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教科書の向こう側へ 〜天文台の先生と学ぶ「太陽と月」〜 9月18日(金)
昨日の9月17日(木)の5時間目、6年生を対象に、県立ぐんま天文台の職員の方をお招きして「天文教室」を行いました。
現在、6年生は理科で「太陽と月」について学習しています。これまで、実際に空を見上げて観察したり、教科書や資料、NHK for Schoolの動画を活用したりしながら学んできました。今回の授業は、「本物の天体望遠鏡で、本物の月や太陽を見せたい」という理科担当の先生の熱い思いから実現したものです。県立ぐんま天文台の「天文授業サポート」は、天文台の職員が学校に出向き、天体観察などの学習を支援してくださる取組です。
残念ながら、この日は曇り空。月や太陽を直接望遠鏡で見ることはできませんでした。しかし、天文台の方が準備してくださった映像には、肉眼では見ることのできない月の小さなクレーターや、太陽からダイナミックに吹き上がるプロミネンスが映し出されました。
子どもたちは、専門家の説明に興味津々です。普段の授業とは少し違う、宇宙の専門家から直接聞く話に、耳を傾けていました。
その後、校庭には本格的な天体望遠鏡が登場しました。望遠鏡を月や太陽に向けることはできませんでしたが、遠くに見える鉄塔を観察しました。
望遠鏡をのぞいた子どもからは、「すぐ近くに見える!」「上下が逆さま!」という驚きの声が上がりました。普段何気なく見ている遠くの景色が、望遠鏡を通すだけで全く違って見える。その驚きそのものが、子どもたちにとって貴重な学びになったと思います。
実は、私自身も小学生の頃、児童文化センターの天文教室で初めて天体望遠鏡をのぞきました。その感動が忘れられず、6年生のときに貯めていたお年玉で自分の天体望遠鏡を購入しました。それから毎晩のように空を見上げ、土星や木星、月のクレーター、星団などを眺めていました。望遠鏡の中に広がる宇宙の神秘に、胸を躍らせていたことを今でも覚えています。
「本物を見る」という体験は、教科書で知識を得ることとは少し違います。子どもの頃に感じた「すごい!」「もっと知りたい!」という驚きや感動が、その後の学びへの興味につながっていくことがあります。
これから、星空が美しく見える季節を迎えます。ぐんま天文台では、9月19日〜23日まで、昼間の星の観察や惑星の観察など、家族で楽しめるイベント・観測会も予定されています。
学校から車でおよそ1時間。お時間が合えば、ぜひご家族で本物の宇宙に出会いに出かけてみてはいかがでしょうか。ぐんま天文台のイベント等の情報は、以下のバナーから確認できます。今日の6年生のように、そこから「もっと知りたい」という新しい興味が生まれるかもしれません。
いつものスーパーが「学びの教室」に! 9月17日(木)社会科3年
子どもたちの第一声「いつも買い物に来ている!」今日は、3年生が社会科の「スーパーマーケットの工夫」の学習で、生鮮市場TOP前橋リリカ店を見学しました。
普段から家族と買い物に訪れている子どもたちにとって、スーパーマーケットはとても身近な場所です。しかし、今回の見学では、いつもの買い物では気付かなかった「お店の工夫」に目を向けました。
売り場では、商品がどのように並べられているのか、どんなことを考えて売り場をつくっているのかなどについて、担当の職員の方から丁寧に説明していただきました。また、普段は入ることのできないバックヤードでは、お惣菜を作る様子や、商品を準備するための様々な工夫についても教えていただきました。「へー!」「知らなかった!」と声を上げながら、説明を聞く子どもたち。気付いたことを一生懸命にメモする姿からは、「もっと知りたい」という気持ちが伝わってきました。
見学の最後には、子どもたちからたくさんの質問が出ました。「1日に何人くらいの人が買い物に来るのですか?」という質問には、「土日は約2800人くらいだよ」と教えていただき、「えー!そんなに!!」と、3年生らしい素直な驚きの声が上がりました。そのほかにも、「何人くらいの人が働いているの?」「トラックは1日に何台来るの?」「何が一番売れますか?」など、次々と質問が続きました。店長さんには、一つ一つの質問に分かりやすく、丁寧に答えていただきました。
