中央市立玉穂中学校長 藥袋 貴
「真理を追究し自ら輝く生徒」を育む
中学校では、令和 3 年度より学習指導要領が全面実施となっております。変化する社会 の中で学校と社会とが連携・協働する『社会に開かれた教育課程』とともに、学校・家庭・ 地域関係者が幅広く共有し活用できる『学びの地図』である6つの視点が提示されています。 その中で、①「何ができるようになるか」=育成を目指す資質・能力= ②「どのように 学ぶか」=主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善)= ③「何を学ぶか」=具体的な教育内容の改善・充実= ④「初等中等教育の一貫した学びの 確立と子どもの発達の支援」 ⑤「何が身に付いたか」=学習評価の充実= ⑥「実施するた めに何が必要か」(学習指導要領等の理念を実現させるために必要な方策)が、重要な要素 として示されています。 本校の校内研の研究副主題にある『~深い学びにつながる「指導と評価の一体化」の実現 を目指して~』のためには、単元や題材で身に付けさせる力を明確にして、それを実現する ための効果的な学習活動を計画・実施し、その成果としての児童・生徒の変容・成長を適切 に把握し、評価することで深い学びにつながると考えております。また、様々な社会の変化 において多様化・複雑化する課題に対応するとともに、今日求められている児童生徒に身に 付させるべき資質・能力について「何ができるようになるのか」を目指し「何を学ぶのか」 そして「どのように学ぶのか」を意識した学習を展開するといった、カリキュラム・マネジ メントの視点を重視した取組が重要になるものと捉えております。 今年度も研究主題は、以前より継続して取り組んできている『自ら考え、たくましく生き る生徒の育成』と設定しました。「主体的・対話的で深い学び」の実現にむけて「かかわり 合い」を取り入れた授業研究、授業実践、授業改善を推進していきます。具体的には、①「深 い学び」を意識した授業づくり ②主体的な家庭学習への取組について、学年研究部や各教 科研究部で実現のために必要な手立てを研究しております。 学習は、仲間との学びを通し、自らの考えを深めたり変容させたりする中で、確かな知識 技能の習得、そして様々な思考・判断、そして表現力を広げていくことが重要であり、その 定着のためには、自ら学ぼうとする自主学習を定着していくことが重要なポイントと捉え 教育活動を推進していきます。 学校は、生徒一人一人が生き生きと活動し、自己はもとより他者との関わりの中で、より よく生きていこうとする「生きる力」を育む学びの場であります。本校の目指す生徒像であ る「真理を追究し自ら輝く生徒」の実現を目指し、これからも継続して取り組んで参ります。