interview
極上の一杯を求めて突き進む
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極上の一杯を求めて突き進む
珈琲焙煎士とは
珈琲焙煎士は、知識や経験をもとに、生の珈琲豆の焙煎を通じて、高品質な味や香りをつくりあげる職人です。
*コーヒーの焙煎:コーヒーの生豆を加熱して炒り、コーヒー豆に独特の風味や香りを引き出す作業。ローストとも呼ばれます。
こういう味のコーヒーを作りたいとイメージをして、そのイメージに合うように何回も試作を重ねて、最終的に自分が納得いく味のコーヒーに仕上げることができる、という点が魅力です。そして自分のコーヒーを飲んでいただいたお客様に「とっても美味しかったですよ」とおっしゃっていただいた時、「ああ、やっていてよかったな。コーヒー焙煎士冥利(みょうり)につきるな」と思います。
自分の好きな事や得意な事は料理作り。
その延長線上に趣味として珈琲焙煎があり、そのスキルを活かそうと考えたからです。
定年後に妻の実家がある鳥取県に夫婦で移住してきました。妻の実家の稼業を継ぐ選択肢もありましたが、残りの人生を主体的に生きようと考え、この地で起業しました。
雑味のない、すっきりした味のコーヒーを作るためには、一般的な焙煎ではなく、コーヒーの生豆についた土ぼこりを水洗いしてから焙煎することが必要です。それにふさわしい水を探したところ、奥大山の水がピッタリだとわかったので、奥大山の麓で仕事をしています。
好きな分野、得意な分野を自分で見つけて、将来はそれを活かせる職業に就くと良いと思います。なぜかというと仕事をしていくと、必ず壁にぶつかります。好きでも得意でもない分野だと、そこで挫折して壁を乗り超えることが難しくなります。でも好きな分野であったり、得意なことであれば、なぜ上手くいかないのか、どうすれば上手くいくのかなって考えることができるのです。寝るのも食事をするのも忘れるぐらいに時間をかけて考えて、結果的にその壁を乗り越えられる。だから好きな分野、得意なことを見つけるといいですよということをお伝えしたいです。
自分の好きな事や得意な事は、自分では気が付いていないのかもしれません。
だから何にでもチャレンジすることが大切です。やってみれば、好きになったり、得意になったりすることがきっとあるはずです。
奥大山の水洗い珈琲合同会社の詳しい情報