岡山市立津島小学校は，昭和４６年（１９７１年）４月に伊島小学校から分離開校し，令和７年度に創立５４年目を迎えます。

　学区は岡山市街地北部の半田山の南一帯の自然豊かで静かな住宅地に位置しており，学区及びその近くには，岡山大学，岡山商科大学，岡山理科大学などがあり教育機関が点在する文教地区となっています。

　保護者や学区の方々は，教育への関心も高く，本校学校教育への深い理解と厚い支援は充実した教育活動につながっています。また，岡山市重要無形民俗文化財指定の「津島はっさく踊り」が江戸時代から綿々と受け継がれたり，ESD・SDGｓの取り組みを進められたりするなど地域の伝統や環境を守り大切にする文化は，子ども達に引き継がれています。

　グローバル化が進むこれからの時代を生きる子どもには，様々な人とつながりをもって，違いを受け入れたり互いを尊重したりしながら自分の良さを発揮して生きていくことが求められます。仲間とのつながりのなかで対話的に学び考えを深めたり，地域とのつながりを生かした豊かな体験を通して郷土の良さを学んだりすることが次代を担う子どもの育成につながると考えています。「つながり」を大切にして，仲間と共に，地域と共にいきいきと学ぶ津島っ子の育成に取り組んでいきたいと思います。それが，豊かな心とたくましい体を備え，確かな学力を身につけた持続可能な社会の担い手を育てることを目指す学校教育目標「つよい心と体で　しょうらいを夢みて　まなび合う仲間」につながると考えます。