学校長あいさつ
夢や希望と、持続可能な社会づくりに貢献するための素養を育む
教育の推進
春の鮮やかな彩の中、令和7年度の教育活動がスタートしました。
保護者の皆様にはお子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。本年度の足立入谷小学校は6名の1年生を迎え、全校児童数86名での船出となりました。
本校は、平成13(2001)年4月1日に入谷小学校と入谷南小学校の統合により新校として開校し、以来、前身校2校のよき伝統を引き継ぎながら、豊かな環境のもと、「やさしい子」「がんばる子」「げんきな子」の育成に努めてきました。21世紀の到来とともに産声をあげた本校は、周年を「満年齢」でカウントしていますので、本年度は創立24周年目の年となります。
本校は、昨年度より「足立(Adachi)入谷(Iriya)」のAとIに因んで、取組の推進・充実のためのポイントを「A=active(活動的な、積極的な、能動的な、活発な)」と「I=interactive (相互に作用する、双方向の、対話型の)」とし、主体的に、協働的に学ぶ児童の育成に努めています。
また、今回、教育目標の改定を行いました。以下は、昨年度までの教育目標と、本年度からの教育目標です。
【昨年度までの教育目標】
人間尊重の精神を基調として、一人一人の児童を大切にし、自己肯定感を育む教育を推進することで、社会に貢献できる心身ともに健康で知・徳・体のバランスの取れた人間性豊かな児童の育成をめざす。
○やさしい子 ○がんばる子 ○げんきな子
【本年度からの教育目標】
人間尊重の精神を基調としながら、生涯学習の視点に立って、児童一人一人の夢や希望と、持続可能な社会づくりに貢献するための素養を育む教育を推進し、知・徳・体・情操の調和のとれた人間性豊かで、自ら学び、考え、行動し続ける児童の育成を目指す。
やさしい子(徳) がんばる子(知) げんきな子(体)
これまでも一貫して「自己肯定感を育む教育」の推進に努め、児童一人一人の「夢」や「希望」を育む取組を行ってきたところですが、今回、改めてこの2つの言葉を明記しました。足立区の「教育大綱」にも、基本理念として「夢や希望を信じて生き抜く人づくり」が掲げられています。子供たちが未来に明るい展望をもてるような取組の充実を図っていきます。「社会貢献」についても、教育目標の重要な要素としてきましたが、今回、「持続可能な社会づくりに貢献するための素養」という言葉を用いてブラッシュアップを図りました。「素養」には、平素の経験や修養を通して身に付けた知識・技能・たしなみ・心構えといった意味があります。子供たちがよりよく生きていくための基盤となる力をしっかりと育んでいきます。
教職員にも相当数の異動がありましたが、足立区教育委員会の「足立フューチャースクール」の指定を受けたことも追い風としながら、「一人一人を大切に! All For Students 全ては子供たちのために」の理念のもと、教職員一致協力体制で「Small, but Smart!(小規模でも、高機能!)な学校づくり」に努めていきます。
令和7年4月8日
足立区立足立入谷小学校
校長 信田 恵介
沿革概要
創立十周年式典記録
創立二十周年式典記録
◯実行委員長
第5代PTA会長横山恭臣氏
◯式典挙行日
令和3年11月20日(土)
◯形態
新型コロナ禍のため全区で「祝賀会なし、式典のみ」の挙行
壇上は使わず(3密のため)フロアのみの配置
◯児童の参加
感染状況が良好化したため
5・6年生のみアトラクション(太鼓と演奏)で参加
◯出席者
区三役(区長・議長・教育長)と町会自治会長を来賓とし、歴代校長と実行委員、本校職員を主催者として列席(教職員等の招待はなし)