2025年10月14日(火)〜15日(水) その2
東大寺大仏殿。馬屋上の2人の予想を超える大仏様の大きさに目が点に。ここも空いていて鼻くぐりも出来ました。「思ったよりも穴が小さくて、形もま四角だから通り抜けにくかった」
ホテルは奈良の街中。「きれいだけどちょっとせまかった。」夕食は豪華で、お豆腐がほのかに甘くておいしかったです。さすが奈良。
猿沢商店街で夜のお買い物。夜店気分が味わえます。
2日目はまず清水寺へ。外国人の間をすり抜ける感じ。おみやげやさんを巡るのも楽しんでいましたが、馬屋上の2人は買物は控えめにしていました。
二条城のうぐいす張りの廊下を練り歩く。
金閣では外国の方から話しかけられて少し会話を楽しむ。
そして映画村へ。「とても楽しかった。」「お化け屋敷には行かないと決めていた。」「おみやげを買ったけど、おこづかいは余った。」
2025年10月14日(火)〜15日(水) その1
修学旅行はいくつもの幸運に恵まれました。
雨が心配されましたが活動中はまったく降らず、やや暑い日差しの中を馬屋上小の2名は元気にめぐりました。
海遊館はオープン直後に優先的に案内されて、空いている館内を巡れました。ジンベエザメの大きさに驚き、マンボウののんきそうな姿に癒される。
法隆寺。歴史の息吹を感じます。
奈良公園でシカに恐る恐るせんべいをあげる馬屋上の2人の表情に和まされます。(その時間はたまたま他校がおらず私たちの貸切状態で、多くのシカたちが集まってきました)
2025年10月11日(土)
本日はオープンスクールを開催しました。
新入学予定のお子さんに、現1年生が学校生活のレクチャーをして、手作りの遊び道具で一緒に遊びます。
全校児童も一緒に自然公園を巡ります。馬屋上小の自然の豊かさに驚く新入学予定のお子さんと保護者のみなさん。
午後はグランドゴルフを満喫。地域の方が手ほどきをしてくださるおかげもあり、なかなか器用にこなしていました。
2025年10月10日(金)
1・2年生。体育授業に専門家の先生をお招き(岡山市小学校体育実技指導協力者派遣事業)する第2弾。
昨日に引き続き跳び箱に挑みます。
こどもたちの技はぐんぐんレベルアップしていきます。
授業を受けるのも2度目ともなると、先生とも顔なじみになるので(この小学生低学年の能力は驚きます)、指示も受け入れやすくなる。
だから技能も伸びる。
昨日出会った時はあいさつの声は小さかったのですが、今日のお別れの時は大きな声で「どうもありがとうございました。」と言えていたのが印象的でした。
2025年10月9日(木)
1・2年生。体育授業に専門家の先生をお招きしました(岡山市小学校体育実技指導協力者派遣事業)。
跳び箱に挑みます。
その先生は高齢で杖をついておられます。ご自身がお手本を見せられないからこそ、子どもたちに指導をするために【言葉の力】を高めておられるのです。無駄のない説明と、分かりやすい合い言葉(ペンギン-イチ-ニ-エイ!)で子どもたちはハツラツと動きます。どんどんうまくなる。
その卓越した指導法は、教員への贈り物にもなっています。
2025年10月8日(水)
1年生の図工は『オープンスクールに来る園児を楽しませる遊び道具作り』
磁石のつり、松ぼっくりのけん玉、的当て、ドングリゴマなど手作りの遊び道具がほぼ完成しました。
わたし(校長)も遊ばせてもらいました。
1年生に遊び方を説明してもらいました。張り切って説明してくれて、これは園児にも分かってもらえる感じ。
こういう『人を楽しませること』は、【遊び道具の出来具合】と【説明の上手さ】の両方がそろうのが理想。
さて、1年生5名は11日(土)の本番でどんな接客ぶりを見せてくれるでしょう。
2025年10月7日(火)
1・2年生の体育は鉄棒。
夏の間は鉄棒に触れることも出来ませんでした。【鉄棒】ならぬまさに【火箸】状態でした。
写真のように、鉄棒の技に挑む子と、それを見ている子がいます。
この『見る』時間が大切。身体は休んでいるのですが、目で見ている。
すると、見ていることで人の良い動きが自分に沁み込んでくるのです。
見るのも勉強
2025年10月3日(金)
そうじにお邪魔しました。
教室と廊下をはく、ふく
黒板消しをクリーナーできれいにする
黒板のチョークの粉を取りのぞく
机を送る
わたし(校長)はオランダ・アムステルダム日本人学校に赴任していました。23年前のこと。ヨーロッパでは子どもは学校の掃除をしないのです。専門業者が放課後に掃除をする。掃除のプロの仕事。その方々の仕事を奪うことになるので、子どもは掃除をしてはいけないのです。
でもここは日本人学校。『自分たちが過ごす場所は自分たちできれいにする』が日本人の感性なので、とても違和感を抱いていました。
(郷に入れば郷に従え、の価値も大切にしたい思いとの板挟みでした。)
2025年10月2日(木)
給食の準備場面にお邪魔しました。
高学年と低学年が協力して運ぶ。
配膳台をきちんと拭く。
量に気をつけながらおかずやご飯をよそう。
おしゃべりは控える。
給食は日本の文化を学ぶ機会なのですね。
2025年10月1日(水)
図書館と音楽室に密かにお邪魔しました。
1年生が図書館で、高学年が音楽室で、ぞれぞれ熱心に活動しています(授業時間ではなく、お昼休みのことなので『活動』という言葉にしています)
ひとつの目標に向けて、こうしてみんなで時間を共有する。
何をしているのかは内緒にしておきます。
2025年9月30日(火)
授業の光景
1・2年生は体育を。シュートゲームの「守る工夫」「せめる工夫」を振り返っている場面をパチリ。
3年生は算数。はかりで筆箱の重さを予想して測っているところに遭遇。
5年生も算数。文章問題を読み解いている。難しいところ。
こどもたちはみんな、さわやかな笑顔で課題に向かっている。
こんなふうに『クラスメイトと学び合える』時間は大切だと思います。
2025年9月29日(月)
休み時間の光景
わたしは休み時間にこどもたちの様子を見て回るのが大好き。
こどもの緊張の解けた姿を見ることができるのは教師の特権だと思っているのです。
学年関係なくドッチボールに興じる子
網を手に虫を探す子
教師と何気ない会話をしている子
そんなふうに、過ごし方を『自分で選ぶ』時間は大切だと思います。
2025年9月26日(金)
昨日9/25は終日、雨でした。
