実際に地域で高齢者や子どもと接することによって、地域や人々について理解を深め、コミュニケーション力を高めることで、地域医療に貢献できる医療人となる礎を習得することを目的としています。
学生保健サポーターとなるために、8回の講義・演習を受講します。そして、地域の公民館での「群大保健学まちなか交流サロン」を企画・実施します。
コースでは
地域のサロンを企画し、実際に高齢者や子どもと交流しながら、地域医療で役立つ実践的なスキルを身につけます
学生保健サポーター養成コースでは地域高齢者や子どもを上手に支援するための知識や技術を学びます
地域医療、高齢者・子ども支援の経験豊富な教員が学生さんの活動をサポートします
養成コース修了生には、修了証書と学生保健サポーターオリジナルグッズを授与し、参加状況に応じて4年次に地域保健推進室より表彰します。
これまでに、253 名がサポーター養成コースを修了し、2025 年現在は37 名の学生サポーターが在籍しています。
前橋市子育て支援課、子ども食堂 こまがたつくしより講師を招聘し、前橋市での子育て支援について学びました
赤城青年の家より講師を招聘し、体を動かした仲間づくりについて学びました
群大保健学まちなか交流サロンでの活動
前橋市内の公民館にて『群大保健学まちなか交流サロン』を開催しました。地域の方々がたくさんサロンへ参加し、学生サポーターが企画したプログラムを一緒に楽しみました。地域の方々から大変ご好評をいただきました。
アイスブレークで
お互いの緊張をほぐします
ピンシャン体操
毎日元気で過ごせるよう、
体を動かしましょう!
一緒にしおり作成を楽しんでいます
修了生(学生保健サポーター)の声
この活動に参加して、色々な世代の人と話すのが好きになりました
初めて会った人とも、緊張や気後れすることなく、自然に会話することができるようになりました。それで、アルバイトも色々な人と接する仕事を選び、充実した学生生活を送ることができました
企画を立てる際に、学年を越えて協力し合えるのはよい経験でした
病院実習、地域実習とは異なることを体験でき、地域での高齢者保健、母子保健に関する活動を身近で知ることができました
卒業後、病院の看護師として働いていますが、患者さんやご家族の方々と接する際に、サロン活動の経験が活かされているな、と実感しています