小学校の社会科見学は、ただ「見る」だけの時間ではありません。理科の学習で観察や実験をするように、社会科では実際の仕事の現場を調べ、そこで働く人の工夫や努力を自分の目と耳で確かめることができる大切な時間です。今回、子どもたちは、商品が並んでいる「表側」だけでなく、その裏側で多くの方が働き、お客さんの願いに応えようと工夫していることを肌で感じることができました。
今回の見学にご協力いただいた生鮮市場TOP前橋リリカ店の皆様に、心より感謝申し上げます。特に、子どもたちに分かりやすく説明してくださった職員の皆様、そしてお忙しい中、バックヤードでの作業の手を止めて、子どもたちのために丁寧に説明してくださった皆様、本当にありがとうございました。
「来年は、ぼくたちが」~異学年でつながる遠足の学び~ 9月16日(水)学級活動
1年生と2年生が、10月2日(金)に合同で桐生が岡動物園と遊園地へ遠足に出かけます。
今日の5時間目に、2回目の事前指導を行いました。1回目は、1・2年生で班をつくり、顔合わせや役割分担をしました。班長、時計係、保健係などを決め、遊園地で乗る乗り物についてもみんなで相談しました。そして今回は、動物園で行うオリエンテーリングのコースを、地図を見ながら班ごとに話し合いました。
教室をのぞくと、昨年は1年生だった2年生が、すっかり頼もしいお兄さん、お姉さんになっています。「この地図は、ここがスタートだよ。このあたりで何が見たい?」と、1年生の希望を優しく聞く2年生がいました。隣の班では、「まずは、このエリアの中から次に行くところを決めよう。そうしないと、行ったり来たりで大変だからね」と、みんなで回りやすいように考えながら話を進めていました。
そんな2年生の姿を見ながら、「昨年、自分たちも上級生にこうして教えてもらったのだろうな」と感じました。そして、1年生の目には、今の2年生がきっととても頼もしく映っていることでしょう。
敷島小では、複数学年で一緒に遠足に行ったり、合唱やマーチングの発表会に出たりする機会があります。小さな学校だからこそ生まれるこうした機会が、学び合いの場になります。1年生は少し先の自分の姿を思い描き、2年生は「自分もこんなことができるようになった」と1年間の成長を実感することができます。そして来年には、今の1年生が今度は後輩を導く側になります。
「頼もしいな」と感じた気持ちが、次の学年へと受け継がれていく。そんな敷島小らしいつながりを、遠足の準備の中にも見ることができました。
遠足当日は、私も子どもたちと一緒に出かける予定です。班の仲間と相談し、助け合いながら一日を過ごす中で見せてくれる子どもたちの成長を、しっかり見届けたいと思います。
昨日の自分を超えていこう! 〜マーチングで育つ子どもたち〜 9月15日(火)マーチング練習
本校では、5年生と6年生が合同でマーチングの練習に取り組んでいます。
前橋まつりや授業参観などで披露するマーチングは、子どもたちにとって大きな挑戦です。なぜなら、楽器の演奏技術を身に付け、楽譜を覚え、隊形移動をしながら、仲間と息を合わせて演奏することは、5年生にとって初めての挑戦であり、6年生にとっても2度目の大きな挑戦だからです。
今日も校庭や休み時間の音楽室では、子どもたちの真剣な姿が見られました。小学校のマーチングには、難しさもあります。中学校や高校の部活動とは違い、音楽が得意な子もいれば、演奏に難しさを感じている子もいます。そうした一人一人が、楽器を演奏し、曲を覚え、仲間と音を合わせていくには、多くの時間と努力が必要です。
2学期が始まり、音楽担当の先生も子どもたちも、休み時間も使って練習を続けています。その姿を見ていると、マーチングは、単に「上手に演奏すること」だけを目指しているのではないと感じます。仲間と協力すること。できないことにも根気強く取り組むこと。自分の役割に責任を持つこと。そして、「昨日の自分を超えていこう」と頑張ること。こうした一つ一つの経験を通して、本校が目指している子どもたちの姿が育っています。
本番の日まで、まだまだ練習は続きます。練習を重ねるたびに、できることが一つずつ増え、仲間との音が一つにまとまっていくことでしょう。これからさらに成長していく子どもたちの姿が楽しみです。
ぜひ、ご家庭や地域の皆様にも、子どもたちの頑張りと成長を温かく見守っていただければと思います。
