工学系研究科教授
この間昭和63年2月〜平成2年2月 米国スタンフォード研究所International Fellow、
平成2年6月〜平成5年3月 本学教育用計算機センター助教授、
平成11年4月〜平成20年3月 本学大学院新領域創成科学研究科教授
平成25年4月〜平成26年3月 本学総長補佐、
平成27年4月〜平成29年3月 本学総長特任補佐、
平成28年10月〜平成29年3月 本学高大接続研究開発センター長、
平成29年4月〜令和2年3月 本学大学院工学系研究科副研究科長、
令和2年4月〜令和3年3月 本学副学長
平成14年10月〜平成24年10月 経済協力開発機構(OECD)情報・コンピュータ・通信政策委員会副議長、
平成23年1月~令和3年1月 総務省情報通信審議会委員、令和2年9月〜 情報処理国際連合(IFIP)日本代表
平成25年10月 総務大臣表彰(情報化促進貢献個人部門)、平成30年6月 「情報通信月間」総務大臣表彰