ジオパークコーナー

山陰海岸ジオパーク

 ~SANIN KAIGAN GIO-PARK~

 「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園です。地質遺産保全と地球科学普及に利用し、地質遺産を観光の対象とするジオツーリズムを通じて地域社会の活性化を目指しており、ユネスコの支援のもと、主に欧州や中国で積極的に取り組まれています。

 鳥取県および岩美町では、民間団体や行政機関が連携し、様々なジオパーク活動を進めています。 

 ロゴマークをクリックすると、山陰海岸ジオパーク公式サイトが開きます。

荒金鉱山跡

 鳥取層群の流紋岩に発達した熱水鉱脈鉱床で、黄銅鉱・黄鉄鉱を主体とした鉱山です。

 その歴史は1300年に及び、日本海形成に伴う金属鉱床の形成、その後の金属資源開発の歴史、廃坑後の環境問題・地震災害について学ぶことができます。

岩井温泉

1300年の歴史を誇る山陰地方最古の湯。頭の上に手ぬぐいをのせ、柄杓で「湯かむり唄」に合わせて湯面をたたきながら湯をかむる奇習「ゆかむり」が有名です。熱源は石英閃緑岩とされています。

新井三嶋谷墳丘墓

 弥生時代後期初頭に築造された貼石方形墳丘墓で,この時期の墓としては,全国最大級とのことです。

 墳丘墓の海側斜面には穿孔貝の跡が確認されています。穿孔貝(boring shell)は、岩石や材に穿孔するという習性をもつ貝のことで、二枚貝が多いことから「穿孔性二枚貝」と呼ばれることもあります。自ら岩石等の内部に埋没するように穿孔し、その中で成長します。

横尾の棚田

 日本の棚田百選に選定されています横尾地区は岩美町の南東に位置し、車の通行もほとんどない山間の田舎です。横尾の棚田は比較的傾斜が緩く、晴れた空と緑の山との調和のとれた「くつろぎ」のある田園風景が広がります。

ジオパークに関する取り組み

 ~THIS IS WHAT WE DO FOR GIO-PARK~

5年生が校外でジオ学習

2012年10月24日 15時44分

 10月24日(水)さてさて。しっかり朝・夜は寒くなってきました。体調管理が必要です。

 10月23日(火)に5年生は朝から弁当を持ち、校外学習「岩美南小校区ジオスポット学習」に出かけました。

子どもたちは、事前に学習して、実際に見て聞いて学習しました。

見学先は、岩井温泉・銀山・荒金鉱山及び廃水処理場・供養塔・たきさん温泉です。

現地のみなさんのお話を聞くとともに、ガイドの西尾さん・油浅さんの説明もしっかり聞きました。

岩美町のことをたくさん学ぶことができて、今では自分の住んでいる町について何でも答えられる5年生です。ますます岩美町が大好きになりました。

年生がジオパークを学習

2012年10月16日 15時45

山陰海岸ジオパークは東西110㎞にわたり、鳥取・兵庫・京都にまたがる広大な地域を有しています。今回は、そのなかのお隣、兵庫県新温泉町浜坂を2年生が訪ねました。2年生にはジオパークについて学習することは難しいのではないかと思われましたが、百聞は一見にしかず、2年生なりに世界ジオパークを感じとることができました。

 新温泉町浜坂は海あり、温泉ありで岩美町と共通する点も多く身近に感じ取れる地域です。

 特に、ジオパーク館では谷本館長さんの面白トークに子ども達も引きつけられましたし、岩美のよさも教えていただき、ふるさと岩美の再発見にもつながりました。ますます、岩美が大好きになった2年生でした。

小田川のサケの見学

2010年12月1日 15時48

3年生が小田川の岩常付近でサケの遡上の様子を観察しました。

「サケにはなかなか出逢えないかもしないので、逢えたらラッキー、逢えなかっても 仕方がないかあ位で考えてください。」と事前に言っていましたが、見学地に着いた直後に、サケを発見。

子ども達の目が一気に輝きました。

その後、歩いて見学ポイントに行き、多くのサケと出逢うことができました。

最後の方では、サケの産卵行動と思われる光景も見ることができ、感動いっぱいの1日でした。

祝!世界ジオパーク認定!!

2010年105日 15時49

山陰海岸が無事「世界ジオパーク」に認定されました。

 昨日,本校は参観日の振替休業日であったため,今日ハローボードの横に新聞の号外を貼って告知すると共に,各学級で担任からその話をすると共に,お祝いをしました。