一人ひとりの進化が、チームの力になる!! 9月14日(月)校内研修
放課後、校長室で校内研修を行いました。今日から、本校の新しい研修「TSLUT」がスタートしました。これは、研修主任が名付けた「TEAM SHIKISHIMA LEVEL UP TOGETHER」の略です。「一人ひとりの進化が、チームの力になる」という思いが込められています。
記念すべきトップバッターは、教務主任です。算数を得意とする教務主任からは、全国学力・学習状況調査の算数の問題をもとにした話がありました。特に、本校では分数を数直線の上に表す問題に課題が見られたことから、子どもたちが分数の大きさや量を実感しながら学べる、Web上のサイトを二つ紹介してくれました。
どちらのサイトもゲームのような要素があり、実際に先生方が子どもになったつもりで体験してみました。「Lv10は、私たちでも難しい」「間違えても消しゴムで消さなくてすむので、何度でもトライできる」と先生方の楽しそうな声が聞こえてきました。
続いて、二番手は私です。私は、生成AIの活用、特にGeminiとGemini Notebook(旧Notebook LM)の違いや、AIに出す指示「プロンプト」の書き方について説明しました。
生成AIは、私は「知識と能力がとんでもなく高い新入社員(部下)」のようなものだと考えています。上司として具体的で的確な指示を出せば、驚くほどの力を発揮します。しかし、指示が曖昧だと、間違った情報をもっともらしく答えてしまうこともあります。だからこそ、プロンプトの構成が大切になります。
また、一般社会において新入社員がどんなに優秀であっても、新入社員がつくった資料を鵜呑みにすることは絶対にありません。だから生成AIの作ったものは、生成AIの上司である私たちが、最終確認することが大切だということを伝えました。
研修の後半は、三つの実践グループに分かれ、目指す子どもの姿や授業を行う時期、授業中にどのような声かけや工夫をするかなどについて、情報交換を行いました。
本校の職員は、経験豊かな先生が多く、それぞれに得意分野があります。その「得意」を一人の先生だけのものにしておくのは、もったいないことです。得意なことを発表する先生は、自分の実践を言葉にすることで頭の中が整理されます。そして、聞く先生は、そこから新しい知識やアイデアを得ることができます。
今日から始まったTSLUTが、先生方一人ひとりの「ちょっとやってみよう」を生み、それが子どもたちの学びの充実につながっていくことを願っています。
メダカが教えてくれたこと 9月11日(金)5年環境教室
本日、5年生が児童文化センターへバスで出かけ、環境について学ぶ「環境教室」に参加してきました。
児童文化センターは、前橋市内の環境を守る心を育てるための施設で、市内すべての小学校の5年生が学んでいます。地球温暖化をはじめ、環境の問題はこれからを生きる子どもたちにとって大きな課題です。環境教育を通じて、人と自然のつながりを正しく知り、自分から行動できる子を育てたいと考えています。
児童文化センターでは、写真やグラフを使って、身近な場所で起きている環境の変化を確認しました。その後、公園を流れる「むつみ川」に出かけ、メダカの観察・調査を行いました。メダカが住みやすい環境について考えるとともに、県内のメダカが数十年で大きく数を減らし、今では絶滅の心配がある生き物になっていることを学びました。身近な生き物の変化から、地球規模の環境問題を自分ごととして考える、よい機会になったようです。
授業後の子どもたちからは、「買い物にはエコバッグを持って行きたい」「ゴミを出さないように気をつけたい」といった感想が多く聞かれ、学んだことを実際の行動につなげようとする姿が見られました。
講師の先生からは、「環境問題に取り組むうえで大切なのは、一緒にがんばる仲間を増やすこと。今日学んだことをぜひご家族にも話して、一緒に取り組んでほしい」というお話がありました。
ご家庭でも「環境のために自分たちにできること」を話題にしていただけますと、子どもたちの実践する力がさらに育まれます。どうぞご協力をお願いいたします。
振り返らせて、考えさせて、育てる 〜運営委員の成長記録〜 9月11日(金)にこにこ集会
先日の朝活動「にこにこ集会」では、運営委員会の子どもたちが中心となり、プレゼン資料を使って「七つの心」について全校に呼びかけてくれました。