どんよりと暗い空に引きずられて気持ちも沈むかと思いきや、子どもたちは明るく元気。ほっとしました。
1年生の音楽授業。担任がオルガンで前奏を奏でるやいなや「あっわかった。『ぞうさん』だ」と曲名を当てていく。伴奏に合わせて歌っていく。
3・4年生の教室をのぞくと社会科。『スーパーマーケットの秘密を調べよう』と題してグループごとに調べたいテーマを考える。なかなかアイデアが思い浮かばない。「みんな、教科書のこのマップを見て考えようよ」と声をかける子がいる。
2025年9月25日(木)
2年生の図工。
1年生のために遊び道具を作っています。
紙コップや食品トレイを持ち寄って、日本の伝統的な工作にチャレンジしている。
わたしが感心したのは、作りながら友だちと見せ合ったり話し合ったり、工夫したことを共有したりしている2年生の姿。
作る過程も貴重な学びなのですね。
2025年9月24日(水)
高学年の音楽。
学習発表会で披露する演奏の練習です。
ひとりひとりが楽譜を見つめ、ひたむきに楽器に挑んでいる。
わたし(校長)が音楽室にお邪魔しても、ちらっと目をやるだけで意識は全然ぶれないので、集中していることがよく分かります。
こうして発表に向けて一歩一歩進んでいく過程にこそ、学びの価値があるのだと、子どもの姿を見るとそう感じるのです。
2025年9月22日(月)
3・4年生体育の跳び箱運動
跳ぶ子と、それを観察している子がいます。
何を観察しているのでしょうか。
跳ぶ子のフォームを見ているのです。
『手をどこについているか』をよく見て、もしも跳び箱の手前についていたら「もう少し奥に手をつく方が跳びやすいよ」と助言をする。
お互いにコーチになっているのです。
もしも良いフォームならほめる。ほめられた子はうれしいですし、ほめた子もそれをお手本にして自分の跳び方をレベルアップできる。
学校で体育を学ぶ意義はここにあるのです。
2025年9月19日(金)
2年生の図工
絵の具の使い方を創意工夫しながら作品を作り上げていきます。
ひとつの色を画用紙に乗せるのにも、表現したいものをイメージしていることが分かります。
ところで、わたし(校長)がいきなりお邪魔して見て回っていると1学期はよくこう言われたものです。
「こーちょーせんせい、何しに来たの?」
わたしはいつもこう返事していました。
「みんなががんばってるのを応援しに来たんだよ」
もう最近は誰にも「何しに来たの?」とは言われません。
2025年9月18日(木)
自由参観日と給食試食会、それに修学旅行説明会と学校行事が盛りだくさん。こどもにとって、自分ががんばっている姿を家族に見られることは大切な経験だと思います。特に小学生時代は。
思えば新型コロナ禍でそういうことが制限された時代を生きているのが今の小学生のみなさん。
その分を取り戻すようにどんどん見てもらいましょう。
2025年9月17日(水)
日本スポーツ協会発行の『Sports Japan』vol81というスポーツ情報誌より抜粋します。
認知科学の研究者によると、スポーツをしている選手のスキル習得の大事なポイントは【自分で考え、練習で試し、また考え、また挑戦する】のサイクルを回すことだそうです。
そして(うれしいことに)こうも書かれています。
「小学校低学年あたりからなら、自分で考え、パフォーマンスが変わる喜びを大いに感じられるでしょう」
写真は記事と関係がありませんのであしからず。
2025年9月16日(火)
校内を美しく保つ。
快適に過ごせるように整える。
それも教職員の役割のひとつです。
写真はある先生の手作り。見る人の心をいやしてくれます。
さて、どこにあるでしょうか?
2025年9月12日(金)
4年生の算数。
教師が黒板に書く。児童がノートに写す。音読する。意見を交流し合う。そんな昔ながらの授業形態ももちろん大切にしています。
デジタルの活用、タブレットを使っての学習も大切。
子どもたちはその両方をしなやかに駆使して『主体的・対話的で深い学び』を積み重ねていく。
『どちらか』ではなく『どちらも』が当たり前だという意識を、子どもたちは持っていると思うのです。
2025年9月11日(木)
絵本の読み聞かせに専門家の方に定期的に来ていただいています。
『ますかっと文庫』さん。
こどもたちは真剣に見ています。聴いています。身体がほとんど動かないことでそれが分かるのです。
デジタルとアナログ。タブレット画面と紙の本。どちらも長所があり、その両方を吸収して子どもは成長するのだと思います。
2025年9月10日(水)
9日、10日と非行防止教室を行いました。
西警察署生活安全課の方にお越しいただき、実例を豊富にあげながら、身近にひそむ非行の危険性を分かりやすくお話しいただきました。
6年生に感想を尋ねました。
「だれかに命令されて万引きをしたら、その人は無罪かなと思ったけど、有罪なんだと教えてもらってびっくりした」とのこと。
わたしはさらに校長室でお話を伺ったのですが、最近は【反社会的】な非行(万引きや暴力)は減っていて、半面で【非社会的】な非行(ひきこもりやネット依存)が増えているそうです。
考えさせられました。
2025年9月9日(火)
1年生。自然公園におでかけ。網を手に、秋の虫を捕まえに行きました。
(暑さは夏並みだけど、秋の虫が顔を出してくれるかな)と一抹の不安もありましたが、成果は上々。トンボにバッタにこおろぎと、虫かごが6個も必要になりました。
教室に戻り、図鑑を手に虫の名前を詳しく調べていきます。
「図鑑のこの写真と似ているなぁ」「あっ、この顔が図鑑と同じだ!」と研究に夢中になる姿に感心しました。
2025年9月8日(月)
1年生。自然観察に向かいます。
池を見て「あっ、めだかがこんなにいる」
メダカが泳ぐ水中にできた影もいっしょに動いていく。「おたまじゃくしみたい」この発見が生きた学びになる。
2年生。紙コップやトイレットペーパーの芯を使って工作。
『なかよしふたりぐみを作ろう』がテーマ。
発想力と、発想を形にする造形力は、ひとりひとり異なる作品を生み出していく。
階段のような部分を指さして「これ、なに?」と聞くと
「不良の人の髪型!」と意表をつく返事が。
2025年9月5日(金)
1時間目。1年生と5年生の教室で、偶然の光景を目にしました。
1年生が『もののかぞえかた』の授業。クジラは1とう、本は4さつ、ではくつは?と数え方を一緒に考えていきます。
