プログラム紹介

物質循環環境科学プログラムには、

・環境生物学教育研究分野(Field of Environmental Biology)

・環境化学教育研究分野(Field of Environmental Chemistry)

の2種類の教育研究分野があり、修士課程の大学院生に対して環境科学に関する高レベルの教育と研究を行っています。

環境生物学教育研究分野

都市や地球環境における微生物・植物および動物を通した物質循環と、様々な環境ストレスが生物へ及ぼす影響の解明や 生態系の保全・修復に必要な手法の開発などに関する教育と研究を行っています。

環境化学教育研究分野

多様な環境における微量元素・無機物質および有機化合物などの分布と、生物圏における循環、 人間活動による物質循環の攪乱を主として化学的手法を用いて解明する教育と研究を行っています。

EPの教員一覧(令和6年度)

*氏名をクリックすると該当教員の研究室が運営するHPにアクセスできます

環境生物学教育研究分野の教員

伊豆田 猛 教授

大気汚染ガスや酸性降下物などの環境ストレスが植物に及ぼす影響とそのメカニズムの解明


大地 まどか 准教授

海洋環境における人工化学物質の動態および水生生物に対する影響の解明

多羅尾 光徳 准教授

微生物食物連鎖を通じた生態系における物質循環の構造と機能に関する研究


渡辺 誠 准教授

樹木の二酸化炭素固定機能に対する大気汚染物質の影響解明とリスク評価

環境化学教育研究分野の教員

梅澤 有 教授

生物地球化学的手法を用いた、生物圏の食物連鎖・水循環・物質循環に関するフィールド及び実験系の研究


高田 秀重 教授

人為起源有機化合物の分析法の開発、分布の把握、負荷源の特定、動態解明とそのための研究手法の開発


松田 和秀 教授 (FSセンター

大気汚染物質の植生への乾性沈着メカニズムの解明とアジア地域における沈着量の評価


渡邉 泉 教授 【プログラム長】

汚染化学物質おもに重金属類や生態微量元素・放射性元素の環境動態および野生に対する生体毒性の解明


中嶋 吉弘 准教授

大気汚染物質特に反応性窒素化合物や二次生成物を対象とした高感度測定法の開発と大気質への影響評価


水川 薫子 講師

人為起源有機化合物の生物への蓄積機構及び生体内における代謝機能の解明