3.11メモリアル“Re-Dit”ミーティング2024は、2025.1.31(金)~2.1(土)に本校で開催されます。
全国13都道府県、712名が本校に集結し、大盛況の中予定通りの内容を実施することができました。1日目は国土交通省・東北地方整備局企画部企画課 課長補佐 日野口 厳 様による基調講話をいただき、それをもとにしたグループワークや校内の施設案内が行われました。
2日目は課題研究の発表会として、本校体育館を会場に実に104題ものポスター発表が行われました。県内外の参加校の皆様や本校1・2学年生徒が一堂に会して、随所で活発な質疑応答が行われていました。
午後は津波伝承まち歩きを開催し、参加校の皆様を本校災害科学科2年生が案内しました。短い時間ながらも、生徒間の交流が進んだことと同時に津波被災地である多賀城市内への認識を新たに、災害を語り継ぐ「伝災」の重要性を改めて認識した場となりました。
詳細は↓↓こちらの特集号からお読みいただけます(PDF形式)
<初日から参加される学校様へ>
生徒様が参加される高等学校様については、初日の開会行事において各校30秒程度の自己紹介をお願いします。代表の生徒様による「学校名・どんな発表をするか」程度で構いませんので、あまり気負わずお願いできれば幸いです。前に出てきてお話いただければと思います。当日生徒会の生徒がご案内します。(持ち時間30秒を超えたからといって食べられたりはしません。あくまで目安です)
視察の皆様については、生徒様のような自己紹介はございませんのでご安心ください。ただし基調講話の後のグループワークの裏番組として、大人向けの「名刺交換会」を設定しております。名刺をご準備下さい。
発表用のポスターは、各校で印刷してご持参ください。以前いただきましたデータは審査員の先生方に無事送信済みです。
持参いただいたポスターは当日受け付けでお預かりし、翌日朝はこちらでパネルへ貼り付けます。
こちらの天気は朝が-1℃や-2℃、日中の最高気温が5℃や6℃の世界であります。防寒対策をよろしくお願いします。
初日についての昼食会場は用意しておりません。あしからずご容赦ください。
会場となりますiRis(アイリス)ホールはカーペットが敷いてありますが、玄関から入る際に上履きに履き替えていただきますので、上履きをお忘れなくご持参ください。翌日のポスターセッションでも上履きに履き替えて、体育館(シートを敷きます)での発表となります。
初日の会場となりますiRisホールでWi-Fiを利用できるようにしますので、持参可能でしたらタブレット等をぜひご持参ください。
2日目昼のお弁当を申し込まれた以下の学校様等には、お値段(お茶込み1,000円/人)等のご連絡をすでに差し上げております。初日の受け付けの際に頂戴しますので、人数分ご用意の程よろしくお願いします。
<2日目から参加される学校様へ>
ポスターは当日ご持参ください。
上履きもお忘れなく。
<共通>
すでに連絡済みではありますが、再掲します。
発表は「質疑応答込み15分」を4ターン(追記:1ターンの中で1回だけ…で終わる必要はありません。お客様が来たらもう1回どうぞ!お客様を自ら捕まえての説明歓迎)
各ターンの間に10分の移動時間を入れる
2ターン目と3ターン目の間は20分確保して、移動時間10分に情報共有時間(これまでの質問をまとめたり、それに対する答えをまとめたりする時間)10分を加えます発表会場は体育館なので、「上履き」をご持参ください
分かりやすくするためにタブレット等を使うのは差し支えありません(充電等は十分にして現地で困りませんよう、対策をお願いします)
<その他>
2日目が大雪でまち歩きの実施がかなわない場合は、まち歩きをご希望だった学校様について「本校から多賀城駅まで」バスでお送りします。
ポスターセッションの会場となる体育館は、大変恐縮ですが初日のiRisホールのようなネット環境はありません(県教委のネットワークのため)。見せたい動画があったりする場合は、あらかじめダウンロードしておく等の対策を講じてください。
ポスター・発表要旨のアップロード、各校のご対応ありがとうございました。現時点で参加校の皆さんの発表題は34題となっております。本校からは文系23題、理系37題、災害科学科10題となり、発表題合計は104題となります(※昨年94題…参加校26題・本校70題…2年災害科学科9題・2年理系29題・2年文系30題)。
発表は2日目2/1土曜日のみです。日程・詳細は以下の通りとなります。
08:45-09:20 会場準備・ポスター貼り付け・発表準備:参加校ポスターは本校TA・3年有志が貼付。2年生は各チームで貼付。養生テープで貼り付ける。
09:20 ポスターセッション開会行事(全体会・諸連絡)その後は09:30まで探索時間(自分が聴講したいポスターを,この時間に探索)
09:30-11:25 ポスターセッション(質疑応答込み各15分・移動10分)
9:30-9:45 発表1ターン目
9:45-9:55移動時間
9:55-10:10 発表2ターン目
10:10-10:30移動時間+情報共有(ここまでの質問をまとめたり,それに対する答えをまとめたりする時間)
10:30-10:45 発表3ターン目
10:45-10:55移動時間
10:55-11:10 発表4ターン目
11:30 講評
11:45 ポスターセッション閉会行事:連絡ののちその場で写真撮影
発表題・参加生徒氏名を送っていただきましたら、次はメールに添付したフォームからポスターor発表要旨をアップロード願います。1/17までのアップロードにご協力ください。
この下に表示されている入力フォームからも送ることができます。何も表示されていない場合は、すぐ下に「再認証してください」がありますので、そちらからGoogleアカウントをご入力の上送信ください。ファイルアップロードはログインが必要になります。その他の方法はメールにてご案内しております。
上に何も表示されない場合は、再認証してください
参加校様にはすべてメールしましたが、発表題・参加生徒氏名をフォームで送っていただくよう依頼しております。12/27までの入力にご協力ください。
この下に表示されている入力フォームからも送ることができます。
講師が決定しました。国土交通省・東北地方整備局企画部企画課長補佐・日野口 厳 氏による基調講話です。基調講話ののち、参加者同士でワークショップを予定しています。ご期待ください!!
