Research

研究活動

磁性と超伝導の研究をおこなっています。

キーワード

ボロンドープダイヤモンド、グラファイト層間化合物、122系、遍歴電子磁性、強相関電子

現在の研究テーマ

主に4つの分類でそれぞれの学生が取り組んでいます。詳しい研究内容はこちら

機能性炭素材料

金属間化合物磁性体

実験の様子

研究の様子。どうやってサンプルを作っているんだろう。。。

合成や測定は、共同設備や他研究室と連携しておこなっています。

固体物理工学の知識があるといいかも!

研究のルーティン

ひたすら試料を合成し、構造解析をして、試料合成の条件を最適化していきます。まずはこの繰り返しです。いろんな条件を変えながら最適解を模索します。目的の試料ができたら、磁性や電気抵抗などを測定して新規物性を見つけていきます。

最初は失敗続きですが、目的の試料ができたり、興味深い物性が見つかるとワクワクする、そんな研究です。

金属間化合物磁性体

試料合成

乳鉢と乳棒

金属粉末をひたすら混ぜる。結構虚無。

箱型電気炉

混ぜた粉末を高温で焼く。1100℃まで出せる。

シリコニット

1300℃ぐらいまで。温度差をつけられる。

るつぼ炉

低温が得意。グラファイト層間化合物の人たちがよく使ってる。

遠心分離機

単結晶育成のフラックスを取り除くために、松林研究室からお借りしてます。

真空排気装置

サンプルは真空中で焼くので、真空引きしてガスバーナーで焼き切る。結構難しい。

機能性炭素材料

試料合成

MPCVD装置

この装置でダイヤモンドが金属になる。今頑張って修理中。

その他現在作成中。。。

測定

試料評価

XRD

粉末X線回折実験。うまくできてたらテンションが上がるやつ。

EPMA

サンプルの表面を見る。この部屋は電波が通らないからちょっと不便。

物性測定 

MPMS3 

磁化過程を測る。7 Tまで測れる!1.8 Kまで冷却が早い!トランスフォーマーみたい。

MPMS XL7

MPMS3よりも古いけど、磁性を測る時に使う。

メスバウアー分光

小林義男研究室でやってます。γ線が出てるので、フィルムバッチをつけて入る。

強磁場測定

電通大池田研でやってます。最大35 Tのパルス磁場を出すことができます!