その足で5年生の授業を見に行くと、外国語の授業。ALTが『He』と『She』の使い分けを教えています。男子の前で『He』、女子の前で『She』、わたし(校長)の前で『He』、女性教師の前で『She』といろいろなパターンで発音してくれる。
日本語と英語の基礎を、1年生と5年生が学んでいる。
クラスみんなで考え、クラスみんなで発音練習する。
学校で学ぶ意義をあらためて感じました。
2025年9月4日(木)
子ども同士の会話に耳を奪われました。
「ねえ、コーラ飲める?」
「うん、飲めるよ」
「ぼくね、コーラの炭酸をもっと強くしたらどうなるか興味があって」
「うん」
「炭酸メーカーでやってみようかなと思ってるんだ」
「へえ」
彼は最後にニヤッとしてこう言いました。
「でもぼく、コーラ飲めないんだけどね」
ちゃんとオチをつけるとは恐れ入りました。
2025年9月3日(水)
高学年の授業におじゃましました。
「何を調べているの?」と尋ねると「お祭りです。」との返事が。
さらに会話を続けます。
「校長先生、花火大会って、神様にささげるって意味もあるんだって。」
「へえ。」
「屋台の食べ物も、神様にささげる意味があるって。」
その子が次に言った言葉がすばらしくて感動しました。
「今度から花火大会に行ったら、そういう気持ちで見てみよう。」
【学びを生かす】とはこういうことなんですね。
2025年9月2日(火)
夏休みのゆるんだ余韻を引きずったまま授業を受けてはいまいか。
そう思いながら教室をのぞきましたが、それは杞憂でした。
1年生はカタカナの練習場面
2年生は生活科の発表
集中力が高い。
それが姿勢に現れていると思います。
なかなかやるではありませんか。
2025年9月1日(月)
休み時間
外は暑いけれど、不思議と体育館は比較的過ごしやすい。
熱中症の危険度を測る器械で安全を確認して、ドッチボールをしました。
希望する子が17名集まりました。2このボールを使うので、スリルが高まるだけでなく、みんなの運動量もグンと増える。
大人数で身体を動かすのはきっと久しぶりだったでしょう。
2025年8月29日(金)
2学期が始まりました。
始業式。5年生と6年生が『夏休みにがんばったこと・思い出』をスピーチしました。高学年らしい落ち着いた語り口調でした。
わたくし校長から『左手の指が生まれつきない高校球児』の話をしました。みんな真剣に聞いてくれました。
一斉下校の写真を撮っていると、ひとりの子のつぶやきが耳に届きました。「思ったよりあんま暑くない・・・」
季節は秋なのですね。
2025年8月23日(土)
花火大会&子どものどじまん
猛暑ながらも雲も味方をして、いくぶんか過ごしやすい絶好の花火日和となりました。
ステージで歌を披露する子どもたち。「馬屋上小の子どもたちはすごい!こんなにたくさんの人の前で堂々と歌っていた。」と他の校長先生におっしゃっていただきました。
焼きそばにカレーにかき氷とおいしそうな屋台に並びつつ、その時を待ちます。「お待たせしました。第一弾の花火が上がります」の司会の声に合わせてボンッボンッの音が。夜空に光の筋がひらめき、大輪の花が咲きます。
圧倒されました。
視線のほぼ真横で炸裂する光の花と、おなかに響くドンッドンッの音。
ほんとうに多くの皆様が力を合わせて準備をしてくださっている姿を目の当たりにして、感謝の思いがあふれてきました。
2025年7月18日(金)
終業式
1学期を振りかえって、3・4年生がみんなの前で発表をしました。
山の学校、水泳、算数やリコーダーのこと・・・
がんばったことや『出来なかったことが出来るようになった』ことを、堂々と言えたのは立派。自分の努力や成長を客観視できている。
さて、2学期にみんなとどんな姿で出会えるか、楽しみになってきました。
2025年7月17日(木)
町別児童会を開催。学年の枠を越えて、互いに助け合いながら登下校時に仲良く安全に生活していこうとする心情を育む。これが目標です。
1学期の登下校を振り返りました。
「けんかやより道をしてしまった」という反省もあれば、「車やウルシに気をつけた」という良かった点も。
【夏休みに気をつけること】も出し合いました。
「ゲームやメディアの時間を決めて守る」と声を上げた子がいました。
(よし、よくそれを言った!)と内心で拍手を送りました。
2025年7月16日(水)
高学年のみんなでこの日、自然公園へ脚を運んだ理由、それはサンショウウオを自然に帰すという一大ミッションのため。これまで毎日、大事に大事にお世話をしてきました。そのサンショウウオを、写真のとおり、自分の手で山へ運んで泉に帰しました。
高学年のみなさん、よくがんばってくれました。
貴重な学びになったと思います。
2025年7月15日(火)
五城小と『オンライン交流学習』を学期1回行っています
3・4年生が『岡山のおすすめの農作物を紹介しよう』をテーマに、調べたことを発表し合いました。(7/10)
馬屋上小からはマスカットや桃やお米の食べごろ、味の魅力、農家さんの苦労を語ります。五条小の発表では『シイタケの栽培について』なんてテーマもありました。画面越しですが、リアルタイムで顔を見せ合い、声をかけて、発表への拍手を送りあいます。
2025年7月14日(月)
中学年の図工
お菓子箱やトレイなどの切れ端を素材にして、想像力を膨らませて工作を作り上げます。すべり台のある家、天体観測する家、庭が広い家をイメージした作品が出来つつあるのを見るとワクワクします。
自分の作品をChromebookで撮影して、みんなに紹介します。レンズを向ける角度も工夫しています。
2025年7月11日(金)
プール納め
これまでの授業の成果を測ります。けのびで何m進めるか。クロールで何m泳げるか。学年によって、児童個人によって目標はいろいろですが、一生懸命に挑む姿は見ていて心動かされます。
着衣泳にチャレンジ。濡れた水着の上に体操服を着ながら高学年がつぶやきます。「きもちわるぅ」低学年は非日常の体験に神妙な面持ちで、はしゃぐ姿が鳴りを潜めているのが興味深い。
安全にプールの授業を終えることができました。
保護者の皆様のご協力に感謝します。
2025年7月10日(木)
高学年の図工。
木材や空き缶などの切れ端を素材にして、想像力を膨らませて工作を作り上げます。隠れ家や時計台をイメージした作品が出来つつあるのを見るとワクワクします。