敷島小学校には、昭和58年4月に学校とPTAが力を合わせて制定した「七つの心」という教えがあります。子どもたちの豊かな心を育てたいという願いが込められたもので、校内にはポスターを掲示し、道徳の授業でも読み物と結びつけて考える時間を設けています。担任も日々の教育活動の中で、折に触れてこの心を子どもたちに伝えています。
9月に大切にしたい心は「私がします」という積極的な心です。10月は「すみません」という反省の心、11・12月は「お先にどうぞ」という譲り合いの心へと続いていきます。今回の集会では、運営委員さんたちが具体的な場面を挙げながら、どう行動すればよいかをみんなで考える時間をつくってくれました。
集会後には、担当の先生と5・6年生が振り返りを行っていました。「今日の集会はどうでしたか?」すると、ある6年生から「たんたんと流れすぎてしまった」という意見が出ました。先生からは、「話し方や声の大きさはとても良かった。でも、1~6年生の記憶に残る集会になったかを考えてみよう」と問いかけました。子どもたちは、「なっていないかも」それを受けて先生が「どうしたら良くなるかな?」と尋ねると「話に抑揚をつける」「考えさせるところでは、1・2年生にも発表してもらう」など、自分たちで改善策を考えていました。
集会の担当になると、子どもたちに改善策まで考えさせると時間がかかってしまうので「次回は、こういうふうにしましょう」と指導したくなるところですが、今回の「自分たちの活動を振り返り、もっとよくする方法を自分たちで考えた」経験は、本校が大切にしている「自ら考え、自ら動き出す児童」の育成につながっていきます。今回の「振り返り」によって、運営委員として頑張っている5・6年生が、これからどのようなリーダーへと成長していくのか、とても楽しみです。
昆虫探しの前に「予想」したら…子どもが動き出した!? 9月10日(木)3年 理科
「昆虫は、どこにいると思う?」
3年生の理科の授業で、こんな問いから学習が始まりました。子どもたちは、春の自然観察やこれまでの生活経験を思い出しながら、「草の中にいると思う」「ジメジメしたところにいるよ」「樹液の周りにいるんじゃない?」と、予想を出し合いました。
ここに、この授業の面白さがあります。一人一人がもっている経験や知識は違います。そのため、クラス全体で予想を出し合うと、予想が見事に分かれました。
もし、みんなの予想が最初から一致していたら、「本当にそうなのかな?」と、確かめてみようという必要性は、それほど生まれないかもしれません。しかし、予想が分かれたことで、「自分の予想は合っているのか、確かめてみたい!」という気持ちが生まれます。
予想が出そろうと、理科の先生から「校庭に出て昆虫を探そう!」と声がかかりました。すると、木の幹をじっくり観察する子、草の間をのぞき込む子、大きな石をそっと持ち上げてみる子……。それぞれが自分の予想を確かめようと、思い思いの場所を探し始めました。
「トンボがいた!」「ちょうちょが飛んでいる!」「これはムカデの幼虫かな?」「ダンゴムシがいっぱい!」校庭のあちらこちらから、子どもたちの声が次々と聞こえてきます。
最初から「昆虫を探しましょう」と言われて校庭に出るのと、自分の予想を確かめようと校庭に出るのとでは、子どもたちの観察に取り組む姿が大きく変わります。今回の授業では、まさにその違いを感じました。子どもたちが「自分で考え、自分から動き出す児童」ための先生の作戦が、見事にはまった瞬間です。
敷島小学校では、校内研修のテーマとして「自ら考え、自ら動き出す児童の育成」を掲げ、授業改善に取り組んでいます。今日の3年生の姿は、まさに私たちが目指している子どもの姿そのものでした。
「こんな貯金箱、見たことある?」子どもたちの発想がすごい! 9月9日(水)
現在、前橋平和郵便局の中に、敷島小学校の子どもたちが夏休みの宿題として取り組んだ「アイデア貯金箱」の作品が展示されています。
「ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」は、ゆうちょ銀行が主催する事業で、「貯金箱の製作を通じて子どもたちの造形的な創造力を育むとともに、貯蓄への関心を高めてもらうこと」を目的に、1975年から続いています。今では、約半世紀にわたって小学生の夏休み工作の定番として親しまれている取組です。
