学長メッセージ

ーオープンキャンパスの開催に寄せてー

岐阜薬科大学学長の原英彰です。


今回は本学のオープンキャンパスについて皆さんによく知っていただくために説明をさせていただきたいと思います。


オープンキャンパスとは何でしょうか。


それはパンフレット等の一般的な情報からだけでは理解することのできない、その大学が特に力を入れている事特徴を知る絶好のチャンスの場であります。


そこで私どもは本学をよりよく知っていただくという目的で、今回は例年のオープンキャンパスとは一味違う工夫を凝らして開催したいと思っています。


研究室の紹介、あるいは先生方による研究内容の具体的な紹介や、座談会映像を見て本学の教育・研究をより深く理解していただこうと思っています。


それにより薬学部へ進学することの目的の一つとして薬剤師免許の取得は当然ではありますが、薬学部で学ぶということは、非常に幅広く裾野の広い分野を学ぶことであり、将来の仕事の可能性が広がることがお分かりいただけると思います。本学で学び卒業することにより、病院、薬局、製薬企業、あるいは行政などへの就職も可能になります。

 本学の特徴

「ファーマシストサイエンティスト」とは、臨床に従事しながら研究ができる薬剤師、あるいは臨床の経験を生かして製薬企業などで研究者として活躍する薬剤師(薬剤師研究者、Pharmacist-Scientists)のことです。本学では、すべての学生に薬剤師としての職能教育を行い、資格の取得をサポートするだけでなく、高度な専門知識を兼ね備え、薬学研究を推進できる人材の育成のための、質の高い、充実した基礎から臨床までの教育体制を誇っています。

本学本部キャンパス(3回生後期から配属される研究室がある)は、岐阜大学医学部に隣接し、医学部、応用生物科学部(獣医学部)及び工学部の教育・研究機関をはじめ、名古屋大学医学部医学研究科、創薬科学研究科との協定により多彩なプロジェクト研究を推進しています。最近、名古屋市立大学とも協定を締結し、共同研究、研究機器の共同利用、学生及び教職員の交流等、教育・研究での積極的な連携を通じて、東海地区の創薬研究拠点として世界に発信しています。

本学の教員は、外部資金の獲得あるいは共同研究の質、論文の質などにおいて全国の約800の大学の中でもトップクラスの成果を得ております。規模の小さな単科大学ではありますが、小さいながらも総合大学に引けを取らない存在感を誇っております。

このように教育・研究環境が非常に充実していることに加え、学生の皆さんと教職員の距離がとても近くアットホームな雰囲気伸び伸びと楽しく学べることも単科大学ならではの他にはない特徴です。

 

私達は、皆さんの可能性を引き出すことを第一の目的として日々研鑽を積んでおります。

 

ぜひ一度本学のオープンキャンパスを体験していただき、本学への理解を深めていただけることを期待しています。


それでは岐阜薬科大学でお会いしましょう