「うまくくっつかない~」と悪戦苦闘するのも大切な勉強。
図工室には、ふだんから廃材をストックしている棚もあります。
2025年7月9日(水)
歌の練習の光景です。始業前・業間休み・お昼休みと、学年を決めて体育館のステージで歌います。カラオケ伴奏でマイクも使って。そう、まるでコンサートのよう。応援しに来てくれる子もたくさんいます。
熱中症予防のため運動場でも体育館でも身体を動かす遊びは控えていますが、こうしたイベントで楽しむのです。
この日、ステージの上の1年生歌手たちは、ちょっぴり誇らしげな表情でした。
2025年7月8日(火)
下校直前の様子
「学校で楽しみな時間は?」と質問されて、「給食」と答える子が多いかと思いますが、「帰るとき」はもしかしたらそれ以上かもしれません。
学校生活を終えてほっとしている安どの表情。
容赦のない日差しを見上げてある子がつぶやきます。「とける~」
学校の門を出る子に野分かな/岡本癖三酔
2025年7月7日(月)
1年生の生活科。あさがおの観察記録。
さわってみてどう感じたか
色は、形は、においはどうか
前と比べてどのぐらい成長しているか
本物を観察することに価値があると思います。
朝顔に われなき あした哉/正岡子規
2025年7月4日(金)
3年生の外国語。
好きな色やスポーツなどを答えていきます。( I like〇〇 )
ALTの先生は、児童ひとりひとりと目を合わせることを大切に英語で語りかけます。(6/20に紹介した)5年の授業よりもゆっくりめに話してくれます。外国語に苦手意識を持っている子もいるとは思いますが、今がたくさん話をするチャンス!失敗しても当たり前なのですから。
つららといふ外国語めく響きかな/矢島渚男
2025年7月3日(木)
給食準備の光景
1年生の給食配膳を5・6年生が、2年生は3・4年生が手助けします。
わたしが感心したのは、中学年も高学年も、それを当たり前のこととしてやっていること。自分が先輩から受けてきた恩を後輩に返す意識。それが身についているのでしょう。(子どもたちは特にそんな意識はしないで、自然な感覚でやっているとも思うのです)
ふしぎだな きらいなものも 食べられた/詠み人しらず
2025年7月2日(水)
1年生国語。「大きなかぶ」の朗読劇に招待されました。
校長、教頭、養護教諭の3名がその時間、鑑賞しました。
1年生5人で朗読と劇を組み合わせてストーリーを紡いでいきます。ハキハキした声と、かぶを引っこ抜くためにみんなで力を合わせる動きが見ていてとても楽しい。5人で役割もいくつか兼ねて分担します。
2025年7月1日(火)
通学路の道程の多くが、このように緑のカーテンが日射から子どもたちを守ってくれているとはいえ、暑い。
朝、教室に入るころには汗だくになっている。どうにかならないでしょうかね・・・。
2025年6月30日(月)
6/27に家庭科で洗濯を。
「洗剤ってぬるぬるしてるっ」
エプロンを手洗いするのは思っていたより重労働らしくて、だんだんと疲れの表情が見えてきます。
「エプロンの袋ってめっちゃよごれてる!」
そんな発見があります。
干し終わって、「フー」と息をつきました。
6/30に自分で洗濯物を取り込みました。アイロンも当てました。
ピシっとしたエプロンを身につけるときの子どもたちは、なんだか誇らしい表情に見えました、と担当の教員から聞きました。
2025年6月27日(金)
食育の場面
栄養士が教室に出向き、栄養バランスのことや「残さずに食べる」意識の大切さ(もちろん食べる量は個人に合うように調整した上で)を話します。
素直に耳をかたむける子どもたち。
食育の知識は、よく生きる力になると思います。
みずみずし セロリを噛めば 夏匂う/日野草城
2025年6月26日(木)
2年生の生活科『いきものなかよし大さくせん』
テーマは「バッタとさわがにがよろこぶお家をつくろう」
かごのバッタとさわがにを観察しながら、絵を描き、観察したこと、考えたことを紙に書いている。
ICT活用もしますが、こうして目で本物を見て、手で書く(描く)活動も多いのです。そして、発見したことや不思議だと感じたことをクラスメートと話す。学校での学び方の基本の姿だと思います。
2025年6月25日(水)
前回と同じく3・4年生の図工作品。
題材は『光サンドイッチ』
学習のめあては「光を通す材料の形や色を工夫する」
こういう作品を鑑賞する際、わたしはまず細部の工夫を見て、それから目の焦点をぼかして全体をふわっと見るようにしています。
2025年6月24日(火)
今回は3・4年生の図工作品を。
題材は『光サンドイッチ』
学習のめあては「光を通す材料の形や色を工夫する」
そんな工夫を考える力も、感性も磨かれるテーマだと思うのです。
2025年6月23日(月)
今回は2年生の図工作品を。
題材は『おはながみ かさねて すかして』
学習のめあては「ならべたりかさねたりしたお花紙から、好きな感じを考える」です。作品を見て、すっかりファンになりました。『好きな感じ』があふれているではありませんか。
2025年6月20日(金)
5年生外国語の授業。
この写真にビックリされた方もおられると思います。
ALTと教員がコンビで指導するのはかなり前からなのですが、その内容の高度さに、ひさしぶりに実態を見た方は驚くと思います。
もちろん、小学生が教科書や黒板に書かれているものをすべて暗記することが目標ではありません。外国語に親しむことが最大の目標です。
まちがいを恐れずにどんどんALTに向かって話しかけてほしいです。
2025年6月19日(木)
1年生の生活科。
あさがおの成長の様子を観察し、発表している場面。
自分で撮影した写真を指し示しながら、つるの長さ、数、さわってみるとどうだったか?においは?など詳しく説明をしていきます。
ICTを活用すると、クラスみんなの観察結果をクロムブックで見ることができます。
クラスメートとの比較がしやすいので学びが深くなります。
下の写真のように大きく映せるので、植物の細かい部分もよく分かります。
昭和平成の時代なら観察して絵に描いていました。
それは令和の今でもしているのですが、このようにICTも活用する。学習の手段が増えたのです。
朝顔やつるべ取られてもらひ水/加賀千代女
2025年6月18日(水)
