~地域から世界へ 未来へつなぐ我らがのぞみ~
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仙台南高校「公孫樹プログラム」の概要説明動画(6分40秒)はこちら!
【generated by NotebookLM】
※AIが作成した本動画では、「『公孫樹』プログラム」を「『こうそんじゅ』プログラム」と発音していますが、正しくは「『いちょう』プログラム」です。
仙台南高校の校木であり、校章にもデザインされている公孫樹(イチョウ)は、本校の教育の象徴です。その扇形の葉には、未来に向かって大きく羽ばたく生徒たちの姿を託しています。
この「公孫樹プログラム」では、生徒が教科学習や特別活動などで身につけた多様な知識・技能を幹に集約し、総合的な探究の時間において横断的・総合的に活用することで、課題解決力や探究力を育みます。扇形の葉の扇面は各教科、茎にあたる部分は特別活動、葉身にあたる部分はこの探究活動を表しており、生徒一人ひとりが自らの問いに向き合い、学びを深めながら未来を切り開く姿をイメージしています。
そして、公孫樹の葉がやがて美しい黄色に色づき、実を結ぶように、生徒たちが社会や自分自身と向き合いながら、学びを実らせていくことを願っています。
「英知」「調和」「自律」を兼ねそろえたリーダー
状況の変化に柔軟に対応しながら俯瞰的に物事を見つめ、自ら課題を発見し、その解決のために多様な他者と寛容な態度で協働しながら継続的に探究を深め、新たな価値を生み出し、個人と社会のウェルビーイングに寄与する、地域や世界で活躍できるリーダーとなれる人材
探究の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力として、思考力(論理性・構造化・多面的視点)、創造性(独自性・柔軟な発想・新しさ)、探究力(問いの設定・情報収集・深掘り)、表現・傾聴・協働力(伝える・聴く・協力する)、の4つの基礎の上に、さらにプログラムを発展させるために、本校の独自性として、特に以下の3つに重点を置く。
レジリエンス
レジリエンスとは、困難や逆境に直面しても、しなやかに乗り越え、立ち直る力のこと。単に「我慢する力」ではなく、前向きに再び歩き出す心の回復力や柔軟性を指す。
・変化と不確実性の時代に生きている:現代社会は、AIの進化、地球規模の気候変動、パンデミックなど、何が起きるか予測できない時代。こうした社会では、計画通りに物事が進まないことが当たり前。レジリエンスがあれば、想定外の出来事にも動じず、前を向いて行動できる。
・失敗や挫折は成長のチャンス:挑戦すれば、必ずどこかで失敗や壁にぶつかる。レジリエンスがある人は、失敗を「終わり」ではなく、「学び」や「新たなスタート」と捉えることができる。「どう立ち上がるか」が、成長や成功につながるカギになる。
・心の健康を守る:現代の若者や働く人たちは、ストレスや不安を抱えやすい環境にある。レジリエンスがあると、ストレスに飲み込まれず、自分の感情をコントロールしながら回復する力が育まれる。これはメンタルヘルスの維持にも直結する、非常に大切な力。
データリテラシー
データリテラシーとは、データを正しく読み取り、分析し、活用する力のこと。文理融合のための必須スキル。
・共通の「ものさし」になる:データは、文系・理系どちらの視点からも共通に扱える情報源。文理融合では異なる立場の考え方を結びつける必要があり、その土台としてデータが活用される。
・複雑な社会課題を扱うために不可欠:気候変動、貧困、ジェンダー格差などの現代的課題は、数値(データ)と価値観の両方を扱う必要がある。どちらか一方だけでは本質に迫れない。
・主体的な学びを支える力になる:自分自身でデータを読み解き、意味づけることで、探究的な学びが深まる。感覚や思い込みではなく、「データに基づいた意見形成」ができるようになる。
キャリアデザイン力
キャリアデザインとは自己実現と職業的満足を達成するための重要なプロセスであり、キャリアデザイン力とは将来のビジョンを明確にし、主体的に職業人生を設計・実現し、実際に行動する力のこと。
・社会の変化が速く、予測できない時代に生きている:AIの進化やグローバル化などにより、「今ある仕事が将来もある」とは限らない。だからこそ、変化に対応しながら、自分のキャリアを自ら描く力が求められる。
・正解のない時代に、主体的な意思決定が必要:これまでは「こうすればうまくいく」というモデルがあったが、今はそうではない。自分の価値観や興味、社会の動きなどを見つめながら、納得できる選択を自分でしていく必要がある。
・「働く意味」や「生き方」を考える力が求められている:キャリアは単に職業を選ぶことではなく、「どう生きたいか」という人生設計とつながっている。多様な働き方や生き方が可能になった今、自分らしい道を考える力が大切。
※身につけたい7つの資質能力に関する自己評価アンケート(ルーブリック)についてはこちら
↑原則半年に1回(発表会ごと予定)行います!