山形大学人文社会科学部 附属研究所
安全安心価値創造研究所
Institute of Security, Safety, and Value creation
地域,社会,人間の間に生じる様々な問題について実験,フィールドワーク,統計的調査で解明します。
本研究所は以下のようなトピックについて取り組みます
安全と安心
地域社会の人的ネットワーク,安全安心の情報リテラシー,住民の空間認知と行動,環境破壊のリスク認知
大学と社会の連携
山大学生と地域住民との連携,精神的健康
デジタルトランスフォーメーション(DX)
オンライン学習,オンライン研究方法論,リモート勤務形態におけるストレス
研究所の概要
安全安心価値創造研究所は,「安全安心な社会の実現に繋がる価値創造」の研究の集約と情報公開を主な目的としています。本研究所は3つの部門で構成されています。
安全安心に関する研究部門
地域社会の人的ネットワークに関する研究
安全安心の情報リテラシーに関する研究
住民の空間認知と行動に関する研究
環境破壊のリスク認知に関する研究
大学と社会の連携に関する研究部門
山大学生と地域住民の連携に関する研究
精神的健康に関する研究
デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する研究部門
オンライン学習,オンライン研究方法論に関する研究
リモート勤務形態におけるストレスに関する研究
研究所長 あいさつ
山形大学人文社会科学部附属 安全安心価値創造研究所長
阿部 晃士
現代社会では,交通事故や災害,精神的な健康の悪化,環境破壊など様々な安全・安心に関するリスクがあります。このようなリスクは科学と社会の双方に関わる問題です。その解決のためには,科学者が社会(住民,行政機関)に対して適切な知識や知見を発信するとともに,リスク低減のための方法について科学者,住民,行政機関間で合意形成をして進めていく必要があると思われます。
このような社会のニーズに応えるために,2013年に地理学,社会学,心理学,情報科学の教員が中心となり,「山形市における安心・安全に関する学際的研究」プロジェクトがスタートしました。その後,2018年4月には研究分野を超えた学際的な研究を推進するチーム型研究拠点(YU-COE(M))として採用され,研究成果の蓄積と情報公開を続けてきました。
安全安心価値創造研究所は,これまでの研究拠点を継承し,「安全安心な社会の実現に繋がる価値創造」の研究の集約と情報公開をし,研究者,学生,地域住民,地域行政が参加可能な拠点となることを目指して2021年4月に人文社会科学部の附属研究所として発足しました。
本研究所では,様々な分野の研究者が連携し,実験やフィールドワーク, 統計的調査などの科学的な手法を組み合わせ,複眼的な視点で問題を検討します。
皆様のご支援をどうぞよろしくお願いします。