水泳授業
低学年は水に慣れる活動を中心に
中学年はクロールのフォームを学び、やってみる
高学年はある程度の距離に挑戦
発達段階に応じて課題がありますし、もちろん個人の目標もそれぞれ異なります。
ニュースでときおり目にする「〇〇市の教育委員会は、学校のプール老朽化に伴い、水泳授業の縮小を・・・」。
そもそも今の中学年以上は、新型コロナ禍で水泳授業がかなり制限された状態を過ごしてきました。
水泳の技能は命を守るためにも必要ですし、悩ましいかぎりです。
太陽の眩しさ砕きては泳ぐ/山田弘子
2025年6月17日(火)
全校児童の一斉下校
第1回地域協働学校運営協議会を開催。地域、保護者の代表が委員となり、学校運営の活性化や家庭地域の教育力向上に資することを目的とする組織です。
授業の様子を見ていただき、学校運営に関する話し合いをしました。
「子どもたちはよくあいさつをする」
「算数でもよく発表をしていた」
「学区だけではなく、より広い地域の子どもたちともコミュニケーションの機会を増やせればよい」
「自然公園をさらに充実させるためにどうすればよいだろうか」
等、ご意見、ご感想をいただきました。
2025年6月16日(月)
全校児童の一斉下校
5校時がプール授業だったために、なんとなく気だるい感じが漂い、手にした水泳バッグの重みもさらに増している。
「こんな暑い中を歩いて帰るって、しんどいわあ」
そう3度も口に出してぼやいている子は、声に出すだけまだ元気があるはず。
2025年6月13日(金)
プール開きを迎えました。昨日までの雨雲がうそのようになくなり、日差しも強すぎず最高の天候。代表の子が目標を発表します。「クロールで100m泳ぎたいです」「平泳ぎもがんばりたいです」
シャワーについ歓声(恐怖の叫び?)を上げてしまう。
全校児童が入るので、低学年は高学年の態度をお手本にできるのがよいですね。
プールの中水泳に没頭する時間世界が変わる魔法のごとし/詠み人知ら
2025年6月12日(木)
〖海の学校てんまつ記パート3〗
海の学校でわたくし(校長)が最も心に残ったシーンをご紹介させてください。それはいかだ遊びの場面。小雨にけぶる中、馬屋上小の4人がひとつのいかだで瀬戸内海に挑みます。これがなかなかうまくいかないのです。ちょっとしたバランスのズレで、いかだはいとも簡単に、そう、まるで波に翻弄される木の葉のようにひっくり返るのです。あっという間に海に放り出される。それでも馬屋上の4人はすぐに立ち上がり、いかだを立て直し、乗ろうと挑む。3人まで乗ったと思ったら最後のひとりでまたバランスが崩れていかだは上下さかさまに。
今度は3人を乗せて、ひとりがいかだを沖へ押し出し、タイミングを見て乗り込もうという作戦に。一瞬は成功するのですが、喜んでいかだの上で身体を動かすと、たちまちひっくり返り…。
でもあきらめない。そしてだれかを責めることもしない。
七転び八起き。
貴重な学びの場面でした。
2025年6月11日(水)
〖海の学校てんまつ記パート2〗
海の学校2日目も雨。地引網はおそらく一生に一回の貴重な経験でしょうから、カッパを着ながらでも出来てよかったです。
貝殻のキーホルダーと海藻のしおり作りも、野谷小の仲間とふれあいながら没頭していました。
食事は品数も多くて満足。ただ最後のカツカレーはおかわりがなくて残念がる子も。これだけ身体を動かすとおなかも空くでしょう。
学校に戻り、保護者の前でひとりひとり感想を述べましたが、ちゃんと自分の言葉で語っていてすばらしかったです。
うつくしき海月浮きたり春の海 /正岡子規
2025年6月10日(火)
〖海の学校てんまつ記パート1〗
5年生、海の学校は朝からの雨。でも子どもたちの意気は沈むことなく明るい表情で、引率教員は救われた思いでした。カッター訓練は野谷小の仲間とも力を合わせ、力強く瀬戸内海へ漕ぎ出します。グングン息が合うようになり、かなり遠くまで行けました。雨煙にかすみながらも瀬戸大橋がうっすら見えている。
続いてのいかだ遊び。写真では『海に落ちている姿』を挙げていますが、これはわざとそんな場面を選んだのではありません。『いかだに乗っている姿』は『海に落ちている姿』の1/10ぐらいしかなくて、シャッターチャンスをとらえられなかったのです・・・・
太陽に封印をして夏に向け発酵させるための梅雨空/武藤義哉
2025年6月9日(月)
自分で調べたり人に話を聞いたりすることを〖インプット〗といいます。
それを人に伝えることを〖アウトプット〗と呼びます。
〖アウトプット〗することで、調べたことが本当の自分の力になります。
6/9は4年生が『山の学校』で体験したこと、感想を発表しました。全校児童と先生たちの前で。緊張しているのが見ていて分かりました。
また、保健委員会が『見直そう わたしの生活』をテーマに劇とクイズを披露しました。1年生も楽しめるように工夫して練習をしてきたことが分かりました。
学校でしか出来ない勉強の方法もあるのです。
2025年6月6日(金)
5/30(金)のこと。2年生が砂場遊びをしました。 一生懸命に手を動かしている2年に突撃インタビュー。
「あの砂山の名前は?」「レインボー島!」 「何がむつかしい?」「深く掘るところ」
「何が一番楽しい?」「島をハカイするところ」
「え~、〇〇さん、まだハカイしないでぇ」「ハカイは最後にして!」【破壊】のことでした。
2025年6月5日(木)
PTA人権研修、授業参観、避難訓練からの引き渡し訓練と、本日は保護者の皆様に大変お世話になりました。授業は、学年の発達段階に応じて様々な人権の課題をテーマにしました。ご家庭で話し合うきっかけにしていただければありがたいです。(授業って、共通の話題にしやすいものだと個人的に思っています)
2025年6月4日(水)
2日(月)プール開きに向けて、高学年が水泳授業に必要な備品をプールサイドに運び入れました。
また、美化活動としてプール周りの草取りを全校でしました。
足元の草を一生懸命に抜く。「これ、なかなかぬけん」と悪戦苦闘。子どもたちは25分間、集中して指先に力を込めていました。(「あぁ、腰が痛い」とぼやきながら数回立ち上がって休んだのはわたしだけでした)
プールに入るまでの『雑草の道』が、歩きやすい『土の道』に変わりました。
蟷螂の草刈る傍に生れけり/尾崎紅葉
2025年6月3日(火)