私自身も小学生の頃、お金を入れると仕掛けが動く「からくり貯金箱」を作ったことを思い出します。当時は、どうすればお金を入れたときに楽しくなる仕掛けができるのか、夢中になって考えた記憶があります。
今回展示されている作品を見ていると、そんな子どもの頃のワクワクがよみがえってきます。精巧に作られたツリーハウスや自動販売機風の貯金箱、小銭ごとに分けて入れられる工夫を凝らしたもの、からくり仕掛けが楽しいもの、さらには家族との夏の思い出を形にしたものなど、どの作品にも「こんな貯金箱があったら楽しいな」という子どもたちのアイデアが詰まっています。見ているだけでも楽しく、思わず「ここにお金を入れてみたい!」と思ってしまう作品ばかりです。
作品は以下の通り「前橋平和郵便局」内に展示されています。ぜひ足を運んでいただき、子どもたちの豊かな発想と工夫をご覧ください。そして、来年度の夏休みの作品づくりの参考にしていただければと思います。
1 期間 令和8年9月4日(金)~9月30日(水) ※土・日・祝日を除く
2 時間 午前9時~午後5時(最終日の9月30日は午後4時まで)
3 場所 前橋平和郵便局 (前橋市平和町2-18-15)
いつもの牛乳が、ちょっと特別に見えた日 9月8日(火)株式会社明治の「みるく教室」
例年、敷島小学校では、給食の牛乳の残量が多いことが課題となっています。そこで、学校給食担当の職員が、1〜6年生を対象とした株式会社明治による出前授業を企画してくれました。今回はコンピューター室を会場に、下学年と上学年に分かれて、それぞれの発達段階に合わせた授業を昨日行いました。
1~3年生の授業では、乳牛や酪農家の仕事について学びました。壁いっぱいに用意された実物大の牛のイラストを見た子どもたちからは、「大きいなあ」「体重が600kgもあるの?」と驚きの声が上がります。さらに、1頭の牛から1日にとれる牛乳が、給食で飲んでいる牛乳パック約150本分もあると知り、またまたびっくり。
乳牛の一生や酪農家さんの仕事についての話から、私たちが毎日いただいている牛乳は、牛の命と、それを大切に育てる人々の仕事によって支えられていることを学びました。「生き物の命を預かるから休みもなく大変だけれど、牛が懐いてくれたり、赤ちゃんの誕生に立ち会えたりするのが嬉しい」という酪農家さんの言葉も、心に残ったことと思います。
4~6年生は、丈夫な骨や筋肉をつくるカルシウムやたんぱく質について学び、乳製品から効率よく摂取できることを知りました。さらに、翌日の給食の献立をもとに栄養について考え、「好き嫌いなく、バランスよく食べる」ことの大切さを学びました。
そして授業の効果は、さっそく給食の時間に表れました。給食担当の職員が、何人かの担任の先生に牛乳の残量を聞いてみると、「いつもは牛乳を残す子も、みんな頑張って飲んでいました」とのこと。
「いただきます」の一言の中には、たくさんの命と人々の思いが詰まっています。今回の授業をきっかけに、牛乳だけでなく、毎日の給食を「ありがたく、おいしくいただく」子どもたちが増えてくれたら嬉しいです。
株式会社 明治の講師の方には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
新しい相棒「Chromebook」が、敷島小にやってきた! 9月7日(月)
本日、敷島小学校では、1年生から6年生までの全児童に、新しい学習者用端末Chromebookが配布されました。
担任の先生から一人一人にChromebookが手渡されると、「意外と重い!」「画面がきれい!」「お父さんのノートパソコンみたいでかっこいい!」と、子どもたちからさまざまな感想が聞こえてきました。新しい学習の道具を手にした子どもたちの表情は、期待に満ちています。
この日は、GIGA支援員さんに来校していただき、初期設定と基本的な使い方を教えていただきました。大きなモニターを使って説明していただく中で、子どもたちが特に興味をもったのが、Chromebookの「変身」です。これまで使ってきたiPadとは違い、学習場面に応じて「ノート・スタイル」「スタンド・スタイル」「テント・スタイル」「タブレット・スタイル」と形を変えて使うことができます。「こんな使い方ができるんだ!」と、子どもたちは興味津々でした。