多数の申し込み、ありがとうございました。発表題、発表生徒の氏名については、こちらのフォームから送信してください。(12/27金曜日締め切り)
こちらから昨年のポスターセッションの様子や各社の報道などを確認することができます。ぜひご覧下さい(今年度も同様にこちらのサイトにアップしていきます)。
東日本大震災からまもなく14年。その後も国内各地で災害が相次いでいる。
そのたびに各地で「なぜそうなったのか」のメカニズム解明に加え、復旧・復興、そして「過去の事実を伝えていく必要性」が叫ばれている。
「3.11メモリアル”Re-Dit”ミーティング」とは、昨年まで「東日本大震災メモリアルday2023」として実施していた行事です。震災から14年を迎え、再びあの日の震災を立ち止まって考え、参加者の皆さんが探究活動を通してよりよい未来を創造していくことへの願いを込めて、名称を変更しました。
今回はサブテーマを「過去から学び、未来を考え、今動く」と定め、過去を今一度振り返り、頻発する災害と防災・減災を総括し「高校生が今できることは何か」を考えます。
今回のRe-Ditミーティングでは、国土交通省・東北地方整備局企画部企画課長補佐・日野口 厳 様による基調講話です。
災害時に急がれるインフラ復旧は「公助」そのものですが、災害はひとごとではありません。災害による被害を少なくするための大きな力となるのは、自分の身は自分で守る「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合う「共助」です。あの震災から14年を迎えようとする昨今も、全国各地で災害が発生しました。その都度、課題が明らかになっています。
「公助」はここまでやれていることを知ることで、仮に自助・共助がもっと向上させられれば、公助そのものがもっと変わる可能性があるのではないでしょうか。そのあたりを基調講話を通して学び、その学びから参加者同士で議論を重ねます。
参加校の皆様によるポスター発表に加え,本校普通科・災害科学科2年生の課題研究におけるポスター発表を展開します。
防災・減災・伝災にかかる取り組みを知ってもらうだけでなく,各SSH指定校による研究発表も聴講・見学することで,SSH指定校の研究発表を多くの学校に知ってもらい,指定校以外の学校とSSH指定校との研究交流をより一層深められることを期待しています。
本校で震災以来ずっと先輩から受け継いできた津波伝承まち歩き。平成28年の災害科学科開設当時はルート上にその痕跡があちらこちらにありましたが,きれいに修復・撤去されて津波の痕跡を探すこと自体が難しくなっています。ぜひ現地を共に歩いて,都市型津波が襲来した地域で何が起こっていたのか,そして当時を知る生徒たちから話を聞き,伝えることの必要性を考えてほしいと願っています。
当日の津波伝承まち歩きは,参加者希望者を数名ずつのグループに分けて,本校災害科学科生徒がご案内します。参加を希望される場合は,上記参加申込みフォーム内でチェックを入れて下さい。
※「伝災」・・・「災害を伝え,語り継ぐ」こと。本校の津波伝承まち歩きで用いている言葉です。
2011(平成23)年3月11日、14:46に発生した東日本太平洋沖地震によってもたらされた東日本大震災は,1000年に一度という規模で大きな爪痕を残したと同時に、度々襲来する災禍から私たち人間がどのように立ち上がるべきか、大きな課題を突きつけたことも事実です。あの日、学校周辺は雪がちらつくほどの凍てつく日でした。
宮城県では同年10月には宮城県震災復興計画を策定し、防災教育の充実を復興の重点として掲げ、小・中・高等学校及び特別支援学校に防災主任を配置し「みやぎ学校安全教育基本指針」を策定するなど、防災教育に積極的に取り組んできました。
これらを踏まえ、2013年(平成25)年2月に宮城県教育委員会が策定した「新県立高校将来構想第2次実施計画」に基づき、大震災から学んだ教訓を確実に次世代に伝承するとともに、将来国内外で発生する災害から多くの命とくらしを守ることができる人材を育成するため防災系の専門学科を設置することとしました。
防災教育を県内外に広げるパイロットスクールとしての役割を担うため、防災に関する基礎的な知識・技能を習得する一般的な防災教育は普通科,災害科学科両科共通で行い、災害に関する科学的見地を習得する専門的な防災教育については災害科学科で行うことで、防災教育の充実を図ることとします。
特に「ESD」の考えを取り入れながら防災・減災の考えを切り口とした自然科学、社会科学に関する教科科目を開設するほか「安全・安心につながる防災教育」「災害を科学的に理解する自然科学教育」「防災・減災の観点からの国際理解教育」「課題研究」「ボランティア活動」を実施しています。
サイトの不具合等:宮城県多賀城高等学校 主幹教諭 佐藤寿正 sato-to363アットマークiz.myswan.ed.jp
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