金曜日の高学年 家庭科の調理実習は『ふわふわオムレツ』
突撃インタビューしました。「本当にふわふわにできておいしかった」
「道具やお皿をはじめにきちんと並べておいたから、サッと料理ができた」
ケチャップで絵を描くのは、小学生あるある。
昨日、朝会で高学年が『開校記念』について調べたことを発表しました。模造紙に地図を描いて説明したり、写真スライドを見せて学校の歴史を語ったり。低学年にも分かりやすいようにと心配りをしていることが伝わりました。
2025年6月2日(月)
5,6年生 租税教室。
税金の種類や使われ方、消費税の流れなど学習しました。1億円の見本(本物と同じ重さの紙)も実際持ってみて体感しました。税金がなければ世の中いろんなことが困ることを知り、税金がどのように使われているか社会のしくみを学ぶことができました。
2025年5月30日(金)
4年生 山の学校の第2弾。
子どもたちに突撃インタビュー。
「ナイトハイクはちょっとこわかったけどがんばった」
「谷川体験は川の水がすごく冷たかったけど、声をかけ合って最後までやった。そのあとの温水シャワーが最高だった」
「最後に食べたカレーがおいしくて3杯もおかわりした」
2025年5月28日(水)〜29日(木)
4年生 山の学校。2日間天気もよく、暑くもなく最高のコンディションでした。ネイチャーワーク、ナイトハイクではしっかり歩き、食事もしっかり食べ、よく眠りました。怪我なく、体調を崩す子もなく安全に活動できたことが何よりです。そして友達と力を合わせ、「自律・友愛・協同・奉仕」を学ぶことができました。野谷小や福島小とも仲良く交流することができました。活動の様子はまた後日紹介します。
2025年5月27日(火)
もうすぐ山の学校。初めての宿泊行事なので、きっと子どもたちは不安でいっぱいなのだと思います。私自身、小学生時代、自宅以外での宿泊はとてもイヤでした。怖い。何がこわいのかよく分かりませんでしたが、未知のものがとにかく怖かった。いつの間にか、その気持ちは消えていきました。それを果たして『成長』と呼ぶのでしょうか…。
小学生の皆さん、あなたが感じている未知のものへの『怖さ』は、当たり前の感覚なのです。
背後とは私を包む外界の優しい方の半分なのだ/武藤義哉『春の幾何学』より
写真は高学年の『古墳探検』(5/13)の続きです。これも『未知のものへの怖さ』をうっすら感じる機会でした。
2025年5月26日(月)
1年生は富吉公園に校外学習に出かけました。先週とは一転、涼しい1日でした。楽しくおしゃべりしながら、いろんな花を見つけながら、歩きました。富吉公園では、思いっきり遊びました。学校にはないシーソーが人気でした。ころがしドッジや色おになど目一杯楽しみました。楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、来た道とは違う、川沿いを歩きました。カメやヘビ、そして巨大なヌートリアを見つけてびっくりでした。
2025年5月23日(金)
熱中症が心配な季節。
学校では、熱中症の危険度を専用の測定器で数値を測って『危険』と判断したら、運動場での遊びを禁止する措置を取ります。(体育館なら大丈夫)という数値なら体育館を開放して遊ぶのです。ドッチボールやバレーボールで遊んでいる子どもたち。
身体を思い切り動かして遊ぶことの価値がある。
昭和世代のワタシたちと同じボール遊びをしている姿を見て、そんなことを感じています。
2025年5月22日(木)
2年生学区探検「翁美の里」。昨日からの雨も今朝方上がり、無事学区探検ができました。
翁美の里ではまず、桃の間引きを体験しました。大きく育ちそうな桃を残し、周りの小型の実を手でもいでいきます。あっという間に一本の木の間引きができました。その後は動物たちとのふれあいタイム。ヤギ、ウサギ、リクガメに餌をあげました。美味しそうに食べる様子を真剣に見ていました。「はやく、桃がたべたい!」とつぶやく子もいました。
2025年5月21日(水)
1年生の図工。砂の造形に挑戦。わたしはのこのこついていって、手を忙しく動かしている1年生にインタビューを敢行。
「何を作っているの?」
「かお」 子どもの説明はこれで終わりません。
「ここが目で、この土のところが口で…」 詳しく教えてくれる。
「今は何をしているの?」
「あらっているの」 子どもの説明はこれで終わりません。
「コップやスコップを使ったから、あらっているの」
言葉をつないで説明をしてくれる。
2025年5月20日(火)
教室で、1年生が準備運動をしている場面に遭遇。 はて、何の準備運動だろう・・・と思って見ていますと、「ではこれで、『しょしゃうんどう』を終わります。」とのアナウンスが。
ひらがなの練習をするために、指の動きの準備をしていたのです。
高学年の理科の実験。『物が燃えると空気はどう変化するか調べよう』
予想を立ててから、いざ実験。目には見えない空気がテーマ。高学年は【見えないもの】を実験で確かめていくのです。
2025年5月19日(月)
身の回りの花や草木、生き物をじっくり観察する。その習慣が馬屋上小の児童にはあるようです。花の成長を見とったり、木の根元の変化に気づいたり、葉を這う虫の動きを注視したり。そんな子どもたちの姿によく出くわします。
シロツメクサのブレスレットを作るのに夢中になる姿も。
たんぽぽの綿毛の球を吹きくずし風の仕事をひとつ奪った/武藤義哉『春の幾何学』より
2025年5月16日(金)
岡山空港たんけんへ、2年生とひまわり学級で行きました。
雨が心配でしたが元気に歩いて出発。空港ではスタッフの方にお話を聞きました。「ひこうきのねだんはいくらですか?」と尋ねては、その高さにびっくり。「はたらくひとのくろうすることは?」と尋ねて、「安全のためにたくさんの検査をしていること」と教えてもらっては感心していました。
帰りも曇り空の中を無事に歩いて戻りました。途中、空港トンネル周辺でゴミ拾いにも取り組みました。
2025年5月15日(木)
1年生算数の授業。めあては『8のともだちをさがそう』。2人で向かい合って8このコインを並べる。ひとりがいくつかを手の中に隠す。もうひとりが、残りのコインを見て「いくつのコインをかくしたか」を当てる。「はい、目を開けていいよ。いくつかくしたかわかる?」「うーん、4つ」「なんでわかったの!?」「だって・・・」そんな会話が聞こえてきました。
