校区は,大きく赤名地区,谷地区の2つがある。古くから陰陽を結ぶ中国山地の要衝の地として開発され,石見銀山街道・瀬戸山城址・古墳等の遺跡や埋蔵文化財,重要民俗文化財など歴史と文化に恵まれている。また,神戸川水系の源流地である女亀山,島根県環境保全地域に指定されている赤名湿地など緑豊かな自然に囲まれている地域である。現在でも国道54号・県道瑞穂赤来線の整備に伴い,出雲・石見・備後を結ぶ交通の要地である。
町の基幹産業は農林業で,水稲を中心に施設園芸,畜産などが盛んである。近年,資源を有効活用する循環型農業の推進,道の駅「赤来高原」や観光体験農園での交流事業など新しい時代への急速な変化を見せつつある。
人口は,少子高齢化の進行により年々減少しつつあるが,地域住民の学校教育に対する関心は高い。