コンピュータを活用して、実験では観察できない分子の振る舞いを観察し、分子の性質を理解を目指しています。計算によって得られた知見を基に新しい機能性分子の設計や開発を行っています。
分子動力学(MD)シミュレーション、量子化学計算、機械学習など最先端の計算技術を用いて、基礎的な物理化学や生物物理学の研究と医薬品の開発・研究を結びつけています。
研究の目標は、主に3つのカテゴリーに分けられます。
タンパク質などの生体分子の機能や性質を正確に理解すること。
新しい計算解析手法や予測手法を開発すること。
役に立つ医薬品や材料を実際に設計することです。
キーワード
・AIを用いることで重要な運動成分を特定
Classification of the HCN isomerization reaction dynamics in Ar buffer gas via machine learning
T Yamashita, N Miyamura, S Kawai, The Journal of Chemical Physics 159 (12) (2023)
・MDシミュレーションを使用して、なぜその1つの塩基がカンパチの性別を決定する要因になるのかを解明
T. Koyama et al., A SNP in a Steroidogenic Enzyme Is Associated with Phenotypic Sex in Seriola Fishes
Curr. Biol. 29, 1901-1909 (2019)
テーマ紹介3:抗原と抗体の結合するメカニズム
・MDシミュレーションを使用して、抗原と抗体が結合する様子を再現
・N32Ⅼによる構造固定メカニズムを解明
Molecular Dynamics Simulation of the Antigen-Antibody Complex Formation Process between Hen Egg-White Lysozyme and HyHEL-10
Y. Takamatsu, T. Hamakubo, and T. Yamashita, Bull. Chem. Soc. Jpn. 95, 1611–1619 (2022).