頭の中だけで考えるのではなく、実際の物に手を触れながら思考する。
2025年5月14日(水)
交通安全教室でした。『正しい交通の技能習得』と『安全意識の向上』この2つがめあてです。歩き方や自転車の乗り方を、運動場に信号機を設置して、交通指導員さんが教えてくださいました。指導員さんがこうお話をされました。「車の運転のマナーがよくない人もいる。小学生の皆さん、自分の命を自分で守るよう気をつけましょう。」われわれ大人こそ、『安全意識の向上』が必要なのかもしれません。
2025年5月13日(火)
ハルゼミの大合唱のなか、古墳探検に5・6年生が行きました。高山小学校跡(旧馬屋上小)にも行きました。
竹やぶの中の高山小はひっそりと寂しい感じでしたが、先輩たちが学んだこの地で思いを馳せました。
たけのこがたくさんありましたが、すでにイノシシの餌になっていました。
鳩ケ岩山古墳は広い石室の中にみんなで入ってみました。コウモリと記念撮影です。
帰り道はごみ拾いをしながら、道路をきれいにしました。
帰ってきていきなりインタビュー。
「どうだった?」「つかれたぁ」「古墳を見て何を感じた?」「なんか、いろんな昔の人の顔が見えるような気がしたけど、それがどんな顔なのかはよく分からない…」
それでよいと思うのです。(なんだかよく分からないもの)(言葉でハッキリと言えないもの)を、人は昔から大事にしてきた。それが感じ取れたらよいのでしょう。
2025年5月12日(月)
朝。山すその草に1年生が手を伸ばそうとした瞬間、6年生が素早く、かつ優しく声をかけました。「それ、漆(うるし)だから気をつけて。」1年生はサッと手を引っ込めました。こうして、高学年から低学年へ、自然との向き合い方、その心構えを伝えているのだと思いました。
花漆 滴る露に 朝日差す/詠み人知らず
写真は全校朝会の様子。みんな、目と耳でお話を聞いていることがよく分かります。
2025年5月9日(金)
5/8(木)のこと。新体力テストは1・2年生の50m走でした。
整列する。合図に合わせてスタートを切る。レーンをまっすぐ走る。最後まで走り切る。そんな姿に見とれました。もっとも感心したのが応援。「がんばれぇ」の声援がどの子にもふりそそがれたのです。
もう一枚の写真は、雨の日の休み時間。体育館ドッチボールの姿
2025年5月8日(木)
【調理実習】
2日(金)のこと。高学年の調理実習は『野菜炒め』でした。包丁のあつかいに慣れている子も、そうでない子も、野菜から目を離すことなく真剣そのもの。調理を終えた子に、突然「何が一番むずかしかったですか?」とインタビューしました。
「ニンジンを切るのがかたくて」
「キャベツを切るのがフニャフニャしてて」
「特にないです。家で料理のお手伝いしてるから」
2025年5月7日(水)
【連休明け】
お休み明けの今朝。眠そうな表情の子が多い感じを受けました。「何時に寝たの?」と尋ねると「1時」との返事が。昨晩9時に寝たわたしよりずっと遅い。
カーテンと朝の光がゆれながら程よく混ざる 起きる時間だ/武藤義哉『春の幾何学』より(許可を得て掲載しています)
写真は本文と関係なく、新体力テストの写真第2弾です。(児童の『眠そうな顔』を撮影して掲載するわけにもいきませんから)
2025年5月2日(金)
【新体力テスト】
新体力テストの日。上体起こしと反復横跳びに挑戦。(シャトルランや50m走などほかの種目は別日にします。)2人一組で脚を押さえての上体起こし。30秒を意識して腹筋をすることは日常生活にはあまりない経験なのでしょう。「どうだった?」と感想を尋ねると「思ったより体が重かった」とある男の子。自分の体力を知ることで、積極的に体力づくりをする意識を高めてもらいたいと思います。
2025年5月1日(木)
【学校探検】
1年生が校長室に学校探検にやってきました。2年生の引率で、探検する場所にちなんだクイズが出題されます。
わたしは直前に気づきました。校長室にちなんだクイズが『こうちょうしつはきれいでしょうか?』であることに!
ビックリしたわたしは、あわてて校長室を整理整頓して・・・。
2年生は「学校探検に来ました。校長室に入って1年生をソファに座らせてあげてもいいですか?」と言えました。10秒ほど校長室のソファの座り心地を満喫したあとで、1年生も「ありがとうございました」と言えました。
2025年4月30日(水)
【1年生図工】
職員室へ粘土作品の披露に来てくれました。「わたしが作ったのは豆大福とクレープと牛丼と・・・」作品を指さしながら説明してくれます。「いちばんがんばったのは、ホットドッグの真ん中を切ってソーセージを入れたところです。」上手にお話ができました。
2025年4月28日(月)
【フィールドワーク大会】
フィールドワーク大会。目的は2つあります。『新1年生の歓迎』『異学年の子との交流と協力』、子どもの姿をみていると、1年生のことを最優先にしている。クイズや輪投げを1年生も楽しめるように声をかける。足元がすべりやすい箇所に来ると「この石がすべるから気をつけて」とゆっくり進む。心配りがすばらしい。
2025年4月25日(金)
【ALT来校】
本日より、外国語の先生が着任されました。児童朝会で紹介があり、みんな興味津々でお話を聞きました。先生の質問の英語が難しかったけど、なんとか身振り手振りで、知っている英語で答えようとする低学年の子どもたちがかわいかったです。中学年・高学年の児童も積極的にコミュニケーションをとっていました。これから1年間、しっかり学んでほしいです。
2025年4月25日(金)
【ALT来校】
本日より、外国語の先生が着任されました。児童朝会で紹介があり、みんな興味津々でお話を聞きました。先生の質問の英語が難しかったけど、なんとか身振り手振りで、知っている英語で答えようとする低学年の子どもたちがかわいかったです。中学年・高学年の児童も積極的にコミュニケーションをとっていました。これから1年間、しっかり学んでほしいです。
2025年4月24日(木)
【避難訓練】
火災の場合の避難時の経路とマナーを指導しました。
子どもがどこまで本気になれるか、が避難訓練のカギ。
わたしは子どもの目と口元を見ていましたが、場にそぐわない笑みを浮かべている子はひとりもいませんでした。
2025年4月23日(水)
