琴浦町役場で出発式を行い、岡山空港へ向けてバスで出発しました。出発式では生徒代表の3年藤田さんがあいさつを行いました。町長さんより激励の言葉をいただき、その後記念写真を撮って出発しました。
岡山空港到着後、空港でも記念写真。飛行機が初めての生徒が多く、ワクワクした状態での搭乗でした。飛行機内では、短時間のフライトでしたが機内食(ミートスパゲティ)が出ました。早めの夕食です。
台北桃園空港に到着した頃にはすでに夕方でした。空港では日本円を台湾のお金に両替しました。ホテルまでのバスはなんと座席が2階にあり、バスの前の方の席からは前を走る車が見下ろせました。
いよいよ日南中学のみなさんとの交流が始まる朝。生徒たちはホテルでのバイキング朝食を楽しみました。歓迎会の開始はナント7時40分からでした。
日南中学に着くと、すぐに盛大な歓迎会を行なっていただきました。生徒からの出し物(クイズ)の後、日南中の自転車サークルの生徒たちによる自転車のパフォーマンスを見させていただきました。クイズがとても盛り上がり、生徒たちもとてもうれしそうでした。
歓迎会後は日南中学の生徒たちとの楽しい体験活動でした。まずは、自転車サークルの活動。生徒たちも一生懸命自転車をこぎ、東伯中対赤碕中で競争をしました。結果は残念ながら赤碕中の勝利でした。
その後は校内のスタンプラリーでした。ホストファミリーの生徒ともに校内を歩き、スタンプを集めてまわりました。最後は校長室で校長先生と写真を撮り、お土産をもらったらゴールです。
午前中最後の体験はイグサの学習と編み込み体験でした。編み込み作業はとても難しく、台湾の生徒たちに教えられながら作業をしました。最後は自分たちが製作した作品を持って記念写真をとりました。
昼食は向日葵農場(中身は牧場でした)での鶏肉を中心とした料理でした。とても美味しくいただきました。昼食の前にはおやつを作るためのかまどづくり、食材の準備も行いました。
昼食の後はおやつづくりのための作業でした。お腹がいっぱいの中、かまどの中に食材を入れ、かまどをくずして食材を蒸し焼きにしました。最後は出来上がったおやつをいただきました。
夕方からはホストファミリーのみなさんとともに歓迎夕食会を行なっていただきました。台湾のみなさんの歓迎ぶりにはとても驚かされました。言葉は通じませんが、思いが伝わってくる貴重な時間でした。
初めて出会ったばかりということもあり、どことなく不安そうな生徒もいましたが、全体的にはホストファミリーのみなさんとともに楽しい時間を過ごしていたと思います。とにかくお腹いっぱいの夕食でした。
3日目の午前中はホームステイ先の生徒のクラスに入っての授業体験でした。琴浦町を代表して赤碕中学校の赤松先生が授業をされました。中にはお菓子を食べながら授業をやっているクラスもありました。
言葉が通じないため、授業中もスマホ(翻訳機能は必須)片手に授業を受けていました。中には携帯なしでコミュニケーションをとっている生徒もいて感心しました。昼食もみんなでお弁当をいただきました。
午後からは体験活動として食器(スプーン、フォーク)づくりを行いました。ホストファミリーの生徒とともに楽しく食器を作りました。出会って2日目にもなると、少しずつ関係が深まっていたと思います。
この日は待ちに待った「ホストファミリーデー」でした。どのホストファミリーの方も生徒たちの興味・関心を元に行き先を決定してくれていましたので、生徒にとっては楽しい1日になったと思います。
我々大人も、日南中学校の先生方に台湾観光をさせていただきました。本当に感謝です。
成果発表会では各校の校長があいさつをした後、交流団全員が日南中学の鄭校長先生から、今回の交流の証しである「教育交流証明書」を受け取りました。証明書の右側には、3日前に撮ったホストファミリーのみなさんとの集合写真が貼ってありました。この証明書だけでも、今回の台湾交流の素晴らしいお土産になったのではないかと思います。
その後、それぞれの学校の生徒代表が交流での感想を発表し合いました。最後は、別れがつらく、涙が出てしまう生徒もたくさんいましたが、それだけ充実した交流だったことを物語っていたのではないかと思います。中には家族どおしの写真を送りあって、関係を深めようとしている家庭もあり、今後も交流が深まっていくのではと期待させる送別会になりました。
2月13日(木)14日(金)の2日間、台湾日南中学の生徒7名が東伯中学校で様々な学習に参加し、生徒たちと一緒に活動をしました。
13日の1時間目には歓迎会を行い、東伯中学校からは生徒会が学校の説明を、日南中学校からは台湾や日南中学校に関するクイズがありました。正解した人にはプレゼントもありました。歓迎アトラクションとして、剣道部が剣道方の披露と、吹奏楽部の演奏を行いました。
交流生徒が多かった2年1組では、台湾の黄先生の授業もありました。台湾風の授業で戸惑う生徒もいたようですが、いろいろ考えたりしながら日南中の生徒と一緒に活動をしました。各教室でもさまざまな授業に参加して、タブレットを上手に使いコミュニケーションをとりながら一緒に学習をしました。授業後には部活動の体験もしていただきました。
15日(土)はホストファミリーデーで、ホームステイをしている家族と一緒に、日本ならでは体験をしたようです。「とても寒かった」や「雪を見て感動した」といった感想を聞きました。
16日(日)には歓送会を行い、参加した生徒たちに交流証明書を渡しました。天候もよく、とても満足した表情で帰国されました。たくさん準備をしていただいた琴浦町、琴浦町教育委員会の皆様、快く生徒たちのフォームスティを受けていただいたホストファミリーの皆様、本当にありがとうございました。