薬学部4年次から総合薬学研究(卒業研究)がスタートします。
6年次の研究発表会では教員や学生同士での評価を行い、論文を作成します。
ここでは、実際の学生の研究テーマや研究室(ゼミ)ごとの研究内容を紹介します。
・薬剤耐性菌感染症の治療薬の創製に関する研究
・海洋天然物イヘアミンAの全合成研究
・カンゾウ(甘草)の培養細胞によるトリテルペノイド成分生成について
・リンゴアレルギーの治療に関する調査研究
・新型コロナウイルス感染症に対する化学療法
・タンパク質中のアミノ酸残基との共有結合を目指した新規C-ヌクレオシドの合成と性質
・新規抗真菌薬開発標的としてのエルゴステロール合成酵素に関する調査研究
・子宮内膜がんに対するアベマシクリブについての調査研究
・銀杏中毒患者における血清中4′-O-Methylpyridoxine濃度の年齢差
・Fucoxanthinによるヒト大腸がん細胞の増殖及びCLIC4発現へ及ぼす効果
・アルツハイマー型認知症における治療薬の開発
・新規抗うつ薬ボルチオキセチンの作用と作用機序
・乳がんの検診および分子標的薬の有効性に関する調査研究
・抗がん薬の静脈内投与後に発現する消化管障害に関する検討
・関節リウマチ治療におけるJAK阻害剤の位置付け
・キサンタンガム/グアーガム混合系を利用した経口ゼリー剤の設計
・新型コロナウイルス感染症患者の臨床検査値に関するメタ解析
・電子版お薬手帳の現状と課題について
表彰歴
・2015年 佐々木駿輔さん 日本薬学会第135年会(平成27年3月25日~28日)において「銀杏中毒原因物質4’-0-Methylpyridoxineのマウスにおける代謝反応―尿中代謝物の分析」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2016年 小宅杏奈さん 日本薬学会北海道支部143回例会において「ナフチルクマリン誘導体の合成とそのCYP19阻害能の測定」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2017年 佐東慶一さん 日本薬学会北海道支部144回例会において「複素環を有するクマリン誘導体のCYP19阻害活性について」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2017年 大江耶伊さん 日本薬学会北海道支部144回例会において「7-ジエチルアミノクマリン誘導体合成及び CYP19阻害能」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2017年 前田安里沙さん 日本薬学会北海道支部144回例会において「ストレス関連物質による免疫チェックポイント分子と共刺激分子の発現制御」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2017年 小川ゆう姫さん 日本薬学会北海道支部144回例会において「低酸素環境がん幹細胞におけるFucoxanthinolの代謝制御機構の解明」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2017年 小笠未遥さん 日本薬学会北海道支部144回例会において「Fucoxanthinolによる大腸がん細胞アノイキス誘導作用機序の解明」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2017年 和久野芽生さん 日本薬学会北海道支部144回例会において「免疫チェックポイント分子と共刺激分子の発現バランスに対するTh1/Th2サイトカインの作用」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2018年 松原裕希さん 日本薬学会北海道支部145回例会において「オルト効果を利用したUllmann型カスケード反応の開発」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2018年 田中藍さん 日本薬学会北海道支部145回例会において「センリョウ科植物Chloranthus elatiorの成分研究」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2018年 山田和華さん 日本薬学会北海道支部145回例会において「複素環を有するクマリン誘導体の合成及びアロマターゼ阻害能」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2018年 高野美生さん 日本薬学会北海道支部145回例会において「マクロファージの活性化に対する抗リウマチ薬トファシチニブの作用」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2018年 沼里奈央子さん 日本薬学会北海道支部145回例会において「反復拘束ストレスによる脳内FKBP5の変化」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2018年 早川しおりさん 日本薬学会北海道支部145回例会において「ヒト小腸型アルカリホスファターゼ活性に及ぼすビスホスホネート製剤の影響」ポスター発表が優秀発表賞受賞
・2019年 千葉祐輔さん 日本薬学会北海道支部146回例会において「Bischler-Napieralski型環化反応を利用したインドロキナゾリンアルカロイドの合成」で学生優秀発表賞受賞
・2019年 横山怜央さん 日本薬学会北海道支部146回例会において「CLIC4はFucoxanthinolによる大腸がん細胞apoptosis制御の鍵分子である」で学生優秀発表賞受賞
・2019年 生田美森さん 日本薬学会北海道支部146回例会において「Fucoxanthinによるマウス大腸腺がんアノイキス誘導作用機序の解明」で学生優秀発表賞受賞
研究室毎の研究内容紹介
病態メカニズムの解明とその理論的背景を明らかにするため、培養細胞や病態モデル動物を用いてメカニカルストレスや抗がん剤による副作用対策に関する研究を行っています。
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