2025年度 1学期の活動
本講座は以下の2つの活動を通し、「世界遺産の基礎知識獲得」と「プレゼン力の向上」「多角的な視野の獲得」を目標としている。主に発表活動を軸に置き、調査・研究を進めながら世界遺産の知識を獲得していくOJT型の探究型講座である。
①世界遺産に登録することで派生した社会課題に焦点を当て、その解決策をチームで考え提案すること。
②「日本遺産」の中から世界遺産に推薦する活動/新たな世界遺産候補地の発見+推薦活動を通し、日本の魅力を再発見すること。
1学期は「世界遺産の基礎知識獲得」「プレゼン力向上」を目標に授業内の課題設定を行った。世界の世界遺産をペアで発表する課題や、30秒程度の動画撮影・編集作業を行う課題を通して、世界遺産の基本情報を学びつつ、「相手意識をもってわかりやすく伝える」力の育成を目標とした。1学期の学習内容が、2学期以降に行う発表(社会課題の発見と解決策の提示/世界遺産への推薦活動)の大切な土台となる。
生徒たちは夏季休暇中に実地踏査を行い、チームで選んだ世界遺産(または候補地)の調査・探究活動を進める。現在、各チーム内で役割分担を行い、実地踏査に向け各所にアポを取りつつスケジューリングなどを進めている。
①オーロラについて
オーロラの発生原理と色の関係、最近のニュースについて学習しました.
②北極と南極の違い
オーロラがよく発生する場所である北極域と南極域について、両者の違いを学習し、
地球温暖化による海氷・氷床が減少する仕組みについて学びました.
その中で、南極の氷に含まれる空気を調べることで過去の大気組成を調べられることについて触れ、
実際に南極から取り寄せた氷を生徒に見せ、氷中に空気が含まれることを演示しました.
③北極ボードゲーム
毎年恒例となっている北極ボードゲームを今年も実施し、北極域が抱える社会・環境問題についてゲーム形式で学習しました.
④カナダ・イエローナイフについて
研修旅行先のカナダ・イエローナイフの地理、文化、歴史について学びました.
⑤光の物理学
光の物理的性質について、座学と演示実験、生徒実験を通して学びました.
生徒実験の項目は以下の通りです.
・合わせ鏡が作る蔵
・台形ガラスの屈折率測定(測定方法を自分たちで考える)
・消えるコイン(全反射の実験.名探偵コナンに登場するトリックを再現し、仕組みを説明する)
・凸レンズの像
⑤課題研究の班分け&ブレインストーミング
2学期に実施する課題研究の班分けを行い、研究テーマのアイデア出しを行いました.
①野外実習
国分寺公園、野川公園、武蔵野公園でラインセンサス法やガサガサを行った。また野川公園パーカレンジャーの方から指導を受けた。
②校内の野生動物調査
校内にセンラーカメラを仕掛け、野生哺乳類を調査。今回の調査で、アナグマが学校へ出入りしていることを初めて確認した。
③NPOボルネオ保全トラストジャパンの講演
ボルネオの自然や環境問題について講義を受け、WSを行った。
④図書館での文献検索指導
図書館の平野先生から文献の探し方をレクチャーしていただいた。
⑤ボルネオ研究旅行
4泊6日で研究旅行を行った。
100種を超える動植物を確認。生物多様性を体感した。
・人間の認知・運動機能に関する学習
スポーツを実施するのは人間であるため、人間の感覚や知覚、記憶や注意について学習しました。
また、知覚された情報が脳内でどのように処理され、それに応じた反応として、筋骨格系において運動がどのように出力されるかを学習しました。
・スポーツ科学研究に関する学習と実践
スポーツ熟練者の高い認知・運動技能に関する研究を紹介し、それらの研究の中でどのような運動課題が実験に使われているか、今までどのようなことが明らかとなってきたかを学習した。
また紹介した研究をもとに、体育館等で実際にスポーツを行いながら、熟練者の高い技能がどのように習得されていくのかを体験した。
・スポーツ熟練者の認知・運動技能に関する実地調査
スポーツ熟練者の認知・運動技能について学習した上で、実際にプロ野球を観戦し、熟練選手の動作を科学的な視点から分析した。
①主題図について
主題図の目的を知り、都市計画や防災対策、マーケティング戦略などの分野で活用されていることについて学習しました。
②GISについて
背景となるデジタル地図の上にさまざまな情報をレイヤ状に重ねていくことで、情報の関連付けや共有・管理が合理化されることや、検索・分析が効率的に行えることを知り、
基本的なデータ形式である点データ、線データ、面データのレイヤーを操作する方法を学びました。
③データの収集・加工
一次データと二次データの特徴を知り、オリジナルマップ作成に必要なポイントデータの収集・加工を行いました。
④GISフォーラム参加
防災、地域活性化、インフラ整備など様々な分野で、最新の技術や研究に触れながら、GISが社会に貢献する事例を学びました。また、展示ポスターを参考に、焦点の絞り方やポスター構成を学習し、優れた地図やポスターについて意見交換を行いました。
⑤オリジナルマップ作成・発表
