interview
郷土の恵みを未来へ
interview
郷土の恵みを未来へ
梅乃井
鳥取市元魚町1丁目215
創業79年。ふっくらとセイロで蒸し上げ炭火で焼いたうなぎと、鳥取の豊かな食材を使った会席料理を提供するお店。
鳥取市内で梅乃井という料理屋を営んでいます。
創業79年。ふっくらとセイロで蒸したうなぎと、鳥取県内の豊かな食材で郷土の恩恵を感じていただけるような会席料理をご提供しています。
私で4 代目ですが、地元鳥取で10 年修行して、関西でさらに10 年修行していた時に、様々なご縁が重なり受け継がせて頂きました。
どんな料理を作りたいのか、何を料理で伝えていきたいのか真剣に考えた時に、ふるさと鳥取の食材と生産者の方々の素晴らしい強い思いに純粋に感動して、その思いをのせて「郷恩料理」という地元の食材に特化した懐石を新しく作りました。
地元の食材を使用した料理研究会を仲間や生産者の方々と新しく立ち上げ、季節の旬ごとに研鑽会(けんさんかい)を行い、また鳥取の食材で地域を盛り上げる食のイベントにも皆で参加しています。
また、鳥取らしさ、地域らしさを示すものとして、守り、課題に向き合い、創造していくことに力を入れています。
皆さんも年月が経ち、振り返った時に感じると思いますが、短い縁、長い縁、いろいろあり、日頃の行いは自然と未来まで続いていきます。
まずできることは、当たり前ではないふるさとの日々、家族や友人、まわりの方に、心の中でもいいので今よりも少し感謝の気持ちを持つこと。そして、自ら動いて過ごしてみてください。
これからの新しい出会いや経験、皆さんが楽しくご活躍される未来を、私は食を通して心から応援しています。どうか頑張ってください。