メカワールドテーマ一覧 #1~#12
#1 滑りやすい面,滑りにくい面の謎を探る
普段は意識することは少ないですが,摩擦は身の周りの色々なところで存在しています。例えば,自動車のエンジンの中でも摩擦が働いていて,これを低くすると省エネルギーにもなります。 このテーマでは,摩擦を測定する簡単な実験を行い,表面にあるナノメートルの凸凹を観察し,何故摩擦の大小が生じるかを考察します。
<詳細>
drive.google.com/open?id=1jw8hr7bz3s5dnNBkbjKKJdnnvtrCcrK7
<Keyword> トライボロジー、原子間力顕微鏡、クーロンの摩擦法則
<研究室からひとこと> なぜ摩擦力が働くのか十分に解明されていません。摩擦を調べる研究(トライボロジー)を体験しましょう!
飛行機の性能は,機体が空気から受ける力で決まります.このテーマでは,航空機開発における先進計測技術の一つである「感圧・感温塗料(PSP/TSP)」について学びます.PSP/TSPは,圧力,温度によって状態が変わる特別な発光塗料です.実験では,圧力や温度を変える装置を利用して,PSP/TSPによる圧力・温度を測定します.また,飛行機の性能を調べる風洞実験の様子を詳しく紹介し,実験用模型を手に取ってもらいます.
<詳細> 準備中
<Keyword> 空気力学,風洞実験,可視化計測
<研究室からひとこと> 見えない空気の力をカメラでとらえる不思議を体験して下さい
#3 金属加工で起きる現象を調べよう
身の回りには金属を加工して作られた製品がたくさんあります。金属を加工し変形させると、熱が発生したり、硬さが変化したり、磁性が変化したり、金属組織に様々な現象が起きます。マイクロビッカース硬さ試験機やサーモグラフィカメラなどの高度な機器を実際に使用して、アルミやステンレスを曲げたり潰したりしたときに起きる現象を学びましょう。
<詳細> https://drive.google.com/open?id=1QFjeqQAAO3X8qMBYp3t9twzpiBAA5vFW
<Keyword> 塑性変形、金属組織、ものづくり
<研究室からひとこと> 一緒にものづくりの基礎を体験しよう!
#4 粉体シミュレーションを体験しよう
コーヒー豆やゴマなど、我々の身の回りには粉体と呼ばれるものであふれています。本テーマではそのような粉体の振る舞いを、コンピュータシミュレーションを利用して模擬することを体験します。通常の気体・液体・固体とは異なる振る舞いをする粉体の世界に親しんでもらいたいと考えています。
<詳細> 準備中
<Keyword> 粉体、シミュレーション、砂
<研究室からひとこと> 粉体って何?という方、大歓迎です
#5 初めての流体力学:身近な流れを超高速度カメラを使って解析しよう!
流体力学が拓く医療技術 (田川義之研究室):本テーマでは、超高速度カメラ(1秒に1,000,000枚の画像が撮影可能なもの)を使って、流体力学の世界をスーパースローで体験します。スーパースローで見ると、水滴が水面をフワフワと浮いている驚くべき現象などが見えてきます!大学で初めて学ぶ「流体力学」の研究の面白さを味わってください。また、注射針のいらない注射器の実現へ向けた最先端の取り組みを紹介します。
<詳細> 準備中
<Keyword> 準備中
<研究室からひとこと> 流体の一瞬の美しい運動を,あなたの手で映像におさめてください!
#6 しなやかな機械を実現するためのメカニズム
伸縮性に乏しくねじることも難しいコピー用紙も,柔軟に曲がることを活かせば変形の自由度を拡張できます.レーザー加工機でキリガミやオリガミのスマート構造を実装した紙のしなやかさを体験してみましょう.当日は,セルロースナノファイバーから作製した透明な紙であるナノペーパーや,導電性インクで描画した電気配線もご紹介します.その際に,材料の構造を左右するブラウン運動などのランダムな現象を扱う方法もご紹介します.
<詳細> 準備中
<Keyword> オリガミ・キリガミ,セルロースナノファイバー,ブラウン運動
<研究室からひとこと> これからの機械にほしい「しなやかさ」について考えてみましょう.
#8 ぶつからないクルマを学ぼう!
自動運転の最大の目的は衝突事故を未然に防ぎ,人の命を救うことにあります.ポンサトーン研究室では様々自動運転技術の研究を行っています.皆さんにはそのシステムの仕組み,基本設計をドライビングシミュレータを通じて体験してもらいます.
<詳細>
drive.google.com/file/d/1mOQyLBYE-Cv77M84-3BNl-le7IoJUy8d/view?usp=sharing
<Keyword> 自動運転,車両運動制御
<研究室からひとこと> 特殊なドライビングシミュレータを運転できる貴重な機会です.是非申し込んでください.
#9 2関節ロボットアームを作って円を描かせる
関節を2つ持つロボットアームを製作します。アルミ板にケガキをし、工作機械を使って穴あけ・切断・曲げ加工で部品を作り(スカート禁止・サンダル禁止)、角度指令値に制御する回路を内蔵したサーボモジュールと合わせて組み立てます。手先にペンを取り付け、指定した手先位置になるような関節角度を計算する逆運動学計算を学び、円を描かせるpythonのプログラムを作成します。大規模な人型ロボットも基本はこれらの学問に基づいています。
<詳細> https://drive.google.com/open?id=1YnxTjBKXjs-DzVHcBItEeCf94yhj1zrF
<Keyword> ロボット、工作機械、ロボット工学、プログラミング
<研究室からひとこと> ロボットは必要な知識が莫大です。自分で色々知識を得る姿勢が不可欠です。
#10 温度差で動く省エネルギーなエンジンを作ろう!
工場や自動車など、様々な所から熱エネルギーが排出されています。こうした廃熱を利用して動くエンジンとして、「スターリングエンジン」が注目されています。このエンジンは燃料を必要とせず、エンジンを廃熱などの高温にさらし、エンジン内に温度差を作るだけで動きます。本テーマではスターリングエンジンを実際に分解、組立、動作確認し、熱や省エネルギーについて学びます。
<詳細> https://drive.google.com/open?id=1Ic4d7o5wl1TBRccM1WYkNoyScyLKePYZ
<Keyword> 熱、省エネルギー、エンジン
<研究室からひとこと> 熱が生み出すパワーを体験しましょう。
#11 デジタルカメラを用いて材料の変形を非接触で測定してみよう
航空機や自動車の開発・設計には、材料の強さや加工のしやすさを正確に理解することが大切要です。本テーマでは、様々な材料の変形を測定する実験を行い、デジタルカメラで撮影した写真から材料の変形を測定する技術を体験します。
<詳細> 準備中
<Keyword> 材料の強度、デジタルカメラ、非接触測定
<研究室からひとこと> 準備中
情報は随時更新しています.2022年度は11テーマで実施します.
申し込みは先着順を優先します.第一希望に添えない場合もございますので予めご了承ください.