学校長あいさつ
中央大学附属中学校・高等学校校長 安藤 浩一
あまりに暑い夏がようやく落ち着き、しみじみとした秋の季節になって来ました。体育祭と文化祭は学生生活の二つの華だと思います。本校の白門祭は長い伝統のある文化祭ですが、今年も大いに盛り上げていきましょう。
文化祭にふさわしいものは何だろう、などと言われることがありますが、そうなると、そもそも文化って何だろう、という問いに行き着きます。本校においてはこの答は実は自明で、自由でいい、というものです。反社会的とか公序良俗に反するとかでない限り、まさに自由でいいのです。自分達がふさわしいと思えばふさわしい、そういうことになります。
ところがこの、自由でいい、というのが、意外に難しかったりします。何やってもいいよ、と言われると、さて自分は何がやりたいのだろう、何が好きだろう。部活で何やろうか、などと考えたことに近いでしょう。あるいは、教養総合の研究テーマで、自分がやりたいことを自由にやってみなさい、と言われて、意外に困惑してしまった、ということを思い出す人もいるかもしれません。我々教師も、ヒントこそ出しますが、最終的に決めるのは自分な訳ですね。意外に高度な、ハードルの高いことを求めています。
もう一つ、いざ何かやり始めると、仲間をどうしよう、企画を組むには、予算をどうしよう、締め切りに向けた時間管理は等々、企画立案には様々な課題が現れて来ます。これを仲間とも相談し、先生や先輩のアドバイスも受けながら、実際の形にして、ようやく当日を迎える。出来たこと出来なかったことがあったかもしれないですね。予想や期待と合っている合ってないもあるかもしれませんが、プロセスで学んだことも多かったでしょう。いよいよそれらが結実する日が来ました。ともかくも当日を無事迎えられたことは、大きな成功です。
最後になりますが、実行委員や後援会の皆様をはじめ、ご協力を頂きました関係者の皆様には心より感謝を申し上げるとともに、今年の白門祭の成功を心より祈念します。
委員長挨拶
中央大学附属高等学校 白門祭実行委員会委員長 内田美咲
本日は中央大学附属中学・高等学校白門祭に足をお運びいただきありがとうございます。
今年度のスローガンは「CHUFU EXPO〜青春パビリオン〜」です。
大阪万博の各パビリオンのように各企画そして高校生、青春という限られた時間が輝くようにとの思いが込められています。
クラス企画・部活企画に加え、有志企画のバンド・ダンス公演等も個性豊かな中附生の魅力が沢山詰まっており、校内のどこを切り取っても中附生の良さが現れているような白門祭になっています。
是非沢山その魅力を感じていただければ幸いです。
いつも支えて下さる先生方や保護者の皆様、ご来場の皆様、そしてこれまで私たちに白門祭を引き継いできてくださった先輩方のおかげで今年度も無事に白門祭を開催できています。この場をお借りし、全ての方にお礼申し上げます。
本日はどうぞ最後まで白門祭をお楽しみください!