【3・4年生 図工】
3・4年生の図工授業。まず絵の具やパレットの正しい使い方を教わってから、実際に絵を描いてみます。チューブから絵の具を絞り出すその手つきに、ややぎこちなさもありつつ、うまく絞り出せたら「校長先生、見て見て。うまく出せた」とパレットを見せてくれる。筆先を水に浸し過ぎて、うまく色が画用紙にのらずにとまどう場面も。そうやって小さな失敗を繰り返して、学んでいきましょう。
白き皿に絵の具を溶けば春浅し/夏目漱石
2025年4月22日(火)
【言葉の魅力】
文献を用いての『調べ方』の学習。図書館の豊かな本にたくさんふれてほしい。小学生はもっと本にふれて、言葉の魅力にはまってほしい。そう思います。
言葉の魅力といえば、今朝、こんな場面に出会いました。
子どもの会話が聞こえてきます。「好きなラーメンの具は?せぇの」わたしは(なかなかニッチなテーマだな)と思いながら耳をそばだてると「メンマ」「しなちく」「チャーシュー」とそれぞれの答えが返ってきました。そこで子どもの目がわたしに向けられました。「校長先生の好きなラーメンの具は?」わたしが「ネギだよ」と答えると「ええ~!」と驚きの声が。わたしが驚いたのは次の展開。それを聞いていたある子が「ねぇ校長先生、『キムチ納豆ネギ』の作り方しってる?」と尋ねてきたのです。「しらないなぁ」「あのね、竹にネギを入れて、ソーメン流しで使う竹ね。火にかけて、一度ネギを取り出してキムチと納豆を入れてぐるぐる混ぜて…」レシピがスラスラと出てくる。実際に自分で作っているとのこと。「校長先生、キムチは好き?」この会話の巧みさ。「ラーメンの好きな具はネギ」というわたしの言葉を聞いて、そこから料理の作り方を語り、キムチが好きかどうか尋ねる。 言葉をつなぐ見事な会話術。
2025年4月21日(月)
【2年生 算数】
2年生の算数授業。問題を自力で解いて、みんなに説明をする場面です。黒板とノートの文字を見つめて考えたことを、いざ言葉にしてみんなに伝えようとすると簡単にはいかないもの。思考することと、それを言語化するのは、きっと別の能力を使うのではないでしょうか。
2025年4月18日(金)
【調理実習】
高学年の家庭科。調理実習で『ウインナーのオリーブオイル炒め』を作りました。はじめにガスコンロと包丁の安全な使い方を指導すると、みんな学んだことを守って調理しました。片付けも洗い物もバッチリ。なかなかの手際の良さです。小学生が雑に洗い物をすると、シンクや床がべちゃべちゃになるのが『あるある』ですが、馬屋上小では『なし』。安心しました。
2025年4月17日(木)
【全国学力調査・学力アセス】
本日は児童がとても(頭が)疲れた日になったと思います。6年生は【全国学力学習状況調査】、2~5年生は【岡山市学力アセス】に取り組んだのです。子どもからすればテストの連続。実は私(校長)は子どもたちの様子をカメラに収めようと思ったのですが、真剣にテストに向かう姿を見て、教室の扉を開けるのがためらわれたので撮れていません(なので写真は、テストの重圧から解放されて昼休みに運動場と図書館で遊ぶ姿です)。このテストは自分の今の力を知るための、そして、これから何をがんばればよいかをつかむための大切なもの。その壁を乗り越えることを『成長』と呼ぶのです。
2025年4月16日(水)
【1年生給食開始!】
1年生の給食が始まりました。6年生が1年生の教室に食缶を運び、配膳をします。1年生は自分の席に座って待つのですが、そこで担任がこう声をかけます。「おへそを後ろに向けてごらん。6年生がどんなふうに給食を配膳してくれているか、よく見ましょう。」1年生が、6年生への感謝の気持ちを抱くことはまちがいありません。
2025年4月15日(火)
【サンショウウオ】
5・6年の理科の授業。理科室に入るとまずサンショウウオのお世話をする子どもたち。「これ、動いてないけど大丈夫かな」「水がへってるから増やしてあげよう」そんな会話が弾んでいます。生き物のお世話をするということは、同時にじっくり観察をしているということなのですね。
2025年4月14日(月)
【朝の会と美化活動】
1年生の朝の会の様子。先生の顔を見てお話を聞いています。この緊張感が、学校生活には大切だと思うのです。また、午後の美化活動では2年生以上が一生懸命、自然公園の落ち葉掃きに取り組みました。園路に落ち葉がなくなり、歩きやすくなりました。
2025年4月11日(金)
【登校班の危機管理】
新1年生を迎えて初めての登校班の様子です。前から2番目を1年生にしているのは、それが一番安全な場所だから。その配慮でしょう。道の途中、安全な場所で立ち止まり、「のどがかわいたでしょう。飲みましょう」と班長が声をかけての給水タイム。これから暑くなるにつれて、この心配りはますます大切になる。危機管理の意識がちゃんとできているのですね。
2025年4月10日(木)
【入学式】
早朝からの雨が、式の準備を始めてから降りやみ、やわらかな日差しが届く中、5名の新入生を迎えて入学式が行われました。名前を呼ばれて「はい」の返事が気持ちよくできる1年生。在校生の歌う「1年生になったら」と「校歌」も美しい歌声でした。
2025年4月9日(水)
【渾身の入学式準備】
入学式の準備。2~6年生がみんなで力を合わせて掃除や椅子並べをやり切りました。新入生を迎える心構えが、積極的な仕事ぶりに表れています。ある2年生同士の会話が耳に入りました。「1年生が入ってくるって、もうぼくら2年生になったんかぁ」思わず笑ってしまいました。
2025年4月8日(火)
【春爛漫】
教室前の花壇。生活科の時間に植えたチューリップの花が咲いています。子どもたちが休憩時間に花を観察している姿を発見して、思わず駆け寄り撮影。春爛漫。
2025年4月7日(月)
【新任式・始業式】
令和7年度始まりの朝は、少し冷えた空気がすがすがしく感じられました。6名の先生方をお迎えし、満開の桜のもとで心新たに馬屋上小学校の教育をスタートしました。
始業式で、学校のめあて【まず自分で考えよう】【やさしさを広げよう】【家庭学習にチャレンジしよう】【見直そうわたしの生活】を伝えました。進級にあたり、児童が自分のめあてを発表しました。勉強のこと、生活のことを自分でめあてを決めてお話しできました。
子どもたちのがんばる姿を、教職員みんなで応援していきます。