意見交換をした内容をふまえてテーマを再検討し、オリジナルマップを作成しました。発表では、目的と活用可能性について具体的に示すことを課しました。発表内容の相互レビューも行いました。
⑥レポート作成
1学期の総括となるレポートを書きながら、相互レビューをふまえて2学期以降の改良点や発展の方向性を確認しました。
第1回
ロボットプログラミングに挑戦
1学期はIoT開発キット「M5 FIRE」を用いたロボットプログラミングからスタートしました。生徒たちは、ロイロノートに共有されたマニュアルを片手に、初めてのプログラミングに挑戦しました。まずはモーターを回転させるというシンプルなプログラムからスタート。試行錯誤を繰り返しながら、ロボットを動かす楽しさを体感しました。授業の最後には、完成したモーターカーでレースを開催。レースは熱気に包まれ、協力しながらプログラミングの基礎知識を楽しく深めることができました。
第2回
ロボットプログラミングに挑戦(続き)
前回のモーターカーレースの興奮も冷めやらぬまま、今回はより実践的なプログラミングへとステップアップ。ハブユニットを駆使して2つのモーターを同時に制御するプログラムに挑戦しました。複数のモーターを思い通りに動かすことの難しさと、それを乗り越えた時の達成感を生徒たちは感じられたのではないでしょうか。さらに、スマートフォンを使ってロボットを遠隔操作するミッションにも取り組みました。生徒たちは、単にプログラムを作るだけでなく、遠隔操作の仕組みや応用方法についても理解を深め、未来のロボット技術の可能性を感じていました。
第3回
3Dプリンターに挑戦しよう
今回はものづくりの基本、3Dデータの作成に挑戦しました。3D CADソフト「Tinkercad」を使い、NASAが月面基地建設に3Dプリンティング技術を応用している事例を参考にしながら、オリジナルの宇宙人をデザインするミッションに取り組みました。生徒たちはそれぞれの個性を活かし、ユニークな宇宙人を創造。複雑な形状をデジタルデータとして表現することの面白さと難しさを学びました。宇宙人のデザインは、探査機製作のアイデアにもつながる、創造性を掻き立てる貴重な経験となりました。
第4回
探査機を作ろう
未知の惑星Xを探査するという壮大なミッションが発表されました。NASAの火星探査機「ソジャーナ」や「パーサヴィアランス」、JAXAとトヨタが共同開発する「ルナクルーザー」を事例に、ミッションを成功させるために必要な装備をチームで考えました。生徒たちは、探査機の機能や役割を真剣に議論し、それぞれのアイデアを3D CADで形にしました。そして、いよいよ3Dプリンターを使って探査機に用いるパーツの製作を開始。デジタルデータが形になる瞬間に、生徒たちの目は輝いていました。
第5回
探査機を作ろう②
探査機の製作が佳境に入り、各チームにはオリジナルのロゴが配布されました。ロゴをモチーフにしながら、探査機をさらに個性的にカスタマイズする活動に熱中しました。製作活動の後半では、いよいよロボットのリモートコントロールテストを実施。Wi-Fi環境下でロボットを安定して遠隔操作できるかを細かくチェックしました。本番のミッションを想定し、通信環境のトラブルにも対応できるよう、チームで協力しながら調整を重ねました。本番さながらの緊張感の中、生徒たちは着実に準備を進めました。
第6回
探査機を作ろう③
ついに探査機の打ち上げです。今回は遠隔カメラの映像にZoomを活用し、隣の教室に突如出現した「未知の惑星X」を探査するという、臨場感あふれるミッションに挑戦しました。生徒たちは、画面越しの映像と手元のコントローラーを頼りに、惑星の地形を乗り越え、未知の物体を探索しました。ミッション終了後には、探査中に得られたデータや発見したことなどをまとめる探査報告書の作成に着手。まるで本物の科学者になったかのような、本格的な活動に充実感を味わいました。
第7回
探査機を作ろう④
これまでの経験を活かし、前回は夜間だった未知の惑星を、昼間に探索しました。さらに突如として発生した「宇宙飛行士の救出」という、より実践的な課題にも挑みました。探査ミッションで培ったロボット操作の技術とチームワークを最大限に活用し、遭難した宇宙飛行士や宇宙飛行ネコのフェリセットを助けるために奔走しました。予期せぬトラブルにも柔軟に対応しながら、ミッションを成功へと導く生徒たちの姿は、大きな成長を感じさせました。この緊急ミッションを通じて、ロボット技術の社会における役割や、チームで困難を乗り越えることの重要性を学びました。
第8回
1学期のまとめ
1学期の最終回は、これまでの学びを振り返る時間となりました。成績評価や、探査ミッションで作成したレポートの提出について確認。生徒たちは、自分たちの活動の成果を改めて見つめ直しました。また、2学期以降の授業計画や、生徒たちが楽しみにしている研究トピック、研修旅行、JAXAの見学会など、今後の予定についても共有されました。生徒たちは、これまでの学びを次へとつなげ、新たな目標に向けて期待に胸を膨らませていました。