DEMONSTRATION!
画像情報学および実データサイエンスに関する研究
画像をロゴに変換するAI (Iconify)
AIを使って,写真をロゴっぽい絵に変換するアプリです.ここをクリックして、実際に動かしてみよう!
(Googleアカウントの登録が必要です)
なるべく背景のない画像を入力したほうがきれいに変換できます.
論文はこちら.読んでもわからないかもしれないけど,大学生・大学院生にもなると,こういう論文を書いて,世界と戦えるようになります
フォント同一性判定AI
歌詞のトラッキングAI
リリックビデオ(ミュージックビデオ)の歌詞を追いかけるAIです.
リリックビデオの中では歌詞が飛んだり跳ねたり激しく動きます.これを正しく追いかけることができれば,「どういう音楽には,どのように歌詞を動かせばよいか」がわかってきます.
皆さんの自作の曲のリリックビデオを作るときに使えるかも!
単語からフォントを推定するAI
身の回りには,いろんなフォントで溢れています.
それらは,デザイナーがテキトーに選んでいるのではなく
ちゃんとした意図があります.
それならば,単語の意味とフォントには
何か関係があるのではないか?と思う訳です.
このデモでは,英単語を入力すると
その英単語に良く使われるフォントの種類を
AIが算出してくれます.
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文字を書くAI
強化学習は,囲碁や将棋AIなどによく使われるAIで,「次にどう行動すべきか」を繰り返し学んでいきます.
このデモでは,AIが「次にどこにペンを動かすべきか」を学んだ結果を示しています.いろんなところを始点として指定すると、AIはそこから頑張って文字を書きます.
筆跡予測AI
予測とは「先を読むこと」.AIがどれだけ進歩しても,まだ難しい課題の一つです.
その一つの例が,この筆跡予測.文字の書きはじめを見て,その後どのように書かれるか予測するという課題です.
簡単そうに思うかもしれませんが,数字の2と3の書きはじめは似ているので,人間もAIも当然迷うはずですし,逆いうと「迷わなければおかしい」のです.
右の動画は当研究室による予測結果.ちょうど途中あたりで2(緑)と3(赤)の二つの可能性を提示していますね.AIも「正しく」迷っているわけです.(その後,もう少し書き進めたところで3の形だけが残っています.)
顔を組み立てるAI
アニメキャラの顔を「目」,「鼻」,「口」,「髪」,など
パーツごとに画像を生成したあと顔っぽくなるように組み立てます.
最近ではやってる人は少なくなってしまった「福笑い」をAIにやってもらってます.
細胞の動きを追跡するAI
細胞の動きを数値的に自動で認識できれば,様々な分野に役立てることができます.
例えば,薬が細胞(ウイルス)にどんな影響を与えるかが自動で判定できれば,機械に自動で薬を発見させることができます.
がん細胞の動きが数値化できれば,がん細胞に変異するメカニズムの解明に役立てるかもしれません.
そんな野望を実現するため,細胞をAIで自動追跡する方法を開発しました.AIがワクチンを自動作成する時代も遠くない...かも(一部では導入済み)
表紙画像を英単語からデザインするAI
英単語を指定して配置すると表紙画像を生成してくれます.
表紙を作りたいけど絵が思いつかないなどが解決できるAIです.
頭の中で考えたことが実現できるかも!
脳MRIを生成するAI
右の画像は医療ドラマなどでよく見かける脳のMRI(磁場の力で脳を撮影した画像)です.さまざまな画像が64枚ならべてあります.でも,ちょっと変ではないでしょうか?ノイズのような画像からちょっとずつ綺麗な画像に変化していますね.
実は,これらは全てAIによって創られた画像です.大量の脳MRIをAIに学習させることで,ノイズからリアルな疑似画像を生成できるようにしています.上手く調整すれば医師でも見分けがつかないほどリアルな画像が創れます.腫瘍などの異常がある画像を生成することもできるので,将来的には医用教材などへの応用が考えられます.