今回の端末更新は、前橋市が進めるGIGAスクール構想の一環です。これからの学校教育では、一人一人の学びを大切にする「個別最適な学び」と、友達と考えを共有し、学びを深める「協働的な学び」を一体的に充実させていくことが求められています。さらに、いつでもキーボードを使える環境が整うことで、タイピング能力や情報活用能力の向上にもつながることを期待しています。
敷島小学校では、この日に向けて、夏休み中から教職員研修や端末の準備を進めてきました。とはいえ、私たち教職員も、これまで使い慣れてきたWindows OSからChrome OSへの変更は、大変大きな変更で、まだまだ「使いこなしている」とは言えません。
だからこそ、子どもたちと一緒に「これはどう使うんだろう?」「こんなこともできる!」と試行錯誤しながら、楽しみながらChromebookを使いこなしていきたいと思います。
そして今日から、新しい道具を手にした子どもたちとともに、敷島小学校の「学び」を少しずつ、そして確実にアップデートしていきたいと思います。
踊る子、見る子、・・・踊っちゃう子!! 9月4日(金)2年 体育
各学年の授業の様子を見て回っていると、2年1組の教室から、楽しそうな音楽と子どもたちの元気な声が廊下まで聞こえてきました。「何をしているのかな?」と、教室の後ろの入口からそっと覗いてみると、大型モニターに映し出されたお手本の動画を見ながら、子どもたちが楽しそうにダンスを踊っています。曲は、映画『ズートピア2』の日本版主題歌「Zoo ~君がいるから~」。軽快な音楽に合わせて、子どもたちは全身を使って思い切り踊っていました。
低学年の体育には「表現リズム遊び」という学習があります。軽快なリズムにのって踊ったり、体を動かしたりする楽しさを味わうことが大切な学習です。この日の授業では、クラスを半分に分け、踊るグループと友達の踊りを見るグループに分かれていました。踊る番になると、子どもたちは音楽が流れ始めた瞬間から全力投球。額に汗を浮かべながら、一生懸命に体を動かしています。
一方、友達の踊りを見ていた子どもたちも、最初は行儀よく座って見ていました。ところが、音楽を聴いているうちに、少しずつ体が動き始めます。そして、気が付けば、上半身でリズムを取りながら踊りだす子もいました。見ているだけでは、もう我慢できなかったのでしょう。
今日が初めてのダンスの授業ということで、担任の先生は「走って、走って、ゴシゴシゴシゴシ」「ぴょんぴょんぴょん、空を指す」と、動きを言葉にして伝えていました。子どもたちは先生の言葉を手がかりにしながら、どんどん振り付けを覚えていきます。
教室いっぱいに広がる笑顔と元気な動き。子どもたちが心から楽しんでいる姿を見ていたら、私までなんだか楽しい気持ちになりました。音楽の力、そして「みんなで体を動かす」ことの楽しさを改めて感じた授業でした。
「聞こえないって、どんな生活?」自分と違う誰かについて考えた 9月3日(木)6年 総合
本日6年生を対象に手話教室を行いました。今回は、聴覚障害のある方と手話通訳者の方をゲストティーチャーとしてお招きし、聴覚障害のある方の生活の様子についてお話を伺ったり、簡単な手話を教えていただいたりしました。
前半は、写真を見ながら、聾学校と敷島小学校の設備の違いについて考えたり、聴覚障害のある方の暮らしについてクイズ形式で教えていただいたりしました。「朝、どうやって目覚ましに気付くの?」「家に誰かが来たことをどうやって知るの?」「病院で自分の名前が呼ばれたことをどうやって知るの?」――子どもたちは、「もしも自分に聴覚障害があったら……」と想像しながら、真剣にクイズに挑戦しました。
例えば、目覚まし時計の音が聞こえない場合には、バイブレーション機能のあるスマートウォッチを身に付けたり、振動するパッドを枕の下に入れたりするなど、さまざまな工夫をしていることを知りました。「なるほど!」と感心する子どもたちの姿から、自分とは異なる生活の仕方があることへの気付きが伝わってきました。
後半は、数字や挨拶、自己紹介の手話を教えていただき、一人一人が練習しました。そして、グループになって、お互いに教え合いながら手話で自己紹介をする練習をしました。最初は少し戸惑っていた子どもたちも、手や表情も交えて一生懸命に伝えようとしていました。
