4月4日、本校では校内研修を行い、文部科学省が示す「生成AIの利活用に関するガイドライン」について教職員全員で学び合いました。生成AIを安全かつ効果的に活用するために大切なポイントを確認し合いながら、意見を交わしました。また、文部科学省のサイトに掲載されている昨年度の「生成AIパイロット校」の取組事例も視聴しました。まだAIを使ったことがない職員がほとんどで、「こんなことができるんだ」「私たちにもできるかな」といった声が上がり、AI活用への関心と期待が高まりました。本校でも、子どもたちの学びをより豊かにするために、少しずつ生成AIを活用していきたいと考えています。
本校は7月に文部科学省より「生成AIパイロット校」の認定を受け、いよいよ取組をスタートしました。その第一歩として、文部科学省学校DXアドバイザーの安井先生(札幌国際大学准教授)をお招きし、教職員研修を行いました。今回は、「やはり対面でこそ伝えられることがある」とのお気遣いから、安井先生が遠方の北海道よりお越しくださいました。研修では、「AIとは何か」「なぜ今AIが注目されているのか」などを、実例を交えながら分かりやすくお話しいただきました。「AIを使わないともったいない」という言葉に、教職員一同が大きな刺激を受け、生成AI活用の第一歩を踏み出すことができました。今後は、AIを校務の効率化や教育活動の充実に生かしながら、より良い学校づくりを進めていきます。
文部科学省主催の「生成AI研修基礎シリーズ」を活用した希望研修を実施しました。写真は、佐藤和紀先生による「生成AIを活用するための情報活用能力の基礎」を視聴している様子です。文部科学省では、著名な先生方によるオンライン研修会やアーカイブ動画を無料で視聴でき、学びやすく便利な仕組みになっています。
本校の職員が、2日間にわたって「生成AIに関する夏季公開学習会」に参加しました。この研修会は、全国各地の学校が集まり、教育現場での生成AIの活用や課題について学び合う場として開催されたものです。1日目は、昨年度の生成AIパイロット校による実践発表が行われ、各校がどのように授業や校務で生成AIを取り入れているのかを具体的に学びました。発表を通して、AIを活用した授業づくりや校務改善の新たなヒントを得ることができ、大きな刺激を受けました。また、講演からは、今後の教育における生成AI活用の方向性や、教師がどのように関わっていくべきかについての示唆をいただき、今後の実践に生かせる貴重な学びとなりました。2日目は、全国の生成AIパイロット校の先生方との交流の時間が設けられ、それぞれの実践を共有しながら意見交換を行いました。お互いの経験を語り合う中で、現場ならではの課題や工夫を分かち合い、AIを活用した新たな教育の可能性を感じることができました。さらに、交流の最後には参加者によるアイデア発表会が行われ、本校職員の提案が参加者の投票で満場一致で認められ、見事表彰を受けました。
7月31日、文部科学省学校DXアドバイザーの津下先生(姫路大学講師)をお招きし、生成AIの仕組みや活用方法について学ぶ研修を行いました。津下先生からは、生成AIが得意とすること・苦手とすることをわかりやすくご説明いただきました。また、実際に「自分たちで生成AIを作ってみる」ワークショップを通して、AIは多くの情報を学ぶことでより賢くなっていく仕組みを体験的に学ぶことができました。さらに、校務での活用につながる具体的なアイデアも多数いただき、今後の実践に向けて大きな一歩となりました。
文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化PT 学びの先端技術活用推進室の伊勢本様には、文部科学省が示す生成AIに関するガイドラインや方針、全国の先進的な取り組み事例についてご紹介いただきました。また、文部科学省 学校DX戦略アドバイザーの田中先生(スクールエージェント株式会社代表取締役)には、最新のAI技術の動向や仕組みについて分かりやすく解説いただくとともに、AIを活用した校務支援に関するワークショップも実施していただきました。当日は、本校職員に加え、県内外から多くの先生方にご参加いただきました。参加者からは、生成AIの利便性に感嘆の声が上がるとともに、「このような活用ができそうだ」と、今後の実践に向けた前向きな意見や活発な情報交換が行われました。100名を超える皆さまにご参加いただき、大変有意義な研修会となりました。
終礼前の15分間で本校教員による生成AI研修を行っています。職員室で明日から使える活用を簡単に紹介しています。
全4回208名以上の方にご参加いただきました。ありがとうございました。