全日制課程や定時制課程が教室での学習を主体にするのに対して、通信制課程では、自学自習が基本となります。自宅等における自分の学習の成果をレポートに作成して提出することになります。分からないところはスクーリング等で質問できます。自分で学習計画を考えて、自主的に取り組むことになります。
前期(春)と後期(秋)に入学者選抜があります。前期の出願受付は3月下旬で、後期の出願受付は8月下旬となります。それまでに、説明会等で通信制課程について、理解していただくようにしています。
自学自習が基本となりますので、レポート作成やスクーリングの出席、テストに向けての学習など、自分で計画を立てながら進めていく必要があります。これが思うように進まないと、卒業に何年もかかる場合があります。
毎日、学校へ来る必要はなく、スクーリングなどの登校は、自分のペースで決めることができます。これまでの経緯があり、不安を抱いて入学してきた人でも、元気に学習している人がたくさんいます。
最も大切なことは「学びたい」という意欲です。意欲をもって学習を続けることが重要です。学習については、スクーリング以外にも登校して、積極的に質問をする生徒もいます。数学や英語では基礎科目も用意しています。
転入学は、現在高校に在籍している人が対象です。また編入学は、高校を中途退学した人が対象です。
前籍校での単位のうち、所定の条件を満たすものは、本校での卒業に必要な単位として認められます。
本校と技能連携をしている看護師養成施設の入学予定者、在学生、卒業生が対象のコースです。前期(春季)入学生のみ受け付けます。
まずは、本校通信制まで御連絡ください。相談日程を設定します。相談当日は、本人と保護者の方が一緒に来られると学校の様子が分かって良いでしょう。
山口松風館高校以外にも、協力校(岩国商業高校東分校、徳山高校、下関双葉高校、萩高校)でスクーリングに出席できます。また、学生割引制度が利用でき、JRの回数券は半額になります。
スクーリングの1時限は9:00からですが、どの時限からも参加できます。なお、HRは昼休みに行います。6時限まであり、16:00ごろに終了します。
約1000人在籍しています。時期にもよりますが、山口松風館高校の日曜スクーリングは100名くらい参加しています。協力校では、20名から40名程度、参加しています。
上限はありません。現在、中学を卒業したばかりの人から、80代の人まで幅広い年代の人が学んでいます。
科目ごとに、必要な出席回数が定められています。例えば「現代の国語」や「歴史総合」などでは半期に1回以上、「英語コミュニケーションⅠ」では半期に8回以上の出席が必要です。
教科書や学習書に沿った内容の課題をB4の用紙1枚に印刷したものです。レポートは、教科書や学習書で学習し、完成させるものとなります。本校は、高等学校ですので、小中学校で学ぶ内容を踏まえた学習内容となっています。
スクーリングなどで質問することができます。また、インターネットなどで、NHK高校講座などを視聴する方法もあります。
平日学習会や学校開放日に質問できます。また電話での質問にも対応しています。
科目や単位数に制限はありますが、一定の条件を満たせば本校の単位として認定できます。単位の認定を申し出る場合には、事前に学校に相談してください。
学校とのやりとりは、機関紙「灯窓」やレポートなど郵送が基本です。メール配信登録をすれば、緊急連絡などを受け取ることができます。また学校ホームページでも情報を公開しています。個別に連絡が必要な場合には、基本的に電話等でやりとりします。
服装等については、特に規定は設けていません。学習をする上でふさわしいものとしております。体育実技は、運動にふさわしい服装と体育館シューズが必要です。山口松風館高校では、上靴の必要はありませんが、協力校(徳山高校、下関双葉高校、萩高校)については、上靴の準備が必要です。
まずは、各支部担任に連絡してください。また、教育相談係やスクールカウンセラーにも相談できます。
スクーリング会場によっては、出席者が少人数のところもあります。また、教室の席は自由なので、後ろの方に座る生徒や、帽子をかぶっている生徒もいます。
社会的なマナーやルールが本校の校則となります。
本校の生徒の中には、就職している人もいます。アルバイトをする際に学校の許可は特に必要はありません。
部活動は特にありませんが、個人で練習している競技で、定時制通信制体育大会に参加した生徒もいます。
全日制・定時制の高校と同様に、推薦を受けられます。
求人票の公開や面接練習なども行っています。
受講料は1単位につき100円です。その他、生徒会費、育成会費、教科書・学習書代等を合わせて、年間2~3万円程度が必要です。