今回の手話教室は、単に「手話を覚える」ための学習ではありません。自分とは違う立場の人が身近にいることやその人たちの生活を知り、「相手はどう感じるのだろう」「どうしたら伝わるだろう」と想像することに大きな意味があります。
本校が目指す児童像の一つに、「相手の立場がわかり協力して助け合える子」があります。相手の立場を知ることで、初めて見えてくる相手の困りごとがあります。そして、その困りごとに気付き、自分にできることを考えて行動することが、協力し助け合うことにつながるのだと思います。
6年生には、今回の学びをきっかけに、これからも「自分とは違う誰か」の立場を想像し、支え合うことのできる人へと成長していってほしいと思います。
「ここが危ない!」子どもたちが見つけた通学路の危険ポイント 9月2日(水)5校時 下校班集会
2学期のスタートにあたり、子どもたちが安全に登下校するための「下校班集会」を行いました。敷島小学校では、安全に下校する手段として下校班を編成し、集団での下校を行っています。
今学期は、6人の転校生を新たに迎えることができましたので、改めて班ごとの人数を確認するとともに、地図を使ってそれぞれの班がどこへ帰るのかを確認しました。 また、今回は高学年の班長・副班長が中心となって司会を務め、下校時に「危険だと思う場所」や「気を付けたい行動」について、みんなで意見を出し合いました。
子どもたちからは、「車の出入りが多い商業施設の駐車場の近く」や「道幅の狭い道路」が危険な場所として挙げられました。また、「下校班の列が横に広がってしまう」「友達とのおしゃべりに夢中になってしまう」といった行動についても意見が出ました。中には、「歩きながら水筒の中身を飲むと、前が見えなくなって危険」という経験に基づいた気付きもありました。
さらに、登下校中に交通指導員さんやPTAの交通当番の方、地域の皆さんにしっかり挨拶すること、自転車に乗るときのルールについても確認しました。
敷島小学校では、PTAによる朝の交通指導、交通指導員さんや地域の皆さんによる見守り、そして学校での安全指導がうまく機能していることもあり、少なくとも令和6年度以降、登下校中の交通事故発生件数は0件が続いています。
これからも「自分の命は自分で守る」という意識も育てながら、地域の皆さんと力を合わせて、子どもたちの安全な登下校を支えていきたいと思います。
2学期がスタート!「昨日の自分を一歩超えていこう」9月1日(火)始業式
長い夏休みも終わり、今日から2学期が始まりました。
今朝、子どもたちを迎えながら、十数年前のことを思い出しました。我が家の子どもたちが小学生だった頃、2学期の始業式の朝、子どもを無事に学校へ送り出した後、夫婦そろって「今日から学校が始まるね」とホッとしたことを思い出します。親にとっても、夏休みの終わりは、少し特別な朝だったのだなと、今になって感じます。
南門で子どもたちを出迎えていると「校長先生、久しぶり!」「2学期最初のじゃんけんしよう!!」「おはようございます!」と、子どもたちが元気な声をかけてくれました。そんな子どもたちの笑顔と元気な声から、私もたくさんのパワーをもらい、「よし、2学期も頑張るぞ」という気持ちが高まりました。
中には、「もっと夏休みが続くといいのにな」と少し浮かない顔をしている子もいます。一方で、「〇〇くん、おはよう! カバンを置いたら校庭でサッカーしようぜ」と、久しぶりに友達に会えたことを喜び、ウキウキしている子もいます。そんな一人一人の姿を見ていると、昔も今も変わらない、2学期始業式の朝の学校風景だなと感じます。
登校後、子どもたちは学級活動を行い、午前8時40分から体育館で2学期の始業式を行いました。始業式では、まず6年生の指揮と伴奏に合わせ、全校で元気よく校歌を歌いました。続いて、代表児童が2学期に頑張りたいことを作文で発表しました。どの子もやる気に満ちた素晴らしい発表でした。作文の内容は、9月1日発行の学校だよりでも紹介します。
私からは、2学期の合言葉「昨日の自分を一歩、超えていこう」について話をしました。昨日の自分より、ほんの一歩でも前に進むことを大切にしながら、一人一人が成長できる2学期にしてほしいと思います。(原稿は、「校長講話」に掲載)
今日から始まる2学期。子どもたちと一緒に、私自身も昨日の自分を一歩超える毎日を積み重ねていきたいと思います。