国際コミュニケーション学部の学生の皆さんへ
2020年4月28日 国際コミュニケーション学部長 水島 和則
前期の授業が遠隔授業として実施されることになり、皆さんは失望と不安のなかにいるかもしれません。特に新入生の皆さんは、大学生活のスタートからキャンパス生活を送ることができず、深く落胆されていると思います。
しかしながらぜひ目下の状況を、未来への扉が開かれた、またとないチャンスと考えてほしいのです。今回のコロナ感染危機を境に、学校や企業のあり方は大きく変化していくでしょう。これから、5Gなどの通信技術が普及し、企業ではテレワークや、学校ではリモートの授業がどんどん広がっていくでしょう。その意味では、今の状況を乗り越えて新しい世界に適応する力を身につけることこそが、みなさんにとって今の「学び」に他ならないのです。たとえば同時双方向通信のツールは、世界の誰とでもつながる可能性を秘めた、たとえてみればドラえもんの「どこでもドア」です。みなさんは、そうした道具を使いこなす好機を手にしているのです。
今は日本全体、いや世界全体がこの新しい環境に適応できるかを試されています。われわれ教員の方にとってもそれは同じです。これからの半年を共にかけがえのない時間として過ごしましょう。学生と教師とで一致団結して今の試練を乗り切っていきましょう。
不安なこと、困っていることがあれば、『履修の手引き』に記載された専任教員のメールアドレス、もしくは学部事務室のメールアドレス:kokujim@ml.sugiyama-u.ac.jp)まで気軽にご連絡ください。皆さんの声を待っています。
最後になりますが、ご自宅でも健康にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
©椙山女学園大学 国際コミュニケーション学部