多様な専門分野で活躍する

「量子ベース思考型」人材育成のための

体験型プログラムの開発


本プログラムについて

本プログラムは、令和3年度に国立研究開発法人科学技術振興機構 「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)人材育成プログラム」に採択されました。

他の専門を持った上で量子力学的素養を兼ね備え、量子技術を専門とするコア人材(量子ネイティブ)と適切なコミュニケーションを取りながら、量子技術のすそ野を広げることのできる人材(量子ベース思考型人材)の育成を目指すプログラムの開発を行います。量子光学や量子エレクトロニクスの実験キットも併せて開発します。

体験型量子人材育成ラボ「UEC Quantum Base」

「UEC Quantum Base」は、国立大学法人電気通信大学を拠点とする量子ベース思考型人材育成のための実験キットの開発基地(base)です。学生スタッフを中心として活動を行っています。

この量子実験キットを用いたカリキュラムでは、初学者でも、実際に手を動かし、体験として量子力学を学ぶことで、コース修了後には自らも教える立場になることができるようになります。

開発予定の実験キット

原子物理

初級:飽和吸収分光

中級:磁気光学トラップ、重力測定

上級:電磁場誘起透明化

量子光学

初級:偏光測定、量子暗号

中級:光子を数える、一光子の干渉

上級:もつれ光の生成、光子干渉

光コム

初級:振り子とパルスレーザーのアナロジー、光コム発生

中級:精密周波数計測

上級:呼気分析